今は、商業映画の制作にも、デジタルムービーカメラの導入が進んでいるものと思われます。
映像制作をデジタルムービーカメラで始めた人は、シャッター速度に、あまり関心を払わないかもしれません。しかし、フィルムムービーカメラで映像作品を制作した経験を持つ人、そして、今もそのムービーカメラで制作する人は、シャッター速度に無関心ではいられません。
私は、現物でその構造を見たことがありません。それでも、フィルムムービーカメラが、回転シャッターを採用していることは知っています。
シャッターは、露光するコマの前で回転します。円が切れたシャッター(シャッター開角度|シャッターアングル)が回転を繰り返すことで、レンズから入った光がフィルム面へ、間欠動作によって送られます。
このことについては、本コーナーで何度も取り上げました。しかし、文章で書いても、その構造を知らない人は、なかなか理解しにくい(?)かもしれません。
そのため、その動きをアニメーションにできないか、と長いこと考えていました。
そのアニメが、次のYouTube動画を見たことで、私にも作れそうなことがわかりました。
SVG(Scalable Vector Graphics:スケーラブル・ベクター・グラフィックス)を使ったアニメです。
私は、GoogleのAI Geminiと「対話」し、ムービーカメラの回転シャッターの構造を表す、次のSVGアニメを作り、今週火曜日(24日)の本コーナーで紹介しました。
これで、私の長年の「夢」のようなものを実現できました。
しかし、回転シャッターの回転軸が、ムービーフィルムが通過する中心線上にあるなど、現実のカメラの構造とするには無理があるように感じました。
また、フィルムの動きがわかるのはいいのですが、フィルムがしっかりと固定されていないように見えます。
そこで、より本物っぽく見えるSVGアニメにしようと、昨日、長い時間、Geminiにあれこれ訊きながら、次のSVGアニメを作りました。
このアニメでは、半円形の回転シャッターが2秒間で1回転する動きにしています。白く見えるのがフィルム1コマの露光面をイメージしたものです。回転シャッターの切れた部分が露光面を通過するときに、フィルムが露光し、シャッターで塞がれている間に、フィルムを1コマ送る仕組みです。
これを、商業映画のムービーカメラであれば、1秒間に24回転し、24枚の静止画を撮影します。
SVGアニメを、毎秒24回転で動かすと、次のような感じになります
この速さでシャッターが回転しながら、半円で塞がれている時に、フィルムを1コマ送ることをしているのですから、いかに精密な動作をしているのかわかります。
少しでもわからないことはすべてGeminiに訊いたので、SVGコードの仕組みが少しは理解できたように思います。
Geminiに訊きながらSVGアニメを作る過程を、そのまま、NotebookLMに読み込ませ、動画を生成してもらいました。文章を読むのが面倒な人は、動画をご覧ください。
また、SVGアニメをイメージする曲を、音楽生成AIのSunoに生成してもらいました。よかったら聴いてください。
