トランプ大統領が戦争屋?

YouTubeには、内外の政治周辺を扱うチャンネルが一定数あります。あなたがその類のチャンネル動画をどの程度見ているかはわかりません。

私はそれなりに見ます。しかし、用心して見ないと、事実とは違う方向へ誘導されかねない危険性を感じます。

昨日だったかおとといだったか、下に埋め込んだ動画を見ました。

【石田和靖× 石濱哲信】全ての日本人は見てください…このままでは日本がとんでもない事になります

これはおそらく、基の動画を第三者が切り貼りした、いわゆる「切り抜き動画」というのでしょう。

私は「とうとう本性…現しました」「売国政治家を許すな」というタイトルと、動画のサムネールにある高市早苗総理(1961~)の写真が目に留まり、どんなことが語られているのだろう、と動画を再生させ始めました。

本動画のキャスターは政治系YouTuberの石田和靖氏です。石田氏は「越境3.0チャンネル」の配信者です。

私が石田氏の動画を初めて見た数年前は、石田氏ともうひとりの男性ふたりで動画に登場していました。中東問題が専門であったと記憶します。

その後活動の幅を広げられ、立憲民主党の原口一博氏(1959~)とコラボされた動画は、見ていませんが、あったのは知っています。

その石田氏のチャンネルにゲストを招き、日本と世界の政治状況を話題として対談する動画です。対談相手は、すぐには名前が出てきませんでしたが、見覚えのある人でした。

新コロ騒動の頃にその男性の動画を本サイトで何本か紹介したことがあります。元自衛官だったと記憶します石濱哲信氏(1951~)です。

私は石濱氏のYouTube動画を何本か本サイトで紹介しましたが、その後、あまりにも中国批判が強いので、その後は石濱氏の動画には一切接触せずに今まで来ました。ですので、本当に久しぶりに石濱氏が登場する動画となりました。

実際のところ、私はこの動画を途中までしか見ていません。途中で再生を止めたのは、石田氏と石濱氏の見解と私の考えが違うと感じたからです。

石濱氏が、石田氏から高市政権の運営ぶりを訊かれ、開口一番、「極めて危険」と述べています。その理由を聴いて驚きました。石濱氏は次のように分析されています。

いよいよ米国の戦略が加速して、日本は世界大戦の中に最前線で入れ込まれる。

この発言を受けた石田氏が次のように応じます。

トランプ大統領は「戦争屋さん」のほうにべったりとついている感じですよね?

この石田氏の返答を聴いて、私は動画の再生を止め、YouTubeのホーム画面に戻りました。ですから、このあとはまだ見ていません。本更新を終えたあとに、その後の展開を確認するかもしれません。

ドナルド・トランプ大統領(1946~)が南米のベネズエラに強硬な態度を採るのは、何も米国が同国と戦争したいわけではありません。ベネズエラから米国に麻薬を持ち込まれることを阻止しているのだと私は考えています。

そのあと、ウクライナ戦争(ロシアのウクライナ侵攻)をトランプ大統領が終結させないようにしていると石田氏は考えておられるようですが、それは逆なのではありませんか?

トランプ氏はそれを一日でも早く終結させたいと考えているのです。その考えは、昨年の米大統領選挙戦のときから訴えています。

ウクライナ戦争を少しでも長引かせたいのはウクライナ自身であり、代表のフォン・デア・ライエン氏(1958~)をはじめとするEU(欧州連合)の連中です。そして、ウクライナとEUを操っているのがグローバリズムです。

その大きな力に操られて、世界の主要メディアはウクライナ戦争を続行させることで考えが一致しています。それを止めさせようとしているトランプ氏をマスメディアは逆に批判しています。

石田氏と石濱氏がいうように、トランプ氏が「戦争屋」であれば、グローバリズム勢力と考えが一致することになるのですから、彼らがトランプ氏を批判するどころか、トランプ氏に寄り添うでしょう。

現実がそうなっていないということは、トランプ氏はそちら側にいないということです。どうしてこんなこともわからないのでしょうか。

高市氏の不注意な国会答弁によって、中国の虎の尾を踏んだことで日本との関係が軋(きし)んでいます。それが起きたあと、トランプ氏が「戦争屋」であれば、ここぞとばかりに高市総理を煽り、中国をさらに批判させて、日中対立を大きくしたでしょう。

実際はどうでしたか? トランプ氏は高市総理に電話をし、冷静な対応を求めています。このような対応をするトランプ氏がどうして「戦争屋」になるのか、私は理解に苦しみます。

高市総理の先走った答弁が登場する前、トランプ氏は、自分が大統領の職にある間は、「台湾有事は起きない」と明言しています。つまり、日本や米国と中国の間でいざこざは起こさないと決意しているということです。

トランプ氏が「戦争屋」であるのなら、日本と中国の対立は、戦争へ持って行くチャンスではありませんか? であるのに、日本政府に冷静な対応を求めるトランプ氏は、「戦争屋」などではないということです。

石濱氏については、本日、YouTubeで次の動画を見つけたので紹介しておきます。本動画で語られている内容には私は責任は持ちません。石濱氏をこのように冷静に見る人もいるぐらいに受け取ってください。

石濱哲信(日本保守党)と神谷宗幣(参政党)について思うこと。

グローバル勢力に従うしか能のないマスメディアは、これまで、盛んにウクライナ支援を訴えてきました。そのウクライナの実情が世界に知られ始めています。

そのことは以前から本コーナーで指摘してきました。ウクライナへ入ってくる膨大な支援資金が、ウクライナ上層部の人間の懐に流れていることがわかってきました。

ウクライナだけでなく、EU幹部にも賄賂の形で流れています。この「旨味」をいつまでも手放したくないため、大勢の民間人の命が義勢になることをおかまいなしに、ウクライナ戦争をやめさせたくないのです。

ウクライナに続いてEUも汚職!EU本部のウクライナ支援金マネーロンダリング疑惑発覚!【及川幸久】

今のままでは、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(1978~)は祖国にいられなくなるでしょう。彼が別の国へ亡命せざるを得ないことが現実になったとき、今までウクライナ支援を一方的に主張してきた政府やマスメディアはどのようないいわけをするのでしょうか。

このウクライナを巡る不正については、別の機会に取り上げるかもしれません。

ともあれ、YouTubeで展開される政治絡みの話は、よくよく用心して対応することをお勧めします。

政治系の話題を扱うYouTuber自身も、よくよく用心していないと、いつの間にかコマのひとつにされ、いうべきことを大きな力によって決められ、それ以外の行動が採れないような状況に置かれかねません。

YouTubeを金儲けのつもりでやっているのが、いつの間にやら、あちら側の「工作員」になってしまっては、あと戻りができません。

石田氏が今どのような立場にいるのかわかりませんが、用心されることをお勧めしておきます。

私は自分のYouTubeチャンネルを持っていますが、今は休眠状態です。今までもそうですが、今後再開することがあっても、政治絡みの動画を作ることはまったく考えません。

私は、動画としての魅力を持つ動画しか興味がありません。