日々の生活を送る中で、ときとして、不思議としか思えないことが起きます。それが、数日前に置きました。実に個人的なことです。
私の家には、愛猫の新入りおチビちゃんのおてんばちゃんがいます。おてんばちゃんは家で生まれたわけでも、誰かから譲ってもらったわけでもありません。
昨年10月のある日、子猫として突然現れ、その日から私の家の猫に収まってしまったのです。現れた当日からとてもなついていました。
このおてんばちゃんが、今年の3月下旬、急に発情しました。その頃、その時期にしては高い気温になったりしたのが影響したのかもしれません。
もしかしたら、そのときに妊娠してしまったのかもしれません。
その発情が見られたときにも獣医師のところへ連れて行き、避妊手術の相談をしました。しかし、医師の判断で、手術をするのにはまだ早かろうということで、そのときは見送りました。
そうこうするうちに、おてんばちゃんのお腹のふくらみが目立つようになりました。そこで、大型連休が終わったあと、また、獣医師のところへ連れて行きました。
そして、避妊手術をしてもらいつつ、お腹の赤ちゃんを処理してもらいました。
その手術を受けたのが、先月の中旬から下旬になろうとする頃でした。
手術を受けたおてんばちゃんは、傷口を塞ぐため、包帯をきつく巻かれました。そして、手術から12日目に抜糸をしてもらいました。
そのときに包帯を外してもらいました。しかし、抜糸をした傷口を、猫のざらついた舌で必要以上に舐めると、傷口には良くないということでした。
家に帰ってからおてんばちゃんを確認していると、どうしても傷口が気になり、盛んに舌で舐めることがわかりました。
そこで、抜糸から数日間は傷口をいたわるように医師にいわれたので、傷口を隠すように、人間が脚につけるようなサポーターをかぶせました。
おてんばちゃんはサポーターが気になるらしく、盛んにそれを歯で噛んで、外そうとする仕草を見せました。しかし、歯で噛んで簡単に外せそうには思えませんでした。
そのサポーターが、つけた翌日の夜だったと思いますが、おてんばちゃんのお腹から消えました。外れたサポーターも消えました。
これが、私の身の回りで起きた不思議な出来事です。
どうしてそれが外れたのか、わからないままです。
そのサポーターが今朝、意外なところで見つかりました。エアコンの室外機の裏に、外したままの状態を保ったように、落ちていたのです。
室外機を箒で掃いていたとき、何気なく室外機と家の壁の間を見て、それを見つけたのです。
おてんばちゃんが人間の言葉を話せたら、「おてんばちゃん、これ、自分で外したの?」と訊けますが、訊いても、人間にわかる言葉で答えてくれることはありません。
結局のところ、おてんばちゃんは、室外機の上に載り、そこで、サポーターを自分の力で外したのでは、と結論付けてみました。
正解がわかることはないので、最後まで、不思議な思いが残ります。
ともあれ、お腹の周りから邪魔なものがなくなり、おてんばちゃんは清々した顔をしています。

