私でも写せます

GoogleのAI Geminiを動画生成AIプラットフォームのFLOWで使い、次の動画を生成しました。

私でも写せます

私が昔、8ミリ映画を趣味にしたことは、本コーナーで何度か書いています。その当時、私が使った8ミリカメラのひとつが、富士フイルムの「フジカシングル8 Z450」です。

今も手元にありますが、外観ははげたところがあるなど、ボロボロの状態です。

フジカシングル8 Z450
私のオンボロ8mmカメラ フジカシングル8 Z450

この、ボロボロのZ450を女性が手にする動画を作ってみようと思いつき、今朝、作りました。

生成AIは、こちらの注文どおりの画像や動画を生成してくれる、と考えるでしょう。生成してくれます、が、常にこちらの注文どおりになるとは限りません。

むしろ、ならないことが多いです。

私はまず、女性が、公園のようなところで、Z450を持つ画像を生成しました。そのために、Z450の両面などを撮影した画像を4枚アップロードしました。

AIにZ450の形状をよく理解してもらった上で、女性がZ450を手に持つような画像の生成を頼みました。

その際、私が持つボロボロのZ450を、綺麗な状態にしてもらうようお願いしました。

どちらの手でグリップを握るかや、左手はどうするかなど、細々とプロンプトに書き、ようやく、画像ができあがりました。

その画像を基にして、動画を生成しました。動画の生成は、画像以上に、プロンプトを丁寧に書かないと、こちらの思い通りの動画にはなりません。

本当は、Z450で撮影する様子を依頼しました。しかし、なぜか、顔のあたりまで上げる途中で、Z450が、スチルカメラに「変身」してしまいました。

NGとした動画を下に埋め込みます。

私でも写せます(NGバージョン)

どうやら、生成AIは優秀なようで、8ミリカメラをどのように構えるのか、理解できていないようです。

8ミリカメラを構える方法を、丁寧に説明し、画像を生成してみました。その上で、動画にしてみましたが、まだ、構え方がヘンです。

文章で説明するのではなく、実際にZ450を構えたところを写真に撮り、「これと同じ構え方をして」と指示すると、正確な構え方をしてくれるのかもしれません。

しかも、8ミリカメラで撮影するというのに、スチルカメラで写真を撮るように、「カシャリ」と効果音を入れてしまいます。

私でも写せます(カメラを構える)

仕方がないので、撮影する様子の動画は諦め、カメラを下に下ろすだけの動画にしました。今回使っている動画がそれです。

この動画にしても、カメラを下に下ろす過程で、またしても、スチルカメラに姿を変えています。仕方がないので、「変身」する直前で動画を終わらせています。

1カットだけでは短いので、動画編集ソフトのDavinci Resolve Studioで、メディアを6個に増やしています。

6個目のメディアが終わる寸前に、「私でも写せます」の声をかぶせました。この声もAIで生成しました。「私でも写せます」とテキストを書き、それをAIで作られた女性の声で生成したものです。

その昔、8ミリカメラのテレビコマーシャルに、「私にも写せます」というのがありました。そのパロディです。

【昭和CM・1965年】フジカシングル-8「私にも写せますゥ!」

プロンプトの描き方をもっと心得れば、もう少し長めの動画が作れるようになるでしょう。

一旦更新を終えたあと、別のバージョンの動画を作りました。

私でも写せます(話すバージョン)

最初の、1カットだけの動画に、「彼女」がカメラに向かって話すカットを生成し、編集でつなげました。

本動画のためのカットも、一度ではできませんでした。

私は日本語でプロンプトを書いています。私は、彼女に「私でも写せます」というようプロンプトに書きました。すると、彼女が歌うような動画が生成されました。

そこで、「私でも写せます」の部分だけを、”watashi demo utsusemasu”とローマ字で書いてみました。

「私でも写せます」のあとには、何かしゃべるように書きませんでしたが、何かしゃべっていますね。私にはそれがよく聴き取れません。

ともあれ、AIが何かしゃべる言葉を生成し、「彼女」にしゃべらせているのでしょう。

私が生成した女性が、こんなふうに、私が昔に使ったZ450を持ち、そのあと、カメラに向かって話す様子を見ていると、不思議な気持ちになります。