声を録るならペ○シ○マイク?

私はそのときどきでいろいろなことに興味を持ちます。今は、声を録音するためのマイクに興味が向かっています。

前回の本コーナーでも、シネマカメラの話をしつつ、肝心な部分では、音について書いています。

その更新で、映像製作会社を長年経営され、YouTubeでも動画を配信されている桜風涼氏が、マイクの正しい使い方を教えてくれる動画を紹介しました。

2022年版:ショットガンマイクは買うな! 音質は95%が距離とセッティングで決まる。ショットガンマイクはワンマンオペレートには適さない。

そんなことをしたことで、桜風氏がマイクを使った録音について語るほかの動画も見ました。

動画撮影での『良い音』『悪い音』の違いをサンプル音声で実感しよう。こうすれば、あなたの音は劇的に良くなるぞ! そのノウハウをプロの録音技師が公開します。

桜風氏の場合は、映像製作の現場がテレビ番組や映画です。そこで声を録音するには、ショットガンマイク一択のように話されています。

そのあと、YouTubeでマイクについて語る海外のYouTuberの動画を3本ほど見ました。YouTubeでは、ショットガンマイクを使うなといったタイトルだったからです。

Don’t buy a Shotgun Microphone!
Can Shotgun Mics Be Used Indoors | Pencil Mics vs Shotgun Mics
Can You Use a Shotgun Mic Indoors? Shotgun vs Pencil Condenser Boom Microphones

桜風氏が勧めるショットガンマイクが、どうしてYouTube配信用動画で使うのがよくないと考えるのか、気になりました。

まだ一度見たきりですので、説明されたことをすべて消化できたわけではありません。

ショットガンマイクの構造もよく知りませんが、ショットガンマイクは、長い円筒形の形をしています。その円筒のサイドのギザギザになった部分から音を取り込む仕組みです。

YouTuberも屋外で撮影するときは、ショットガンマイクでいいというように話していたように思います。問題は、屋内でそのマイクを使うことです。

動画撮影のために防音対策が施されたプロの現場は、ショットガンマイクを使って問題ないそうです。ということは、桜風氏はそのような現場でそのマイクを使うので、ショットガンマイクでも問題ないことになります。

同じマイクを、たとえば個人のYouTuberが自宅の室内で使うと問題が発生するという話のようです。

室内は固い床や壁、天井に囲まれています。それが広くない部屋だと、どうしても残響があり、ショットガンマイクを使うと位相のずれが生じたり、生じなかったりがランダムに発生するらしいです。

こうした理由で、YouTuberはショットガンマイクを避けるべきだというアドバイスにつながるのだと理解しました。

代わりに彼らが勧めるのは、円筒の短いペンシルマイクとかペンシルコンデンサーマイクと呼ばれるマイクです。これらのマイクは、海外では、会話を録音するのによく使われるそうです。

これを使えば、ショットガンマイクを使ったときに発生するような位相のずれは起きず、声がクリアに録音できると動画では話しています。

念のため「ペンシルマイク」で検索すると、5千数百円で手に入るマイクがあることがわかりました。

これぐらいだったら、すぐに手に入れて試すのも悪くないかもしれないです。

この動画を見たあと、自分でもあることを試しました。

私はまだペンシルマイクは持っていません。そこで、彼らが否定するショットガンマイクの代わりに、ZOOMのマイクトラックレコーダー、M3 MicTrakを使い、自分の声を録音してみました。

ZOOM M3 MicTrak

M3 MicTrakを三脚にセットし、口元から40センチ程度離れたところへセットし、そのマイクに向かってしゃべりました。付属するスポンジの風防は外しました。MicTrackはステレオ幅を調節できます。それをオフにして、モノラルで録音しました。

ZOOM MicTrakで六ソンした音声ファイル(2025.9.15)

私は普段は、本コーナーを更新するたび、冒頭部分を音訳し、ZOOMのレコーダーで録音することをしています。それに使うのは、ハンディレコーダーのH1 XLRであることはすでに本コーナーで書いています。

H1 XLRにはマイクはついていないので、私が昔に買って持っていたMXLのV67を使っています。

MXL-V67
【DTM】コンデンサーマイクに対して思ってること

その組み合わせで録音した自分の声に比べ、M3 MicTrakで録音した声は、聴きやすいといえば聴きやすいように感じますが、H1 XLRとV67で録った声より軽い声に聴こえます。

テレビや映画、そしてYouTubeも、軽い、カラッとした声が好まれるのかと考えます。

ただ、私が本コーナーを音訳した音声ファイルは、自己満足で、YouTubeなどで公開する目的はありません。ですので、自分で良いと思えば、それで良いことになります。

こんなことを考え、より良い声に録音する方法や道具を自分なりに模索しているというわけです。

答えがすぐに見つからない問いのほうが、奥が深く、悩めば悩むほど楽しめる(?)のかもしれません。

途中で、ペンシルマイクをネットで検索し、それが割と手軽な価格で手に入りそうなことがわかりました。それを購入することがあったら、それで自分の声を録音して、本コーナーで感想を書いたりすることになるかもしれません。