「リベラル」の対義語は何だと考えますか?
私がこんなことを考えるきっかけとなったのは、昨日の朝日新聞3面にあった記事です。その記事では、米国のワーナーブラザース・ディスカバリーの買収を巡って起きている出来事を伝えています。
ワーナーの買収は、動画配信のネットフリックスが買収することで話がまとまりかけていました。そこへパラマウント・スカイダイスが名乗りを上げたことで、先行きが見えにくくなっています。
私はその出来事そのものよりも、記事の締めくくりである次の記述が気になりました。
ネットフリックスや、ワーナー傘下のCNNはリベラル色が強い。争奪戦は、トランプ氏の思惑に左右されかねない情勢だ。
これを読んで私が感じたことは、「朝日はリベラルの意味を取り違えているのでは?」ということです。そこで、ネットで「リベラルの反対は?」を検索しました。
私が使うウェブブラウザのGoogle Chromeに搭載されているAIは、次のような回答をしてくれました。
「リベラル」の対義語は文脈によって異なりますが、一般的には**保守(ほしゅ)と対比されることが多いです。ただし、本来の「リベラル(自由主義)」の対義語は権威主義(けんいしゅぎ)、全体主義(ぜんたいしゅぎ)、利己主義(りこしゅぎ)などで、「保守」は対義語ではなく、むしろ革新(かくしん)や急進(きゅうしん)**が対義語とされますが、日本では政治的立場で「保守 vs リベラル」という構図が定着しています。
ChromeのAI回答は、少し前に私が検索した「インフルエンザ 脳症 解熱剤」の回答が、短時間で変わったのを確認したことがあるので、「リベラルの反対は」の回答も、現時点ではこう回答される、としかいえないかもしれません。
私は「リベラル」の対義語は「全体主義」ではないかと考えました。
「リベラル」が「自由主義」のことであれば、記事にある「ワーナー傘下のCNNはリベラル色が強い」は、「ワーナー傘下のCNNは全体主義色が強い」と書くのが正しいと私は考えます。
私がいいたいことの意味はわかってもらえるでしょうか?
かつて通用した「リベラル」と「全体主義」が、ドナルド・トランプ氏(1946~)が登場したあたりから逆転しているのです。
トランプ氏が米大統領になる前、YouTubeは、トランプ氏のYouTubeアカウントを凍結しました。トランプ氏が米大統領に返り咲いたことで、YouTubeを傘下に持つアルファベットは、ジョー・バイデン(1942~)政権によって、トランプ氏のYouTubeアカウントを凍結するよう圧力を受けたことを認めています。
アルファベットはその措置が誤りであったことを認め、トランプ氏のアカウントの凍結を解き、トランプ氏への賠償金の支払いに応じています。
バイデン氏の米民主党はリベラル政党と見なされています。リベラルは自由主義の意味です。その民主党政権下では、トランプ氏が持つ発言の自由を奪っています。
同じようなことはほかのプラットフォームでも行われました。ツイッターでも同様のことがされていることに危機感を持ったイーロン・マスク氏(1971~)が、ツイッターを買収し、現在の自由にものがいえるXへと刷新しました。
マスク氏が危惧したのは、ネットの言論空間が、一方の考えを持つ勢力によって、「言論統制」されていることです。
これが目に見えて始まったのは新コロ騒動が「起こされて」からです。あの騒動は、インチキなPCR検査を悪用した茶番です。その茶番のおかしさをYouTubeなどのプラットフォームで指摘すると、この茶番を企んだ勢力により、徹底的な「言論統制」がされました。
トランプ氏は、2020年に行われた米大統領選挙で、投票用紙を不正に操作され、本来は米大統領選挙に当選していたのに、バイデン候補が当選にしたことにされたことに異議を唱えています。
その考えに賛同する人が、ネットの言論空間には多数おり、それぞれの人がそれぞれの方法で、そのことのおかしさを訴えていました。
トランプ氏に米大統領に再選されては困る勢力は、そのような声を、ネット上で発信する自由を奪ったのです。
このようなことが、自由主義とされているバイデン政権下で行われています。
私はバイデン政権氏の米民主党の判断でそのようなことが行われたとは考えていません。このいい方は難しいのですが、国家の上にある勢力が、米民主党を傘下に置く形で実施したのだと考えています。
今の欧州連合(EU)にも米国と同じような構図があります。EUの主要国は大量の移民流入を許したことで、国内が大混乱しています。これも、EU各国が独自の判断でしていることではありません。
EUの上に立つ勢力が、それぞれの国のトップに自分たちのいうこと無条件に聞く操り人形をつけ、表向きは、その国が独自の判断で移民を受け入れているように見せています。
しかし、EUの主要国で同時期に同じように大量の移民が流入するのは不自然です。国の上にある力によって、それが引きおこされていると考えるのが自然です。
そのことに反対する政党が、EUの各国に登場しています。マスメディアはそれらの政党を「極右」と決めつけ、否定的に報じます。
マスメディアによって「極右」とされている政治勢力こそが、「リベラル=自由主義」の政党といえます。そして、今のEUの政権与党が「全体主義」政党です。
Google ChromeのAIに「全体主義」を尋ねると、次のように回答してくれます。
全体主義(ぜんたいしゅぎ)とは、個人の自由や権利よりも国家や集団の利益を絶対的に優先し、すべてのものを国家の統制下に置こうとする思想や政治体制です。一党独裁、言論弾圧、恐怖政治、経済統制などを特徴とし、**ファシズム(イタリア)、ナチズム(ドイツ)、スターリニズム(ソ連)**などで見られました。個人主義の対義語であり、民主主義とは対極にある考え方です。
いかがですか? バイデン政権下の米民主党がやったことと今のEUがやっていることは「全体主義」そのもののように感じられるのではありませんか?
朝日が記事で書く「CNNはリベラル色が強い」を「CNNは全体主義色が強い」と書き直すことを勧めるのはそのような理由からです。
私はCNNの報道には接しないようにしていますが、トランプ氏にはことごとく反対の立場ではないですか?
トランプ氏は、米国民に自由の権利を取り戻そうとしているのです。どうしてそのことが理解できないのでしょう?
日本のマスメディアも、トランプ氏には敵対的です。今回の朝日の記事がそうであるように、トランプ氏が考えたり、することには反対の立場です。
自由を標榜するトランプ氏に刃向かう朝日は全体主義に与(くみ)しているといわざるを得ません。
「リベラル」と「全体主義」の意味を、現状に照らし合わせて、今一度捉え直してみませんか?
