野球のユニフォームを着るトコちゃん

昨日、甲子園球場で、高校野球の選抜大会が開幕しました。

それを記念したというわけではありませんが、私のYouTubeショート動画で生まれた女の子、「トコちゃん」を使い、また、ショート動画を作りました。

トコの七変化 1:野球のユニフォーム姿(Made with Google Flow)

例によって、GoogleのAI Geminiを使い、動画生成AI Flowで動画にしています。

今回は、センバツ開幕に合わせ、トコちゃんに、野球のユニフォーム姿になってもらいました。

はじめはユニフォーム作りです。何種類か試し、結果的に、動画で使っているユニフォームにしました。

はじめは、胸に、トコちゃんの名前の「Toko」と入れました。しかし、それを使って動画を生成してもらったら、「Toko」が「Tokyo」になってしまいました。

そのため、ハルシネーションが起きないよう、頭文字の「T」ひと文字にしました。背中は写っていませんが、背番号は1をつけています。

次は、野球のユニフォーム姿になったトコちゃんに、どのような動きをつけるかです。

マウンドに立たせて、ボールを投げるところか、バッターボックスでバットを振るところを動画にすればいいように感じるでしょう。しかし、こんな簡単なことも、動画生成AIでは、ハルシネーションを起こします。

トコにピッチャーをやらせみたら、投げ方がヘンでした。また、ボールが途中で消え、そのあと、バウンドするようなボールの動きになりました。

そこで、トコちゃんにボールを投げさせることはやめました。あとはただ単に、カメラに向かって、手にしたボールを見せるような仕草にしました。

これが欧米人のキャラクターであれば、英語を話すような動画になったでしょう。しかし、出来上がった動画を再生させると、どこの言葉かわからない言葉を話しています。日本語には聞こえません。

そこで、しゃべっている部分の音声カットし、別に作った音声生成AIの声に差し替えました。

動画生成AIは、話させたい言葉を、唇の動きにシンクロさせたリップシンクロを使えるものがあります。GeminiのGoogle Flowは、その点では、一歩遅れているようです。

ですので、今後も、AIのトコちゃんが何かを話し、それが日本語に聞こえない場合は、アフレコで対応することにします。

今回の動画でもリップシンクロになっていませんが、細かい点は気にしないことにします。

気がつかれたどうかわかりませんが、今回の短い動画でもハルシネーションが起きています。

ピッチャーが立つマウンドに、ピッチャーズプレートがあるのは当たり前です。ピッチャーは、投げるとき、軸足がプレートに触れていなければならないいうルールがあるからです。

このルールを改めて確認するため、Geminiに訊き、次のようなことを教えてもらいました。

ピッチャーがプレート(投手板)に触れずに投球することは、野球のルール上「ボーク」または「反則投球」となり、ルール違反です。

野球規則(公認野球規則)では、ピッチャーの投球姿勢について厳密に定められています。


1. なぜルール違反なのか

投球の際、ピッチャーは必ず軸足(右投げなら右足)をプレートに触れさせていなければならないと決められています。

  • ランナーがいる場合: 「ボーク」となります。全てのランナーが1つ進塁します。
  • ランナーがいない場合: 「反則投球」となります。投球がボールと判定されるか、打者がヒットなどで出塁した場合はそのプレーが優先されます。

2. ルールの根拠

野球規則(5.07a)では、ワインドアップポジションでもセットポジションでも、「軸足は投手板に触れていなければならない」と明記されています。

これには主に2つの理由があります。

  • 距離の公平性: プレートより前から投げると、打者までの距離が短くなり、ピッチャーが有利になりすぎてしまうため。
  • 不正な加速の防止: プレートを蹴る力を利用して投げるのが正規の形であり、プレートを使わずに助走をつけるような動きを防ぐため。

3. よくある間違い・注意点

  • プレートの上に乗る必要はない: 足の側面がプレートの前縁や横に「触れて」いればOKです。
  • プレートから足が離れるタイミング: 投球動作の途中で(ボールを放す直前などに)自然に足が離れるのは問題ありません。あくまで「投球動作を開始する瞬間」に触れている必要があります。

ピッチャーの軸足がプレートに触れているかどうかは、微妙なところがあります。過去に、大リーグで、ボークの判定を巡って審判ともめた例があるか訊き、次のような例を教えてもらいました。

「ジャンプ投球」を巡る大論争(カーター・キャップス投手など)

プレートの踏み方に関して近年最も大きな議論を呼んだのが、カーター・キャップス投手やジョーダン・ウォルデン投手などの投球フォームです。 彼らは投球動作の途中で、軸足をプレートから前方に大きくジャンプ(またはスライド)させ、ホームベース側に着地してからボールを放るという非常に特殊なフォームを持っていました。

  • 意見の食い違い: 相手チームからは「プレートから足が完全に離れて投げており、打者との距離が不当に近くなるため反則投球だ」と猛抗議がありました。しかし、審判によって「空中に浮いているから反則投球」とする人と、「足が地面を擦って(ドラッグして)いるからルール内」と判定する人が混在し、現場の意見が真っ二つに割れました。
  • 結末: 判定の食い違いが多発したため、MLBは2017年にルールを明確化しました。「軸足をプレートから浮かせて、再び踏み込んで投げること(実質的な2段ステップ)」を明確に反則とする、通称「カーター・キャップス・ルール」と呼ばれる改訂が行われました。

ショート動画に話を戻します。

生成された動画では、ピッチャーが投球の時に軸足を触れさせなければならないプレートのほかに、バッターボックスの場所にあるはずのホームベースがあります。こんなハルシネーションを平気で起こすのも動画生成AIの特徴です。

ここは、目くじらは立てず、トコちゃんが可愛らしく写っているので、このまま見過ごすことにしました。

今回、センバツの開幕に合わせて、トコちゃんを野球のユニフォーム姿にしました。今後も、トコちゃんにいろいろな衣装を着せ、1クリップのショート動画を作っていこうと考えています。

ピンクの野球ユニフォームに身を包んだトコちゃんをイメージし、音楽生成AIのSunoに音楽を生成してもらいました。よかったら聴いてください。

Pink Strike Toko(Made with Suno)