昔から身の周りにいる野鳥 ショート動画付き

私は、昨日の朝、日課の自転車散歩から帰ったあと、GoogleのAI Geminiにあることを訊きました。関東南部の平野部で、今頃見られる小型の野鳥にどんな鳥がいるのかについてです。

本当は、私が夜明け頃に自転車で自宅周辺を走っているときによく見かける野鳥が何という鳥か知りたかったのですが、その前段として、上のように問いかけることから始めました。

Geminiは次のように教えてくれました。

特にこの時期に見かけやすい、代表的な小型の野鳥を挙げます。

1. 季節を感じる鳥(冬鳥・漂鳥)

この時期ならではの鳥たちです。春が深まると北へ帰ったり、山地へ移動したりしていなくなります。

  • メジロ(目白)
    • 特徴: 鮮やかな黄緑色の体と、目の周りの白い輪が特徴です。
    • 見どころ: 梅の花が咲き始めるこの時期、蜜を吸いにやってくる姿(「ウメジロー」と呼ばれます)がよく見られます。庭木や公園に頻繁に現れます。
  • ジョウビタキ(尉鶲)
    • 特徴: オスは胸からお腹にかけて鮮やかなオレンジ色で、背中は紋付き袴のような黒と銀色。メスは全体的に優しい茶色です。
    • 見どころ: 縄張り意識が強く、「ヒッ、ヒッ、カッカッ」と鳴きながら、杭やフェンス、低木の枝先など目立つ場所に止まって尾を振る姿がよく見られます。人懐っこく、近くまで来ることがあります。
  • ツグミ(鶫)
    • 特徴: 褐色で胸に黒っぽい斑紋があります。
    • 見どころ: 「ダルマさんが転んだ」のように、地面を数歩跳ねてはピタッと止まり、胸を張る動作を繰り返します。公園の芝生や畑など開けた地面によくいます。
  • シロハラ(白腹)
    • 特徴: ツグミの仲間で、名前の通りお腹が白っぽい灰色です。
    • 見どころ: 公園の植え込みの下や林縁の落ち葉をガサガサとかき分けて餌を探しています。

2. 一年中見られる身近な鳥(留鳥)

郊外の住宅地や公園で常に見られますが、冬場は木々の葉が落ちているため、観察しやすくなっています。

  • シジュウカラ(四十雀)
    • 特徴: 白い頬と、胸元の黒いネクタイのような模様が特徴です。「ツツピー、ツツピー」とさえずり始めているかもしれません。
    • 見どころ: 木の枝を動き回り、ジーッ、ジーッという地鳴きもよく聞かれます。
  • ハクセキレイ(白鶺鴒)
    • 特徴: 白と黒のモノトーンで、尾が長いスマートな鳥です。
    • 見どころ: コンビニの駐車場や道路、川沿いなどを、長い尾を上下に振りながら素早く歩き回っています。
  • ヒヨドリ(鵯)
    • 特徴: 全身灰色で、頬が赤茶色。「ピーヨ、ピーヨ」と大きな声で鳴きます。
    • 見どころ: 花の蜜や果実が大好きで、メジロを追い払って梅や椿の蜜を吸っていることがよくあります。
  • モズ(百舌鳥)
    • 特徴: 目の過眼線(黒い線)が特徴的で、尾を回すように振ります。
    • 見どころ: 木のてっぺんや電線など、高いところから獲物を狙っている姿がよく見られます。

挙げられた鳥の中に、あなたが日常的によく見かける野鳥はいますか?

私は、ある野鳥の説明を読んで、これだ、と思いました。

そこで、その野鳥の特徴を書いて、私が見かける野鳥がその鳥で間違いないか確認しました。

その野鳥には特徴的なことがあります。その鳥は、私が自転車で走っている少し先の道路を、歩いていたりします。また、軽くひょいと飛び上がり、地面すれすれのところを、超低空のグライダーのように飛びます。それを繰り返すこともあります。

私がその特徴を書くと、Geminiは、私が目撃する野鳥が「ハクセキレイ」で間違いないと太鼓判を押してくれました

そして、ハクセキレイと見分けるためのポイントを三つ教えてくれました。

ここがハクセキレイの決定的なポイントです

  1. 「地面の上をちょんちょんと歩く」
    • スズメなどの小鳥は両足を揃えて「ホップ」して移動しますが、ハクセキレイは足を交互に出して「歩く(または走る)」のが大きな特徴です。
    • 歩くたびに、長い尾を「上下にフリフリ」させる独特の動きをしませんか? これが「石叩き(イシタタキ)」という別名の由来にもなっています。
  2. 「低いところをスイスイと飛ぶ」
    • これが一番の特徴的な飛び方で、「波状飛行(はじょうひこう)」といいます。
    • 翼をパタパタと羽ばたいて少し上昇し、翼を閉じてスゥーっと滑空して少し下がる……これを繰り返すので、波を描くように上下しながら、地面スレスレを飛んでいきます。
  3. 「背中が黒(またはグレー)で、腹と顔が白い」
    • 顔が白く、目元に黒い線が入っているのがハクセキレイです。(よく似た「セグロセキレイ」は顔が黒いので見分けられます)

ハクセキレイは、別名「コンビニ鳥」と呼ばれることもあるくらい、アスファルトや駐車場が大好きです。自転車で走っていると、少し前を飛んで逃げては降り、また近づくと飛んで……と、まるで道案内をしているかのように前進していくことがありませんか?

このように、私が自転車を走らせているときによく見かける野鳥がハクセキレイであることがわかりました。

そのあとに私が気になったのは、ハクセキレイの生態です。いつも、人が生活する周りで時間を過ごしているのかです。それについて訊くと、私が知らない、ハクセキレイの一日の過ごし方を知ることができました。

夕方になると、彼らの「寝床(ねぐら)」に戻り、そこで、朝の時間まで過ごすそうです。これは、秋から冬のモードで、数十羽から、ときには数千羽も集まって、カラスやタカが来ないようなところで、集まって眠るそうです。

春から夏は、彼らの子育ての季節です。

この時期は、縄張り意識が強まり、「つがい」だけのテリトリーを守り、ほかのハクセキレイが自分の縄張りに入ってくると、激しく追い払うそうです。

私は、ハクセキレイは昔から日本にいる野鳥なのかと訊きました。というのも、自分が意識していなかったからかもしれませんが、昔は頻繁に見かけなかったように思ったからです。

ハクセキレイは昔から日本にいた野鳥だそうです。Geminiは、時代による変遷を、次のように教えてくれました。

変遷を少し詳しくお話ししますね。

1. 昔(昭和中期まで)はどうだったか?

1950年代〜60年代頃まで、ハクセキレイは主に「北海道や東北北部」などの寒い地域だけで子育て(繁殖)をする鳥でした。 当時の関東地方の人たちにとってハクセキレイは、「冬になると北からやってくる渡り鳥(冬鳥)」であり、夏にはいなくなる鳥だったのです。

2. 急速な「南下」と「定住」

それが1970年代に入ると、ハクセキレイは急速に繁殖地を南へ広げ始めました。

  • 1970年代後半: 関東地方(神奈川や東京など)でも、夏に帰らずにそのまま子育てをするものが増え始めました。
  • それ以降: 東海、近畿、西日本へとどんどん勢力圏を広げ、今では九州まで一年中見られるようになっています。

3. なぜこんなに増えたのか?

ハクセキレイがこれほど関東の街中で増えた最大の理由は、「コンクリートへの適応力」が高かったからだと言われています。

  • 平らな硬い場所が好き: もともと河原の石ころだらけの場所(礫地)などを好む鳥だったので、都市化で増えた「舗装道路」や「駐車場」が、彼らにとっては「絶好の餌場(人工の河原)」に見えたようです。
  • 建物も利用: ビルの隙間や看板の裏などを、かつての「岩の隙間」の代わりに巣場所として利用する柔軟性がありました。
ハクセキレイの観察ガイド

ここまでの説明を聞いたあと、念を押すように、動画生成AIのFLOWへ行き、ハクセキレイの画像を生成してもらいました。

それを見ると、背中の羽色が、私が見かけるのよりもグレーです。そこで、生成してもらった画像をGeminiに見せ、私がいつも見るのよりも羽色がグレーであることを伝えました。

Geminiは私の疑問に対し、ハクセキレイの背中の色は、「性別や季節によって「黒」から「グレー」まで幅がある」ことを教えてくれました。

ハクセキレイの仲間に「セグロセキレイ」がいます。この名前から、私は、私が見かけるのがセグロセキレイなのかもしれないというと、顔の色で両者は見分けられると教えてくれました。

ここが違う! 顔の比較

言葉で説明すると、これだけハッキリとした違いがあります。

  • ハクセキレイ(今見ている鳥)
    • 顔全体が白いです。
    • 白い顔の中に、目を通る細い黒い線(過眼線)が一本だけシュッと入っています。
    • FLOWが生成した最初の画像は、まさにこの特徴でしたね。
  • セグロセキレイ(日本固有種)
    • 顔の上半分が真っ黒です。
    • 目の周りも頬っぺたも黒く、まるで黒い目出し帽をかぶっているように見えます。
    • 白いのは、おでこと、喉もとの部分だけです。

このように、ハクセキレイについて知見を得たことで、ハクセキレイの画像から動画を生成してみたくなりました。下に埋め込んだのがその動画です。

ハクセキレイ

FLOWに生成してもらった画像は、水辺にいるハクセキレイなので、自然の中にいるイメージです。

岩場で休むハクセキレイに、飛び去る様子も加えて動画にしています。

ここで少し、動画生成AIを使った生成のコツのようなことを書いてみます。

わたしは最近、AIで動画を生成してもらうとき、必要以上、細かいプロンプトを書かなくなりました。今回の動画生成でも、「自然な動き」をするようにと書いただけです。

野鳥や自然界にいる動物を動画にするのであれば、こちらで必要以上の動きをつける必要はありません。あるがままの姿が動画になるのが望ましいです。

YouTubeで、AIを使って作った動画を見ると、その多くは、SF的だったり、近未来的だったり、モンスターが登場したりといったように、非現実的な表現が多いです。また、アニメも多いです。

私個人の趣味としては、これらにはあまり関心がありません。だから、必然的に、大げさなアクションや動きを狙わないことがほとんどです。

日常の延長で、自然な動きに見える動画を、AIでも作っていきたいと考えています。動画生成AIは、本来的に想像力を持ちます。その力を邪魔せず、出来上がったものをこちらが受け取る感じです。

本コーナーで紹介した、キリアツメの行進動画は、私にも意外な出来上がりでした。

私はただ、キリアツメが砂漠を行進する様子と書いただけです。それをAIは、砂丘の上まで、長い行列を作って行進する動画を生成してくれました。

私の場合は、2カットか、せいぜい3カットぐらいの短い動画を、自分の趣味として作っています。アイデアもそれほど入れず、あっさりした動画を今後は目指すことにします。

ハクセキレイという野鳥は、日本のどこでも見かけられ身近近な野鳥です。自転車で走っているときに見かけたら、彼らに道案内されているつもりで自転車を走らせましょう。

ハクセキレイのイメージを、音楽生成AIのSunoに生成してもらいました。良かったら聴いてください。

ハクセキレイは先を行く