今週も「東京散歩」のコーナーを更新しています。
ところで、今回の話題の中で出した『片づけられない女たち』ですが、これは同じタイトルで出版された書籍のタイトルから採られています。で、その翻訳をされた方はニキ・リンコさんという女性です。
あれは1年ほど前でしたか、私はNHK教育の「にんげんゆうゆう」という番組で彼女のことを初めて知りました。
その中で、彼女は番組担当者のインタビューに、直接口で答える代わりに、PCの画面に文字を打ち込むことで答えていて、それが強く印象に残りました。
彼女は他人ひととコミュニケーションを取ることがきわめて難しいそうで、そうした形でのインビューということで番組への出演を受けたそうです。
彼女は、子供の頃から他人とは違った感覚が自分にあることを自覚していましたが、それが何に由来するのかはわからずにいたそうです。
その後成長し、ネットをするようになって「アスペルガー症候群(高機能広汎性発達障害/高機能自閉症)」という一種の自閉障害(「自閉症」)があることを知り、まさに自分がそれに当てはまるのではないかと合点したそうです。
実際、大学病院で受診した結果もそのように診断結果が出されたようです。
で、私はその番組を見ながら、程度の差はあれ、私自身もその傾向が強いことを感じたのでした。
子供の頃から人一倍生きにくさを感じてきたのですが、その原因が何なのかは私もわからずにいました。もっとも私の場合は、精神科を受診したことはありませんので確かな診断が下されているわけではないんですけれどね。
その昔、『レインマン』という映画がありました。その中のダスティン・ホフマン演じるレイモンドという男は、日々の生活が時間通りに運ばないとパニックに陥ります。たとえば、毎日決まったテレビ番組を見ないと途端に落ち着かなくなる、というように。
同じことは私にもあったりします。時計が時間を刻むように、きちんきちんと日々の生活が運んでいかないと途端に不安定な気持ちになります。
何か、あらぬ方向へ話が逸れてしまった感がなきにしもあらずです。これらについてはまた、機会を設けて書ければと思います。
