手持ちヘッドホンの音の良さを再認識

私の関心の対象はいろいろに変化します。今最も関心を持つのは、音楽を楽しむための環境です。

きっかけは、YouTubeで次の動画を見たことです。

ヘッドフォン&アンプの購入ガイド!クラシック音楽をより楽しむためのオーディオ機材は?!AKG702、SennheiserHD599、Audiotechnica、Fiio BTR17他

本動画の配信者は、オペラ歌手の車田和寿氏です。いつもは音楽の話題を取りあげるところ、今回は珍しく(?)、車田氏が実際に使われているヘッドホンとヘッドホンアンプを紹介する動画です。

動画を見るうち、ヘッドホンで音楽を楽しみたい気分になりました。

私は昔から音楽を聴くのを楽しみにしています。しかし、私は音質に強いこだわりを持つわけではありません。

音楽に限らず何でも同じようなものです。たとえば食べ物にしても、特別美味しいものを食べたいと思わないたちです。それだから、どんなものを食べても、それなりに美味しく食べられてしまいます。

こんな私ですから、たとえば音楽を聴くときも、特別良い音で聴きたいという欲求は強くなく、どんな音で聴こえていても、それなりに楽しめます。

良い音を求める人は、ひとつのヘッドホンを選ぶにしても、いくつも聴き比べ、最終的に、自分が理想とするヘッドホンに近いものを手に入れたりするのでしょう。

私が日常的に使っているヘッドホンは、城下工業という、あまり聞き慣れないかもしれないメーカーの“SOUND WARRIOR SW-HP10s”というモデルです。

手に入れたのは何年も前です。このヘッドホンを選んだのは、まず値段が手頃であったことです。そして、知る人ぞ知るといったモデルで、それを実際に使った人の評価が高いことでした。

これはモニタヘッドホンで、聴こえてくる音は色づけされておらず、素に近い音を聴かせてくれるとされています。また、装着感が心地よく、長い時間つけていても負担になりません。

本ヘッドホンは昔ながらの有線式ですので、音楽を再生するデバイスのヘッドホンジャックにプラグを挿して使います。

今は、ネットの音楽配信サービスで音楽を楽しむ人が多いと思います。私もそれを利用します。今は、Amazon Music Unlimitedと有料サービスが3カ月間無料で使える権利を得たため、それで音楽を楽しみます。

そのほかの音楽再生デバイスとしては、AppleiPod classicを使います。このデバイスには専用のイヤホンが付属しています。しかし、そのイヤホンで聴くと、迫力のようなものを感じません。

それで、私が日常的に使う城下工業のヘッドホンで聴いたりします。

そんな私が昨日、ふと思い立ち、昔に手に入れたものの、あまり使っていなかったヘッドホンがあったのを思い出し、使い始めました。

それは、JBLの”EVEREST ELITE 300”というモデルです。

JBLといいますと、昔はスピーカーのメーカーというイメージでした。私もJBLのスピーカーには憧れましたが、手に入れることはありませんでした。

そのJBLはその後、ハーマン・インターナショナルに買収され、今はサムスン電子傘下のブランドであるようです。

JBLのヘッドホンは、今から9年前の2016年に、私の記憶では、Amazonのキャンペーンか何かで当選し、無料で手に入れたのだと思います。

それが届いたあと、それを紹介する動画を作り、YouTubeで配信しました。その後、YouTubeの私のチャンネルを一時閉鎖するようなことをしたとき、チャンネルにあったその動画も削除しました。

2016年作成の動画を下に埋め込みます。なお、ファイルサイズを小さくするため、動画圧縮のプロで、基は950MBだったファイルを91.1MBまで圧縮しました。

インディの鞭のモノ語り JBL EVEREST300

ほとんど使わない状態にあったそのヘッドホンを、昨日、ほんのきまぐれから使ってみました。そして、音に特別なこだわりのない私ではありますが、結構良い音で聴こえるように感じました。

私がこのヘッドホンをあまり使わなくなったのは、耳に取り付けたとき、強く圧迫されるように感じたことです。

ヘッドホンの作りとしては、城下工業のヘッドホンが耳を包み込むような構造であるのに対し、JBLのヘッドホンは、耳を両サイドから強く押さえつけるような構造です。

私は昨日、このヘッドホンとiPod classicでアート・ブレイキー19191990)がリーダーをしたザ・ジャズ・メッセンジャーズの代表曲、”Moanin’”1958)を聴きました。

「モーニン」と聞くと、朝のモーニングをイメージしてしまうかもしれません。本曲は朝の爽やかさを音楽にした”Morning”ではありません。

”Moaning”は、「うめき声をあげる」「不平をいう」といった意味で、当時、米国の黒人が置かれた環境を表すのに用いられます。

作曲はボビー・ティモンズ1935~ 1974)です。ティモンズは、1974年に38歳の若さで亡くなっているのですね。

そのティモンズがピアノで、あの有名な節回しを奏でています。ほかの傘下ミュージシャンは、トランペットリー・モーガン1938~ 1972)、テナー・サクスホンベニー・ゴルソン19292024)です。

モーガンの享年が33であるのに対し、ゴルソンは昨年まで長生きし、享年は95です。

Art Blakey & the Jazz Messengers – Moanin’

この楽曲をJBLのヘッドホンで聴き、とても厚みがある演奏に感じました。トランペットとピアノの高音も、聴覚を必要以上に刺激しません。

目を閉じて耳を澄ませていると、それなりのスピーカーで聴いているような錯覚を持ちます。

同じ条件で聴いても、基の音源の録音状態により、聴こえかたは違ってきます。ですから、どの音楽にも同じような魅力を感じさせてくれるかは、実際に聴いてみないとわかりません。

これで、もしも、車田氏がおっしゃるように、プレーヤーとヘッドホンの間にヘッドホンアンプを挟んだら、聴こえてくる音楽に格段の差が生じるのでしょうか。

ヘッドホンアンプに興味を持ちましたので、近いうちに、安価なヘッドホンアンプを手に入れるかもしれません。

もしもそれを手に入れることがあれば、本コーナーでまた紹介することになるでしょう。