困ったことはある日突然に始まったりします。私にも3日ほど前、それが始まりました。
私に始まったことは、Amazonの電子書籍端末 Amazon Kindleです。私は2台のKindleを持っており、古い1台は予備のような存在で、今年1月5日から使い始めたKindle Paperwhite 12世代が通常使うKindleです。

このKindleが3日ほど前、突然困った状態になりました。
その日の午後、いつものように読書を始めようと思いました。今、私が読んでいるのは松本清張(1909~1992)の中編小説3編を収録する『黒の様式』です。
Kindle端末は、世代が変わっても、外観と基本的な仕様はほとんど変わりません。スイッチは底部についています。それを押すと電源が入ります。
個人的には、スイッチの位置をどうして上部でなく底部にこだわっている(?)のか理解できないところがあります。
私は起動時にパスコードを入力するように設定してあります。
その日は、スイッチを入れたのに、パスコードを入力する画面に切り替わりません。一度スイッチを切り、もう一度試しました。結果は同じです。これでは、Kindleを使って電子書籍を読むことができません。
仕方がないので、再起動を試みました。Kindleの場合は、スイッチを40秒程度押したままでいると、再起動のモードに入ります。
再起動が終わると、パスコードの入力画面に切り替わり、パスコードを入力して、通常通り使うことができました。
これで問題が解決したのならいいのですが、解決しませんでした。次に使おうと思ったときにも同様の事が起き、同じように、再起動後に使えました。
使おうと思うたびに再起動させられるのでは堪りません。
そこで、同じような症状に悩む人のために、何か解決差額が載っていないか、ネットで検索しました。検索結果は特別目新しい物ではありませんでした。
とりあえずは再起動を勧めることや、それでも解決しない場合は、端末の登録を一度解除すること、そして、最終手段としては、端末を工場出荷状態に戻すことを勧めるものでした。
検索する前から、私は同じようなことを考えていました。
工場出荷状態に戻すのは最後の最後で試すことにし、その前に、端末の登録を一度解除しました。
そのあとで、改めて端末の登録をしました。これは、Kindle端末を新しく購入したときは、はじめにすることです。
Amazonの自分のアカウントに登録してあるメールアドレスとパスワードを入力することで、自分のAmazonアカウントへの接続が完了します。
それだけで終わりかと思ったら、いつの間にか、もうひとつ設定が増えていました。もしかすると、それを設定するためのアプリケーションのアップデートがあり、それがまだ済んでいないことが、今回の困った状況を引きおこしたのかもしれないと考えました。
いや、これは私の考え違いかもしれません。そういえば、今年の1月に今のKindle端末を使い始めるとき、メールでコードが届かず、苦労したのを思い出しました。そのコードと同じコードでしょうか。
その時の私は、二段階認証をしなくてもいいと思ったので、それをキャンセルしました。
すると、一度は自分のAmazonアカウントとKindle端末の紐付けが終了したと思っていたのに、それがキャンセルされ、もう一度同じことをしなければならないハメになりました。
そこで、確認コードの入力をしました。
そのコードを確認するためのページがあり、そこに表示されたアルファベットと数字を、指定された欄に入力するだけです。
ここで入力するコードが、私が1月に苦労したコードと同じものであるなら、今は、それがメールで届くのではなく、Amazonの特定のページに用意されていることになります。
ともあれ、それが済むと、もとのKindle端末に戻り、それからは、問題なく使えるようになりました。
それは良かったのですが、今、非常に手間のかかる状態にあります。私のKindle端末に自分が所有する書籍をダウンロードしなければ、自分が読む権利を持つ書籍であっても、端末で読むことができなくなっていまいました。
現時点では、514のコンテンツを私は所有しています。画集や漫画などは、Kindle Paperwhiteでは見にくいので、ダウンロードしません(と書きましたが、やっぱりそれもダウンロードしました。数は圧倒的に少ないですから)。それにしても、それなりの書籍のダウンロードをしなければなりません。
昨日それを始めましたが、途中で飽きてやめてしまいました。本日からそれを少しずつしなければなりません。
これでは、端末を工場出荷状態に戻したのと変わらないような苦労です。
しかし、不平をいっていても仕方がないので、やらなければならないことをやることにしましょう。
今回のトラブルが起きたことで、思わぬ権利を獲得できました。それは、該当する書籍であれば、追加料金で好きなだけ読むことができるKindle Unlimitedを1カ月間無料で利用できる権利です。
どうして子の権利が得られたのかはわかりません。通常は、それを利用するのに月額980円かかります。それが無料で利用できるのです。
無料の期間が過ぎてもそのサービスの利用が続きます。ですので、無料期間が切れる来月11月27日中には、継続の利用をキャンセルしないと、28日に980円が銀行口座から差し引かれてしまいます。
キャンセルするのを忘れないよう、3日前にその連絡がメールで届くように設定しました。
これから、Kindle Unlimitedで楽しめそうな書籍捜しでもしてみようと思っているところです。
思わぬ権利を得たのは、「棚からぼたもち」といったところでしょうか?
