今回は、あることを試みて、下の動画を、Googleの生成AI Geminiを使い、FLOWで生成しました。
見てわかるように、白黒の映像で、映っているのも、昔の情景であることがわかります。
生成AIで作られた動画は、最新の技術を使って作られることも関係し、現代的で、明るく、激しい動きのものが多く見られます。
私は、それとは逆に、静かな世界を描きたいと考えました。
そのとき、あるアイデアが浮かびました。
現在、私が読んでいる小説に出てくる一場面を、プロンプトにして読み込ませたら、どんな映像が生成されるだろう、と。その小説を書いた小説家と、作品名は、今のところは伏せておきます。
このカットでは、それが山の中腹であることがわかります。向こうには、山並みと水の流れが見えます。
手前に男性が三人、そして、山道を少し下ったところに、ひとりの男性の姿があります。これらの男性について、小説のその場面では書かれていません。
AIが勝手に生成した男たちの姿です。
その画像を動画にしました。私は三人の男が、山の向こうをしばらく眺める様子の動画が生成されると考えていました。しかし、私の想像と違い、三人が山道を下る動画が生成されました。
私はこの続きで、三人が道を下っていく様子の動画を生成してもらうつもりでした。しかし、AIは私の意図とは違いました。
もうひとりの男が前の男たちを追うように、画面に現れました。そして、先を歩いていたはずの三人のうちの一人が坂道を登ってこちらに向かって歩き出し、新たに現れた男に声を掛けました。それが英語です。
使えないカットが生成されたので、今回はこの1カットだけに留めました。
動画に映る山並みと水の流れが、小説に書かれた場所をそのまま現しているかどうか、私にはわかりません。日本の古い時代であることはわかります。
今回は、ほんの思いつきで作った動画です。しかし、こんなふうにAIを使うと、自分が読んでいる小説を、自分だけに、映像化することが出来、作品世界を理解するのに役立つように感じます。
