台風で馬鹿騒ぎ

昨日(16日)、関東を直撃するはずだった台風7号を巡る予報と報道が批判にさらされています。

台風の進路予想が難しいことは理解しています。台風は自力で進路を採ることができません。そのときどきの気圧配置で、先へ先へと、心太(ところてん)のように、押し出されるだけです。

北半球では、天気は西から東へと変化します。上空を強い偏西風が吹くからです。南半球でそれが逆になるのか、私は知りません。

台風は日本列島の南海上で発生し、日本付近まで北上したあとは、東へ移動していきます。

今回の7号が北上した時、日本の東にある高気圧がどの程度勢力を保つか、あるいは、保たないかで、その後の進路に大きな影響を持ちました。

すでに書いたように、台風は自力で移動することがありません。台風の進路を塞ぐのが高気圧です。それが西へ張り出せば、台風はその西の縁を進まざるを得なくなります。

台風の進路を予報する気象庁や気象予報会社、その情報を基にして報道するマスメディアは、日本への被害が大きくなるのを望んでいるように思われなくもありません。

気象予報会社の中でも、元お天気キャスターの森田正光氏(1950~)が作った「ウェザーマップ」はいつも煽るような情報を出すので、気をつける必要があります。

それが、日本の中心である関東であればなおさらのことです。

それだから、彼らは内心で、台風7号が関東を直撃してくれることを望んでいたでしょう。彼らの望みを叶えるためには、日本の東の高気圧が西へ勢力を強めることでした。

しかし、「神の力」が働いたように、7号の北上に伴い、その勢力が強まることはありませんでした。その結果、関東に近づくにつれ、7号は東へと向きを変えていきました。

過ぎ去ってみれば、奇跡的とも思えるほど、7号は関東を直撃することなく、関東の東海上を通過して行ってくれました。

問題は7号についての予報やマスメディアの報道が、最後の最後まで、関東直撃を求めるような姿勢でいたことです。そのことが多くの国民に見透かされ、彼らへの批判が大きくなりました。

テレビ番組は決まったものしか見ません。それでも、朝日新聞のテレビ欄は毎日チェックしています。馬鹿番組を確認し、それを馬鹿にするためです。

昨日のワイドショーの見出しも酷いものばかりでした。これ以上ないほど、台風が強力であると書き、大変な被害が出るであろうと国民の不安感を煽ることをしていました。

朝日新聞テレビ欄(2024.8.16)

実際に被害が出たら、そこへ取材陣を大量に送り込み、「大変です! 大変です!」と狂ったように報じたでしょう。

おあいにく様でした。「神の力」に護られたように、ほとんど何事もなく台風7号をやり過ごすことができました。

今回のことで台風を予報する人やそれを報じるマスメディアが反省してくれたらいいのですが、次の台風が接近したら、同じことを繰り返すでしょう。

馬鹿に付ける薬はありません。馬鹿には馬鹿だとして付き合うよりほかなさそうです。