京都ブランドのデオドラント化 本日の朝日新聞に、京都の街に愛憎を併せ持つ(?)井上章一氏(1955~)に語ってもらった「やっぱり『京都ぎらい』」が載っており、興味深く読みました。 副題は「観光地化とともに消えた性的におい」です。この副題について書かれた部分に、私は強くひかれました。 人が持つ五感で性的なものに直結するのは「におい」ではないか、と私は考えます。 前々回の本コーナーは、松本清張(1909~1992)の『喪失の儀礼』(1972)について書き、そこでも、人間の感覚を刺激せずにはおかない「におい」に触れました。 ゆっくり殺される恐怖 続きを読む 京都ブランドのデオドラント化