今の時代、「茶坊主」といわれて喜ぶ人はいません。本来の意味から外れ、今は、侮蔑的に用いられるからです。
現代にも茶坊主が社会のいたるところにいます。人の目につくところでは、テレビ番組に徴用される有名人の多くがそれにあたります。
マスメディアというのは、表向きは権力を監視する振りをします。しかし、裏では権力に媚びて、民衆を操る役目を担っています。
先の大戦では、大本営発表を当時の新聞とラジオが報じました。始まる前から日本がこの戦争に勝てる見込みはありませんでした。しかし、当時のマスメディアは、負けていても勝っていると報じ続けました。
少しでもそれを疑うようなことをいう人には、「非国民」のレッテルを貼りました。昔も今も、同じような構造であることに気付いてください。
戦争は、戦地で戦う人間を必要とします。マスメディアはその人員を戦地へ送り続ることに協力し、多くの人を死に至らしめました。それでいて、戦後になると、平和がどうのこうのとの賜っているのですから呆れるよりほかありません。
こんなマスメディアに登場することを仕事にする人間は、権力の茶坊主になるよりほか、生きていく道はありません。
