私はほぼ毎日、庭に出て写真を撮っています。昨日の午後も、庭でわが家の愛猫や、庭にある木、地面の野草などを撮りました。
昨日使ったレンズは、フィルム一眼レフカメラを使っていたときに手に入れたヤシカ・コンタックス用カール・ツァイス、プラナー50mm F1.4です。

これが私の一番のお気に入りレンズです。デジタルカメラに移ってからも、レンズ交換式カメラで、本レンズが使えれば、そのカメラのマウントに変更するアダプタをそのたびに買い、本レンズを使ってきました。
今の私のカメラは、キヤノンのミラーレス一眼カメラ、EOS RPです。RPでもプラナー50ミリは「現役」です。

オールドレンズですから、フォーカスは、自分で合わせるマニュアルフォーカスです。
本レンズを使うときの露出は、3要素のISO感度、F値、シャッター速度を任意で設定するマニュアル露出になります。
ゆっくりした撮影であれば、これらが手動であってもいいのですが、愛猫を撮るときなどは、もっと手軽に撮りたい気持ちになります。昨日も、撮っているときにそんな気持ちが強くなりました。
キヤノンのRFシリーズには、おそらくはほかのメーカーにはない(?)であろう露出モードの「Fvモード」があります。
FはフレキシブルAEの意味で、露出決定の3要素が、オートと任意から、選べるようにできています。
露出補正は、3要素のどれかひとつをオートにすると使えます。
今年の5月、このFvモードを使うことで、オールドレンズのプラナー50ミリが便利に使えるのではないかと考え、キヤノン純正で、コントロールリングが搭載された、キヤノンのEFマウントをRFマウントへ変換するアダプタを購入しました。
その結果については、それを初めて使った直後、本コーナーで書きました。
期待は裏切られ、マウントアダプタのコントロールリングが、オールドレンズにはまったく反応しませんでした。
プラナー50ミリを使うのに昨日使ったのは、キヤノンのコントロールリング付きマウントアダプタではなく、それ以前に買って持っていたK&F Conceptというメーカー製のマウントアダプタです。
そのアダプタは、どこかの部品メーカー製で、プラナーのヤシカマウントから直接キヤノンRFマウントに変換するものです。
それを使い、はじめはマニュアル露出で撮影していました。そして、ふと、Fvモードで使えないかと思いつき、試しました。
F値はプラナー50ミリの絞りリングで直接設定します。それ以外のISO感度とシャッター速度をオートにし、最終的な明度を露出補正で補正するやり方です。
昨日の午後も陽が照りつけていたため、減光効果が4段あるND16のNDフィルターを使いました。
これで、問題なく撮影できたので嬉しくなりました。
気を遣うのはフォーカスと露出補正だけです。
意外に感じたこともあります。
私はフィルムの時代から焦点距離50ミリが好きです。しかし、昨日は、その焦点距離が狭く感じたことです。
愛猫を撮るのにはいいのですが、それ以外の、ちょっとした景色を撮るとき、それを感じました。
最近は、RFマウント用レンズとして唯一持っている28ミリの単焦点レンズを使うことが多いです。その焦点距離に慣れたため、50ミリのレンズが狭苦しく感じたのだと思います。
50ミリのレンズに目が慣れれば、今度は28ミリが広く感じることになるでしょう。
本更新を書き終えたあと、過去にも同じ事を試し、その結果を本コーナーに書いたことがあったことを思いだしました。確認すると、たしかにそれがありました。
そのとき自分が書いた記述を読むと、室内で撮る分には問題ないものの、晴れた日中に屋外で撮ると、撮ったときには適正だと思った露出が、1段から2段ぐらいオーバーになるので使えない、と結論づけています。
すでに書いたように、昨日の午後、晴れた状態で撮りましたが、適正露出となっています。前回更新したときと昨日の午後で違う点があるとすれば、ND16のフィルターをつけていたことです。
それをつけずに晴れた屋外で撮り、適正露出になるか、試してみることにしましょう。
前回と同じ結果であれば、本更新で書いたことは、つかの間の喜びとなります。
