交通信号 守っていますか?

YouTubeのお勧め動画に、「日本凄い」という動画が含まれることが多いです。サムネールとタイトルを見るだけで、それらの動画を見ることは多くないです。

日本を観光で訪れた外国人が、日本の良さに驚き、感心する動画の内容となっているようです。

外国人から凄いと思われたり、感心されると悪い気はしません。それだから、その種の動画の受けは良く、いずれもそれなりの再生回数となっています。

以前に見た動画では、観光で訪れた外国人が、到着したばかりの空港で、驚いたことが伝えられていました。

その外国人の目に映ったのは、海外から帰国した日本人の団体旅行者です。彼らは空港の建物の外で、バスに乗ろうとしているところだったと記憶します。

外国人が驚いたのは、その団体客の誰もが、舗道のようなところにずらりと並べられた自分たちの旅行ケースにほとんど注意を払わず、談笑していることでした。

日本人の感覚からいうと、それがどうして驚かれなければならないのか理解できないでしょう。

海外の治安の悪いところでは、そんなふうに荷物を置いたら、誰かがそれを持ち逃げすることが起きているようです。だから、その光景を目撃した外国人旅行者は、日本の治安の良さに驚いたというわけらしいです。

空港といえば、今年の9月22日の「天声人語」に書かれていたことを思い出します。

推理小説における犯人設定の難しさから話を始め、空港で起きた事件の意外な犯人について書いています。

羽田空港(東京国際空港)で、手荷物検査のトレーから現金9万円が消える事件が起きといいます。

私は海外へ一度も行ったことがありません。ですから、空港から飛行機に乗ったことがありません。国内の旅行も、学校の修学旅行で行っただけですが、そのときは旅客機は利用しなかったので、国内を飛行機で移動したこともありません。

こんなわけで、空港で飛行機に乗るときにどのような過程を経るのかをわかっていません。

Columbo Takes on London 🇬🇧 | Columbo

飛行機は空を飛ぶ乗り物です。しかも、大勢の乗客を乗せる旅客機は、上空で万が一のことが起きたら大惨事になります。そのため、乗る前には、危険なものを持っていないか、厳重に検査されるのでしょう。

天声人語氏は、搭乗の前の検査を「身ぐるみはがされた気分になる」と書いています。

ポケットに財布や貴重品が入っていれば、それを出し、トレーに載せて検査してもらうというわけです。各人のトレーはベルトコンベアのようなもので検査場所を移動していくのでしょう。

検査が終われば、自分のトレーを見つけ、それをそそくさとポケットに戻し、搭乗ゲートへと向かうことになります。

そのわずかの時間に、搭乗する人のトレーから現金9万円が消える事件が起きたというわけです。

推理小説の作家なら、本事件ではどんな人物を犯人に仕立てるでしょうか? すぐに連想されそうな人は犯人役からは外したいです。あなたなら、どんな犯人像を考え出しますか?

現実に起きた本事件の犯人は、空港で手荷物検査をする保安検査員の若い男でした。

男を取り調べると、常習犯であるらしく、移動中のトレーに載った財布から、7、80回、現金を抜き取ったなどと話したそうです。

話を脱線して、外国人に逆の意味で驚かれそうな日本人について書きました。

本日の朝日新聞「声」欄には、日本に暮らす外国人が日本について、良い意味で驚いたことが書かれています。「声」欄というのは、読者からの投稿を紹介するコーナーです。

日本のあることに驚いたのは、ネパールからの留学生です。日本で勉強をする彼が日本で暮らして驚いたのは、日本人が交通信号のルールを守ることです。

日本人のすべてが信号をきちんと守っている人ばかりでもないでしょう。しかし、多くの人は、信号のルールに従っているのはたしかです。

彼の祖国ネパールでは、信号を守らない人が多く、歩行者は特に赤信号でも渡ってしまう人が珍しくないと書いています。

彼自身、小さい頃に、信号を無視して横断歩道を渡ろうとしたことがあったそうです。大人たちが信号を守らないので、ある意味当たり前のように、信号を無視しようとしたのでしょう。一度は、バイクにはねられそうになり、怖い思いをしたことがあったそうです。

投書を読んで、彼の根はまじめであろうと想像します。

彼が日本に来て信号が青になるのを待っているとき、隣に立っていた小学生が、自分のことを見ていることに気がつきます。あとになって、信号を無視して渡ったら、その小学生も赤信号で横断歩道を渡ってしまったかもしれないと考え、ハッとしたと書いています。

私も信号は守ります。ときには、細い道路との交差点の信号を無視しようと思うこともあります。しかし、ほとんどの場合は、信号が変わるのを待ちます。

そんな日本人が、仕事や留学などで海外へ渡り、渡った先の国で、誰もが信号を無視していたら、逆のケースで驚くことになりそうです。

それでも、日本にいたときと同じように、みんなが信号を無視して渡っても、信号が変わるまで、じっと待つことができるでしょうか?

こればかりは、「郷に入っては郷に従う」ことはお勧めできませんね。

細かいことをいうようですが、信号機の青というのは、実際には緑ですね。日本で「青」といわれている色を、米国と英国は”green”,中国では「緑」としています。

日本では、信号機の実質「緑」をなぜ「青」というようになったのでしょうか?

これについて、もしかしたら、朝日の「天声人語」か、NHK総合の「チコちゃんに叱られる!」で取りあげてくれる(?)かもしれません。

あるいは、すでに取りあげられたことがあるでしょうか?

青も黄色もない、ぜんぶ赤レンズの信号機! 東京・大井コンテナ埠頭