大晦日の「災難」

昨日の本コーナーで、PCのフォルダとファイルを、クラウド(クラウドコンピューティング)のストレージに「引っ越し」していることを書きました。

私が「引っ越し」先に選んだのは、Googleのクラウドサービス Google Oneです。Google Oneは、GoogleドライブGoogleフォトGmailを包括するサービスです。

半月ほど前に、Googleの人工知能(AI) Geminiに興味を持ったことで、有料版のGoogle AI Proを使い始めました。

そのサービスには、Google Oneで使用できるストレージ領域が2TBになるという特典がつきます。それ以前は、無料で使える15GBだけでした。領域が133倍に増えたということです。

使える領域が増えたことで、それを活用するため、クラウドへ移動できるものは移動しよう、と「引っ越し」を始めたのです

一番時間がかかったのは、Googleフォトへ撮影済みデジタルフォトを転送することです。それが夜中に終わりました。転送には1日半程度かかりました。

私が自分の声を録音することを昔からすることは、本コーナーで、それに関連することを書いたときに書いています。今はその録音に、ZOOMのハンディレコーダー H1 XLRとペンシルコンデンサーマイクのCLASSIC PRO CM11を使っています。

ペンシルマイク CLASSIC PRO CM11(Google Geminiの画像生成 Nano Bananaに生成してもらった合成画像です)

私はそれを使い、本コーナーを更新すると、通常は翌朝に、その冒頭部分を音訳し、録音する習慣です。今朝も、昨日更新した分を録音しました。

録音して生成された音声ファイルも、Googleドライブのストレージで管理するように変更しました。自分の部屋で録った自分の声が入ったファイルが、どこかのサーバに保存されているのだと想像すると、不思議な感覚になります。

感覚は不思議でも、ファイルの操作は、PC内のファイルを扱うのとまるで変わりません。クラウドのストレージに保存してあれば、それが壊れたり、消えてしまうことはないでしょう。

今朝、そのようにして自分の声を録音しました。戸惑いはそのあとに起きました。

録った自分の声は、音声編集ソフトであるSteinbargのWebLab elements 12に取り込み、音量などを編集し、保存します。

New Features in WaveLab 12 | Promo

ZOOMのH1 XLRは32bit floatで録音するので、編集段階で適正な本領にする必要があります。

それが終わり、ファイルの再生を始めました。が、PCスピーカーから音がまったく聴こえてきません。

トラブルが発生すると、それを解決するまで、それは解消されません。朝から面倒なことになったと感じました。

真っ先に疑ったのは、それらの音声ファイルを、クラウドのストレージへ移動したことです。そのことで、音声ファイルの音声がスピーカーから聴こえないのかと考えました。

そこで、そのファイルを1個、自分のPCのデスクトップにコピーしました。基のファイルがクラウドにあっても、ファイルのコピーは、自分のPCに内蔵するハードディスクドライブ(HDD)ソリッドステートドライブ(SSD)にあるファイルを扱うのと何ら変わりはありません。

ファイルをクラウドから自分のPCにコピーし、音が聴こえるか確認しました。結果は、変わらず、まったく音がしませんでした。

ファイルが保存されている場所がトラブルの基でないことがわかりました。それがわかっても、トラブル解決には直結しません。問題がより難しくなった印象です。

そのとき、あることを思いつき、トラブルが一挙に解消されました。

私は、PCの音をPCスピーカーで再生しますが、PCとスピーカーの間に、オーディオインターフェイスを使っています。そのオーディオインターフェイスのボリュームがゼロになっていただけなのでした。ボリュームを上げたら、正常に音声が再生されました。

トラブルともいえないことに多少の時間を要しました。つまらない原因であっても、それが「解決」でき、ホッとしたところです。

年の瀬に忙しくしていると、何でもないことに慌てることがあります。

メガネをかける人がひとりでいるとき、メガネをおでこに上げているのを忘れ、何かを見ようと思ったらメガネがない、メガネはどこだ? と慌てる場面を想像しました。

「メガネがない?」(GeminiのNano Banana Proに生成してもらった画像)

私はメガネを必要としませんが、そんな場面を想像し、誰もが似たようなものだと感じます。

年の瀬だからこそ、心に余裕を持って過ごしたいものです。