昨日の本コーナーで書いたことを「検証」したので、その結果について書きます。
その更新では、昨日の早朝、自宅の庭で写真を撮影するとき、キヤノンRFマウントカメラに搭載されているFvモードを使い、フィルム一眼レフカメラ時代から使うヤシカ・コンタックス用カール・ツァイス プラナー50ミリ F1.4で撮影したことを書きました。
使用するカメラは、キヤノンのミラーレス一眼カメラ EOS RPです。

この組み合わせで過去に何度か、Fvモードに「挑戦」しました。そのときにわかったことは、外光が少ない条件では、オールドレンズでもFvモードが使えるものの、外光がたっぷりある晴れた日の屋外では、露出オーバーになるため、使えないと私は考えました。
昨日の日中、これまでは使えないと思っていたことを何度目かに試し、使えることが確認できました。
プラナー50ミリは電子接点を持たないオールドレンズなので、Fvモードでは使えないと思っていたのが、使えるのであれば、現代のレンズに近い使い方ができることになり、私にはとても嬉しいことです。
露出を設定する3要素は、ISO感度、F値、シャッター速度です。この組み合わせで適正露出を得ます。
プラナー50ミリを使った撮影において、EOS RPで設定の変更ができるのはISO感度とシャッター速度です。露出補正も行えます。
Fvモードは、ISO感度とシャッター速度をオートにして使えるので、絞り優先AEで撮影するのと同じAEモードが使えることになります。
このFvモードとプラナー50ミリを使い、光量の少ない条件では問題なく使えることはわかっていました。
ポイントはシャッター速度です。
EOS RPの露出モードには癖があります。光量が少ない条件におけるシャッタ-速度に1/60秒を使いたがることです。もっともこれは、私がカメラの設定で、シャッター速度の下限を1/60秒にしてあるからだと思います。
ともあれ、シャッター速度をなるべく遅くし、低いISO感度を使いたがる傾向があります。
問題は、強い外光が降り注ぐ撮影条件でのシャッター速度です。これまで、プラナー50ミリをつけたEOS RPをFvモードで使うと、完全な露出オーバーになることがほとんどでした。
昨日の日中、その検証を始めたばかりのときは、過去に経験したように、露出が完全にオーバーとなりました。
オートにしてあるISO感度は、最も低いISO100です。プラナー50ミリのF値を私はf/4にしてありました。この条件では、シャッター速度は、それ相当の高速シャッターでなければ露出オーバーになります。
それなのに、オートにしてあったシャッター速度が1/80秒でした。どうしてそんな低速シャッター速度を選ぶのかと呆れるほどでした。これでは露出オーバーになるのは当たり前のことです。
その時の写真は、日向にいたわが家の愛猫です。私はRAW画像で撮影するので、「現像」のときに大幅に露出を補正し、適正な露出に戻しました。
そのあと、庭の風景を何枚か撮るうち、Fvモードで訂正露出が得られ始めました。そのときに、カメラを何か操作したかどうかは憶えていません。
シャッター速度をオートにしているので、光の強さに応じてシャッター速度が自動で速くなったり遅くなったりしてくれるはずです。
庭の陰になった花を撮ると、日中でもFvモードが適正に働きました。そのあとに、外光がたっぷりあたった風景にカメラを向けてシャッターを切ると、露出オーバーになることが見られます。
このことからわかったのは、オートにしてあるシャッター速度が、自動で適正な速度に切り替わらないことが露出オーバーの写真になる原因でありそうなことがわかりました。
露出の組み合わせを手動でリセットすることができます。それをしたあとは、新たな被写体の露出の組み合わせをカメラの露出プログラムがします。
シャッター速度はオートにしてあるので、設定をリセットする必要はないはずです。しかし、それを意識することで、オールドレンズをEOS RPのFvモードで確実に使えるように考えました。
日向にいる愛猫をFvモードで撮るときは、F値をf/4にしたときは、ISO感度をISO100にし、問題のシャッター速度は1/2000秒ぐらいまで上げる必要があります。
それなのに、同じ条件でシャッター速度が1/80秒では、明部が完全に飛んだ写真になるのは当然のことです。
シャッター速度が適正になることと、ならないことがなぜ起きるのかまだ完全に「解明」できたとはいえません。しかし、そのことに注意して使えば、プラナー50ミリをEOS RPのFvモードで使えるのは、私にとってはこの上ない喜びです。
EOS RPにプラナー50ミリをつけて撮っていると、フィルムで写真を楽しんでいた頃と同じ楽しさが感じられます。
