私は、昔から同じようなことに興味を持ち続けています。そのひとつに音声への興味があります。昔はテープレコーダーを使い、音を録音しました。
今はデジタル機器に移行しています。私が使うレコーダーが、ZOOMのハンディレコーダー H1 XlRであることは、毎度書くとおりです。

どんなものでも、ある人がある製品を選ぶときは、自分の用途に合うものから選びます。その際、得てして起こることは、自分の用途では明らかにオーバースペックだと思われても、敢えて購入する人がいることです。
私が興味を持つ対象では、カメラ選びにその傾向が見られます。
YouTubeで撮影機材をレビューする動画を見ると、写真や動画の撮影を仕事にする人向けに作られたカメラを、普通の人が、自分の趣味のために購入する例が見られます。
当人がそれを欲しいと思って購入するのですから、他人がとやかくいうことではありません。しかし、プロでも持て余すようなカメラを個人が趣味で購入するのが、私には無駄に感じられます。
ZOOMには、さまざまな用途に合わせたレコーダーがラインナップされています。その中で私が欲しいと思ったのは、XLRタイプコネクタがついたマイクを使えるレコーダーです。
私は、昔に購入したMXLのV67というコンデンサーマイクを持っています。

そのコネクタがXLRなのです。そのマイクを使って、ZOOMの32bit floatで録音してみたいと考えていました。
そんなところへ、H1 XLRが登場したので、迷わずに購入しました。
ZOOMには、XLRタイプコネクタに対応するレコーダーがほかにいくつもあります。その中からどうしてH1 XLRにしたかといえば、私の用途にもっとも敵(かな)うと考えたからです。
XLRタイプコネクタを搭載するレコーダーは、それを使う人が仕事で録音をする人が多いため、いくつものマイクが接続でき、レコーダーでミキシングができるようになっているものが多いです。
私は自分が持っているXLRタイプコネクタのマイクがV67をひとつ使うだけなので、多数のマイクを接続してミキシングできるレコーダーを買っても、そのように使うことはないため、宝の持ち腐れになると考えました。
もっとも、私が選んだH1 XLRもXLRタイプコネクタがふたつついているので、同時に二本のまマイクまでなら使えます。
二本のマイクをモノラルとして使い、ステレオ録音もできます。
いくつものマイク端子やライン入力を持つレコーダーには、高性能なマイクがついているものがあります。そのレコーダーだけで録音ができます。
しかしこれも、私の希望が、昔に買って持っているV67というマイクを使うことにあるので、レコーダーにマイクがついている必要はないと考えました。
このような理由でH1 XLRを購入しました。私は本レコーダーをとても気に入り、毎日使っています。
私が毎日レコーダーを使うのは、昔から自分の声を録音するのが好きだからです。今は、本コーナーを更新すると、冒頭部分を音訳し、その声を収録しています。
そんなことをしても誰のためにもなりません。趣味としてそんなことをしているのです。
ここまで書いた理由で、H1 XLRを手に入れてからは、それにV67を接続し、自分の声を録ることを楽しんでいました。
私がマイク選びに迷い始めたのは今年の9月半ばです。その頃、YouTubeで、「声を録るならペンシルマイク」であることを解説する動画を見ました。
それを見たことで、ペンシルマイクで録れる声に興味を持つようになりました。そして、手頃な価格で手に入るマイクを見つけ、購入して、使い始めました。
このような経緯で、私が使用するマイクが長年使ったV67からペンシルコンデンサーマイクのCM11へと移りました。
このマイクをしばらく使ったあと、今度は、ダイナミックマイクが良さそうだと考え始め、14年前に購入して持っているXM8500というマイクを使い始めました。
そのあとは、そのときどきで考えが変わり、CM11とXM8500を入れ換えることを何度か繰り返しました。
こんなマイク選びの「混乱」が一段落しそうです。最終的には、本来の私のマイクで、H1 XLR導入の基となったV67に落ち着きそうな気配だからです。
CM11とXM8500は手に持って使うハンドマイクとして使いました。V67は手で持って使うわけにはいきません。マイクスタンドに設置して使います。
3カ月ぶりぐらいにV67を使い、それで録った音を聴いたとき、やっぱりV67で収録した自分の声が一番好きだと感じました。この3カ月間は、V67というマイクがありながら、ほかのマイクに気を移していたということになりそうです。
V67で録った音を下に埋め込みます。
本音声ファイルは、32bit floatで録音したので、私が使う音声編集ソフト SteinbargのWeveLab Element 12で音量を適正にしています。音質編集などはしていません。録ったままの音質です。
第三者がこの音を聴いて良い音と感じてくれるかどうかはわかりません。本人はこの音を気に入っています。趣味ですから、当人が気に入れば、問題はありません。
