今回は、前回の続きのようなことを書きますますが、結論は前回と異なる内容になります。
昨日は予報があたり、関東南部の当地も朝から日が暮れるまで快晴で、陽が照り続けました。女性のポートレイトを撮影するのには、逆光や反逆光を使わなければならないなど難しい天候といえますが、それ以外であれば、快適な撮影条件です。
私の撮影対象は昔から変わらず、身の周りの何でもないものばかりです。昨日の夕方近い時間もカメラを持って庭に出、ひとしきりシャッターを切る時間を持ちました。
前回の更新では、このところ使うことがなかった「AEロック」を使ってみたところ、かなり使えそうなことがわかったと書きました。
そのことは否定しませんが、それを書いたばかりの私は、しばらく休憩していた露出モードに戻ってしまいました。
結局のところ、どんな露出モードが自分に合うかはその人次第です。趣味で写真を撮る人は、それが趣味なのですから、本人が納得する方法で写真を撮ればいいだけの話になります。
私はまた、露出を決定する三要素であるISO感度、シャッター速度、F値をすべてマニュアルで設定するマニュアル露出に戻りました。理由は、これが最もシンプルで、自分が望む露出が手軽に、かつ確実に得られる露出モードであるからです。
この「転向」をもたらしたのは、YouTubeで次の動画を見たことです。
プロの写真家、橘田龍馬氏の動画は本サイトで過去に紹介しています。橘田氏は、マニュアル露出派で、本動画でも、最も簡単で確実に露出をコントロールできると話されています。
前回の投稿でAEロックについて書きました。それにふさわし動画がないか検索し、その検索結果に、橘田氏がAEロックを否定する本動画が含まれていました。
それを見たことで、再び、マニュアル露出に戻ったのですから、皮肉なものですね。
露出を決定する三要素をすべてマニュアルで設定するというと、これを使ったことがない人には、「難しそうだから自分には無理」と思われてしまうかもしれません。
実際にやってみれば、マニュアル露出ほど便利で確実な露出設定方法はありません。
私が今使うカメラは、キヤノンのミラーレス一眼カメラのEOS RPです。昨日はそれに、RF28mm F2.8 STMという焦点距離が28ミリの単焦点レンズをつけて撮影しました。

露出の決め方はシンプルです。自分が希望するF値とシャッター速度にしたら、その組み合わせで適正露出が得られるISO感度にするだけです。簡単そうでしょ? 実際、これ以上簡単な露出決定方法はありません。
私はISO感度の設定を、キヤノンのRFシリーズで使えるコントロールリングに割り当てています。
キヤノンの純正レンズには、コントロールリングが搭載されています。このリングには、いくつかの機能が設定できます。それにISO感度設定を設定しておけば、リングを廻すことでISO感度を操れます。
あとは、ミラーレス一眼カメラの電子ビューファインダー(EVF)を見ながら、自分が望む明るさになるように、コントロールリングを前後に回転させるだけです。
このように、私がマニュアル露出を使うときは、ISO感度も必ずマニュアルである必要があります。ISO感度オートにしてしまったら、結局は露出補正する必要が生じ、何のためにマニュアル露出を使うのかわからなくなるからです。
マニュアル露出を使ったことがない人がいたら、一度、試してみることをお勧めします。実際に使ってみて、それが自分に合っていそうなことに気がついたら、マニュアル露出の虜(とりこ)になられることでしょう。
その際、ファインダーの重要性にも気がつかれるだろうと思います。
