ポワロシリーズの映像表現に変化?

私にはいろいろなことが習慣化する傾向があります。テレビで見る番組にしても、決まった番組ができると、それを繰り返して見ることをします。

テレビドラマにもその習慣があり、今は、英国で製作された『名探偵ポワロ』『シャーロック・ホームズの冒険』のテレビシーズを、放送があるときは録画して見ることをしています。

『名探偵ポワロ』は毎週水曜日の午後9時から、NHK BSプレミアムで放送中です。今週の水曜日(9日)は、特別の編成が組まれたため、ポワロの放送は休みでした。

このポワロシリーズで気がついたことがあるのでここに書き留めておきます。

本シリーズは全部で第70話まであり、先週は第59話が放送され、残り11話となりました。

私が気がついたことは映像の表現です。第57話までと、第58話以降とで、映像の表現に違いがあるように感じるのです。

こんなことを感じるのは、私が今、ミラーレス一眼カメラ(ミラーレス)を使ってLog撮影し、そのあとに、カレーグレーディング(カラグレ)の真似ごとをしているせいかもしれません。

第58話は『マギンティ夫人は死んだ』で、英国での初回放送は2008年9月14日です。第58話から第61話までの4話は第11シリーズにあたり、英国では第60話までの3話は、毎週続けて放送され、61話だけは、2009年の12月25日に放送されています。

第58話の『マギンティ夫人は死んだ』と第59話の『鳩の中の猫』を見ていて、映像の中で明るい部分にハレーション効果を加味しているように感じました。

暗い部屋の中に登場人物がいて、窓から明るい光が射し込むような場面は、それが一層よくわかります。

Agatha Christie’s Poirot S11E01 – Mrs McGinty’s Dead [FULL EPISODE]

それはまるで、Blackmagic Designの動画編集ソフトDaVinci Resolve Studioでグローの効果を加えた映像のようです。グローを適用すると、明るい部分の光が拡散するように見えます。

これが英国で放送されたのが2008年です。もしかしたら、映像をデジタルで加工するようなことも始まっていた(?)かもしれない、と考えました。

撮影に使った機材が何であったか、私にはわかりません。テレビドラマの制作現場にもデジタル化の波が押し寄せ、それまでのフィルムからデジタルへの移行が進んでいます。

もしも、この頃のポワロシリーズの撮影で使うカメラがフィルからデジタルに替わっていたとしたら、デジタルで撮影した映像を、編集の段階で、フィルムの映像に近づける工夫をしたかもしれない、と私は勝手に想像してみました。

そう思って録画した映像を見ると、ますますそんな風に見えてきます。

本当のところはわかりません。これは私の単なる空想であるかもしれません。

最近の本コーナーで書いたように、私は今、デジタルの映像をフィルムで撮影した映像に見える工夫をしています。

それが、自分でもできそうに感じ始めました。

第三者の眼で見たら子供だましに見えるだけかもしれません。それでも、自分では、なかなかいい感じではないか、と自画自賛したりしています。

来週の水曜日(16日)には、一週休んだポワロが放送されます。次に放送されるのは第60話の『第三の女』です。引き続き、ハレーションを活かした映像でしょうか。

そのあたりにも注意しながら、愉しむことにしましょう。