毎日、インターネットを使っていますが、これまでは、通信速度を気にすることはありませんでした。
私の家では、2003年から光回線を使っています。私が通信速度よりもありがたいと感じるのは、「常時接続」であることです。常にネットに接続できるなんてことは、今では当たり前のことです。しかし、大昔のことを思い返すと、凄いことであるのがわかります。
私がPCを使い始めたのは1999年5月です。その当時、ネットに接続するのに使ったのはダイヤルアップ接続です。
これは家々にひかれている固定電話の回線を使った接続です。電話回線を便宜的にネット接続に使うわけですから、通話とネット接続を同時に使うことはできません。
ネットに接続するのは、電話を使うのと同じになるため、接続する時間に応じて、電話料金が発生してしまいます。ですので、一般の個人が、時間を気にせずにネットに接続するなどというのは、まったく考えられないことでした。
私などは、接続時間を気にしながら、できるだけ短時間で済ますようにしたものです。
その後、ADSLを経由して、光回線に移りました。
ADSLのときからそうだったと記憶しますが、定額料金を払うことで、どれだけ接続しても、料金が変わらず、常にネットに接続できるようになったのは画期的なことでした。
こんなふうに、私個人は常時接続できれば満足だったので、通信速度をより速くしたいという考えはあまり持ちませんでした。普通に使っている分には、特別速度が遅く感じることもなかったわけですから。
しかし、今回、何年ぶりかわからないぐらい久しぶりに、私が使う自作PCの「更新」をしたことに付随し、通信速度にも目が向きました。
私が使う光回線の回線速度の上限は1Gbpsです。Wi-Fiルータを新調したことで、それ以前よりは速くなりました。しかし、1000Mbpsが理論上の最大値だとしても、もう少し速度が出てもいいように感じるようになりました。
そこで改めて、自分の環境を見直し、根本的なことを見落としていたのかもしれないことに、今更ながらに気がつきました。
きっかけは、YouTubeで次の動画を見たことです。本動画は、本更新よりも先に本サイトで紹介しました。
本動画では、通信速度が遅くなる場合の原因が解説されています。
利用するネット回線の速度は、その人のネット接続環境によってきまります。そして、もしも、回線環境に、全体の足を引っ張るような箇所があると、その箇所の速度に全体が引っ張られ、結果的に遅くなると解説しています。
遙か昔に注目すべきことがありました。それは、自分が使うPCで、ネットに接続するための部品の性能です。ネット接続の部品はイーサネットポートで、どの程度の性能かは、説明書に書かれています。
私の場合は、自分でPCパーツを選んで組んだ自作PCです。この場合は、基板となるマザーボードに搭載されているイーサネットポートの性能で、通信速度が決まります。
それを、今になって改めて確認し、唖然としました。
私のマザーボードに搭載されているイーサネットポートは、通常は、【100Mbps】とされているからです。ということは、1Gbpsの回線を使っていても、100Mbps程度の速度しか保証されないということになりましょう。
LEDランプは、イーサネットポートの左(ケースに取り付けた状態では上)にアクティブリンクLED、右(同、下)にスピードLEDのランプがついていて、点灯、消灯、点滅するようにできています。
それぞれのランプがどのように反応するかが以下のように書かれています。
アクティブリンクLED
| 状態 | 説明 |
|---|---|
| 消灯 | 未接続 |
| オレンジ(点灯) | リンク確立 |
| オレンジ(点滅) | データ送受信中 |
| オレンジ(一定間隔で点滅) | S5から起動可能な状態 |
スピードLED
| 状態 | 説明 |
|---|---|
| 消灯 | 10Mbps |
| オレンジ | 100Mbps |
| グリーン | 1Gbps |
イーサネットポートはPCの背面にあり、ランプが点灯したり、点滅したりするのを、目で確認することがありません。
今回の「改造」により、PCケースを新調しました。新しいケースは、フロントの2/3ほどがメッシュになっています。ですのでそこから内部の様子を確認することで、一番奥にある、イーサネットポートのLEDランプの様子が、確認できるかもしれません。
ただ、どちらのランプの色なのかまではわからないでしょう。
それは私が気がつかないだけで、今のままでも、1Gbpsまではいかないまでも、100Mbps以上の速度でネット接続されることもあるのでしょうか。
事実、W-Fiルータを入れ換えたあとに通信速度を計測し、220Mbps以上になったことは確認しました。

それにしても、光回線を使いながら、この程度の速度では何となく納得できません。
私が使うマザーボードに搭載されているイーサネットポートのままでもいいのかもしれません。ただ、私は自作PCを使うので、それを活かし、見つけた、1Gbpsのイーサネットポートを搭載できるインタフェースカードを注文してみました。
実験的に試すので、最も安価な部類である、1500円のパーツを選びました。
それが届いたら早速自分のPCに増設し、通信速度の改善が見られるか、試してみることにします。
その結果は、それが終わったあと、本コーナーで取りあげることにします。
