昨日の本コーナーでは、私が未だに使う民生用ビデオカメラの利便性について書きました。
YouTubeのプラットフォームを使って動画を配信する人が増えました。それらの動画を撮影するのに使うのは、ミラーレス一眼カメラなどのデジタルカメラやスマートフォンが大半であろうことは承知しています。
中でも、大きな撮像素子が搭載されたミラーレス一眼カメラを使えば、それ以前には、プロの映像制作業者でしか撮れなかったような、被写界深度の浅い動画を撮ることができます。
つまり、フォーカスが合っていないところがボケるような映像です。
だから、多くのYouTuberがそれらのカメラを使いたいことはわかります。
しかし、冷静になって世の中を見渡してみましょう。YouTubeで動画を楽しむことは一般化しました。しかし、YouTubeを利用する人の何パーセントぐらいが、自分で動画を配信しているでしょう。
統計の数字を私は知りません。YouTubeで動画を見る人の100人に1人いるかどうかもわかりません。もしかしたら、1000人、1万人に1人かもしれません。
いずれにしても、YouTuberの比率は高くないはずです。とすれば、動画の撮影に凝る人も、メーカーが考えるほど多くないのではないかと思います。
そうであるのに、カメラメーカーは、YouTuberが使いたくなるようなカメラばかりを開発し、発売しているように思われます。
それ以前の民生用ビデオカメラが、短い期間で姿を消しました。そのようなカメラが手に入りにくくなったことを嘆いている人も少なくないのではないでしょうか。
私も嘆いているひとりです。
私は、12年前に中古で手に入れたキヤノンのiVIS HF M41というビデオカメラを愛用しています。本当は、もっとあとに出たビデオカメラに買い換えたいのですが、適当なカメラが発売されないので、HF M41を使っています。

日常的な記録を動画に残そうと思ったら、ミラーレス一眼カメラよりも、ビデオカメラのほうが手軽でしょう。別に、凝った映像は必要ありません。
この水曜日にも、庭で愛猫をビデオに収めました。
そのことを本コーナーで書いたあと、撮ったビデオをちょっとした「作品」にまとめようと思いました。今回は手軽に済まそうと考えました。
そこで思いついたのが、少し前に本コーナーの更新の際に使った、ネットを介した動画編集サービスのClipchampです。
今は、さまざまな分野で人工知能(AI)の活用が進んでいます。ClipchampでもAIで動画の編集ができます。
そこで、早速それを利用して、1分程度の動画に「してもらい」ました。
自分で同じような、少し凝った動画を作ろうと思ったら、それなりに時間がかかります。ネット経由のAI編集を使ったことで、短い時間で終わりました。
作った動画を下にも埋め込んでおきます。
動画編集にClipchampのAIを使うことを前提にすれば、ビデオカメラはうってつけの撮影機材になると感じました。さまざまな焦点距離でパッパと撮影して、カット数を多くしておくことが、AI編集には向いていると考えるからです。
撮影の時に特別凝る必要はありません。この手の動画を作るのであれば、私が敬遠していたアクションカメラが便利に使えそうな気がしてきました。
もっとも、アクションカメラについているレンズは広角なので、離れたところの被写体を大きく写すことはできませんが。
ClipchampのAI編集を経験したことで、動画作りに対する考え方が良い方向に変わったように感じます。
今後も機会があれば、ClipchampのAI動画編集を積極的に使っていこうと思っています。
