クルト・ヴァイルのトリビュート・アルバム

前回の本コーナーで、私が今とても気にっているアーティストのアルバムについて書きました。

Carla Bley(カーラ・ブレイ)19362023)の“Fancy Chamber Music”1998)というアルバムです。

カーラ・ブレイのアルバム”Fancy Chamber Music”

私が本アルバムを手に入れたのは四半世紀前の1999年です。どんなものでも、それだけの時間が経てば色褪せて感じたりするものですが、本アルバムに関しては、まったくそんなことはありません。

今、初めて発見したような感覚で、わくわくします。

本アルバムについて書いた更新の最後に、彼女が参加したオムニバスアルバムがあったような気がすると書きました。

アルバムのコンパクトディスク(CD)は、昨日時点ではまだ見つけられていません。iPod classicに登録した中から、そのアルバムを見つけました。

彼女が参加したのは、日本で発売されたアルバムにつけられたタイトルでは『Lost in the Stars 星空に迷い込んだ男 ~ クルト・ワイルの世界』とされているアルバムです。

発売されたのが1985年ですから、40年も前のアルバムになります。日本で発売されたのがいつかまだ確認していませんが、おそらくは、発売されてすぐに手に入れているはずです。

タイトルにあるように、ドイツ生まれの作曲家、クルト・ヴァイル19001950)に敬意を表する現役のアーティストによる、トリビュート・アルバムです。

“Speak Low” written and performed by Kurt Weill

このアルバムで、カーラ・ブレイは、ジャズアルトサクソフォーン奏者のフィル・ウッズ19312015)とアルバムの表題『Lost in the Stars』を奏でていたことがわかりました。

Phil Woods – Lost In The Stars (With Carla Bley Orchestra)

私は、2011年3月末に終了したNHK-FMのリクエスト番組「サンセットパーク」のリスナーでリクエスターでした。リクエストするのに使っていたリクエストネームが、本サイトでも使う「インディの鞭」です。

この「サンセットパーク」宛てに、今回話題にしたアルバムから一曲リクエストし、番組で紹介されたのを憶えています。

私がリクエストしたのは、カーラ・ブレイの”Lost in the Stars”ではなく、”Call From The Grave/Ballad In Which MacHeath Begs All Men For Forgiveness” (from The Threepenny Opera)”です。

Call From The Grave/Ballad In Which MacHeath Begs All Men For Forgiveness

邦題は『墓穴からの叫び』だったと記憶します。トッド・ラングレン1948~)とゲイリー・ウィンドー1941~)による演奏です。これをリクエストしたものの、番組で採用してくれるかわかりませんでした。

それを、番組がかけてくれたのです。番組でかかったときは、よくかけてくれたなぁと感じました。

そのとき、番組のパーソナリティだった人も憶えています。俳優の山田吾一1933~ 2012)の娘であるNHKのアナウンサー、山田亜樹さん(1962~)です。

裸の大将放浪記 第02話 欲張りの人も沢山いるので 芦屋雁之助 大谷直子 山田吾一

山田アナが「サンセットパーク」のパーソナリティをしたのは短期間だったように記憶します。

そのときの模様をエアチェックした録音テープがあります。まだそれを本コーナーで紹介していなければ、そのうちに音声データに変換し、紹介するかもしれません。

クルト・ヴァイルのトリビュート・アルバムは、カーラ・ブレイのアルバムとは別の意味で、一枚を通して楽しめます。