LDプレーヤーをレビューする上質な動画

本日、本サイトで、ある動画を一本紹介しています。

本サイトで動画を紹介するとき、ほとんどは本サイト内「ディープ動画」コーナーで紹介します。本コーナーで取り上げるその動画は、そのコーナーではなく、「YouTube」コーナーにラインナップしました。

YouTubeで私が見つけた動画のうち、私が素晴らしいと感じた動画は、特別、そのコーナーで紹介しています。

本日、私が素晴らしいと感じて本サイト内「YouTube」コーナーにラインナップしたのは次の動画です。

パイオニアの歴史遺産 最後のレーザーディスクプレーヤー 1996年モデル CLD-R5。その精緻なメカと映像美を現代に伝える

日本のメーカー、パイオニアが開発し、唯一、パイオニアだけがその技術を実現できたレーザーディスク(LD)のプレーヤーから、製品としての息が長かったCLD-R5を紹介する動画です。

本動画が配信されたのは、7日前です。

私は、配信された日に、たまたま見る機会を得ています。お勧めの動画のひとつに上がっていたからです。私はLDを昔から使っており、馴染があったので、本動画を見ました。

私はパイオニアからLDが発売になってすぐあとぐらいに、一台のLDプレーヤーを手に入れ、使い始めました。

私が今も使っているモデルは、DVL-909です。このモデルとは若干異なるプレーヤーを長年使っていました。私が長年使ったのはDVL-919というモデルです。それが、再生できなくなり、昨年、中古で手に入れました。

本動画の配信者は「Hi-Fi Way」さんですね。

この方がいつからYouTubeで動画の配信を始めたのかわかりませんが、この方のチャンネルにある動画はまだ6本です。しかしながら、どれも再生回数が多いです。

チャンネル登録者はすでに1800人に達しています。

恥ずかしながら、私もYouTubeに自分のチャンネルを開設しています。私は昔から動画が好きということもあり、YouTubeに自分のチャンネルを作ったのはずいぶん前です。

しかし、未だにチャンネルの登録者数は低迷しており、これまで、自分の動画を配信したことで収益を得たことは一度もありません。

それが、Hi-Fi Wayさんの場合は、これまでに配信した動画6本が、どれも好成績を上げています。登録者数が1000人を超え、収益の条件も満たしています。

私は、Hi-Fi Wayさんの動画は、今回紹介した動画を一本見ただけで、他の動画は見ていません。

YouTubeにはレビュー動画が数えきれないほどあります。中でも、私も関心を持つカメラ関連のレビュー動画が多いです。それらをこれまで見てきましたが、今回の動画のように、一度見て感心させられるような動画は一度も見たことがありません。

自分でも、視聴者に満足感を与えるような動画は作れませんので他人のことはいえませんが、レビュー動画で、見る人を満足させるような動画は極めて少ないです。

そんな中にあり、今回紹介したHi-Fi Wayさんの動画は、完璧といっていいほどの仕上がりになっています。

配信者は中高年の男性とお見受けしました。ご本人は画面に登場せず、今回レビューするパイオニアのレーザーディスク・プレーヤーのCLD-R5を操作する手元だけが写っています。

このような機器の研究や製造に関るようなお仕事をされてきたのか、メカニックについての知識が非常に豊富です。それだから、話されていることに納得感があります。

すでに書いたように、私自身、LDは登場したあとすぐから使っていますが、構造的なことはよくわかりません。それだから、初めて聴くような話が多いです。

映像を記録したLDは、アナログのLPレコード盤と同じサイズです。その後に登場したCDDVDBD(ブレーレイディスク)などと比べると遥かに大きな光学円盤です。

LDを再生させると、プレーヤーから大きな駆動音が聴こえます。それは、あの大きな円盤が高速で回転するからです。

本動画の解説で、その回転速度が最大で1800回転であることを知りました。しかし、1秒間に1800回転していると聴いて、それはいくら何でも速すぎだろうと感じました。

どんなモーターを使っても、1秒間に1800回転というのは無理のように感じました。

見終わったあと、本動画に寄せられたコメントに目を通しました。その中に、やはり、回転数に疑問を持った人のコメントがあり、それに気がついた配信者が、1秒間に1800回転ではなく、1分間に1800回転の誤りであったことを認められています。

LDやCDなどは、アナログレコードとほぼすべてが逆につくられていることはご存知でしょうか。そのことは私も知っていました。

レコードにはA面とB面があり、A面の曲を聴きたいときはA面を上にし、A面の曲を再生します。

LDの場合も、A面とB面に分かれている作品もあり、通常はA面を上にして再生します。しかし、その状態で実際に再生される映像データが記録されているのは、A面の裏側のB面です。

同じように、B面とされている面は、実質的にはA面の側に映像が記録されています。CDやDVD、BDも皆同じ構造です。CDやDVD、BDはA面だけで、B面はありませんけれど。

また、レコードではじめの曲から聴くときは、円盤の一番外側の溝にレコードの針を降ろします。

それがLDの場合は、円盤の一番内側から再生が始まり、再生が進むにつれて、映像が記録されている外側へと移っていきます。これは、CDも同じです。

Hi-Fi Wayさんの説明によれば、内側ほど再生時のLDの回転速度が速く、最も早いときで1分間に1800回転です。それが、再生が進み、あとになるほど再生位置が外側に移動し、最も外側に近づくと、回転数が1分間に600回転(だったかな?)まで落ちる構造になっているそうです。

なお、同じLDディスクでも、再生方法には、CAVCLVの2種類があります。CAVは一定の速度でディスクが回転します。一方、CLVは外側へ行くほど回転が落ちることで、同じ大きさのディスクに、より長時間の映像が記録できる仕組みになっています。

だから、同じLDを再生していても、それがCLVのディスクであれば、映像の再生があとになるほど、プレーヤーから聴こえてくる駆動音が小さくなるということです。これは実感と合っています。

本動画の完成度は高いです。必要な説明を必要な分量で、的確に表現しています。話し方も落ち着いており、映像が話にマッチしています。

プロの映像制作者であっても、本動画以上の動画を作れない人もいるでしょう。それぐらい、上質な動画です。

本動画のコメント欄は、動画の素晴らしさを絶賛する声で溢れています。

本動画に負けないような動画を私もと考えないわけではありませんが、とてもとても、私には無理です。

私がまた動画を作るようなことがあっても、これまで通り、事前の構成なしで、行き当たりばったりの動画を作ることしか、私には能がありません。

ということで、私の動画には、完成度は求めないようお願いします。