本コーナーでよく取り上げるように、私は昔から自分の声を録音しては、録った音を聴くことをしています。
今は、本コーナーを更新しては、冒頭部分を音訳する自分の声を、ZOOMのハンディレコーダー H1 XlRで録音しています。

今使うマイクは、14年前に購入したベリンガーのUltravoice XM8500というダイナミックマイクです。

ダイナミックマイクは入力感度が低い構造を持つので、口とマイクの距離を5センチ程度にして使っています。
マイクを口に近づけると、近接効果により、低音が強まる傾向があります。
今朝録った自分の声を聴くと、低音が少し強すぎるように感じました。それはそれで豊かな音質で、ヘッドホンで聴くと、文句のない音に聴こえます。
しかし、同じ音声をPCスピーカーで聴くと、音が少し籠もっているように感じます。
私が自分の声を録るのに使うH1 XLRには、入力時の低音域をカットする機能が搭載されています。ローカット(ハイパスフィルタ)といわれる機能で、次の3段階から選べます。
| 80Hz | 160Hz | 240Hz |
私は以前に80Hz以下をカットして、自分の声を録ったことがあります。その後、低音域も音を豊かにする要素なのだから、カットしないほうがいいかもしれない、と素人考えをして、カットせずに使っていました。
それを今回、再び考えがぐらつき、80Hzをカットして自分の声を録りました。録った自分の声を聴き、カット前よりも、PCのスピーカーでは聴き取りやすい声に感じました。
そのあと、気になって、ネットで「ローカット」を検索してみました。表示された検索結果のひとつに、80Hz以下のローカットについての質問と、それに対する答えが載ったページがありました。
私は、一番上にある「ベストアンサー」とされている回答を読んで、自分が素人であることを知りました。
その回答者がいうには、80Hz以下をカットする主な目的は、「室内振動系」の雑音をカットすることにあるとされています。
今回の質問者は、コンデンサーマイクを使っています。コンデンサーマイクは私が現在使うダイナミックマイクよりも感度が高いため、雑音を拾いやすい性質を持ちます。
そこから、80Hz以下をカットすることで、室内で生じる雑音がカットできるとしているのでしょう。
私はダイナミックマイクを使って80Hz以下をカットする意味があるのか気になってネット検索したので、今回の質問と回答は、私の疑問には答えていないことになりましょうか。
私が気になったのは、ベストアンサーとされた回答者が、最後に次のように書いていることです。
もともとそういう目的の帯域カット狙いなので、近接効果やポップノイズ、風吹かれ音などとは全く無関係です。(この点でウソ八百言う素人多い)
私は、低周波数帯をカットすることで、それこそ、近接効果によって生じる低音を押さえることや、ポップノイズ、風吹かれ音が軽減されると考えています。
本回答者は、そのような「ウソ八百をいう素人が多い」としています。
ということは、マイクと口を近づけて生じる低音の出すぎは、80Hz以下の周波数帯をカットしても改善できないということなのでしょう。
しかし、私は、80Hz以下をカットして録った自分の声が、低音が和らぎ、聴こえやすく感じました。これは一体、どのようなことでそれが起きたのでしょうか。
ネットに書かれていることがすべて正しいことばかりとは限りません。もしかしたらですが、近接効果が80Hz以下をカットすることで和らげられるとウソ八百いう素人がいるという考え方が間違っていて、ウソ八百とされた人のいっているとおりということもなくはないような気がしないでもありません。
いや、素人の私にはどちらとも判断できないです。理由はわかりませんが、私が自分で80Hz以下をカットして録った声のほうが、カットする前よりも、強すぎる低音が和らいだと感じたのは事実です。理由はわかりませんけれど。
今回の回答者がいっていることがそのとおりなのであれば、感度が低いダイナミックマイクを使う上では、室内の雑音を拾いにくいので、あえて80Hz以下をカットして使う必要はない、ということになりましょうか。
あとでもう一度、80Hz以下をカットして録った自分の声と、カットしないで録った自分の声を、自分の耳で聴き比べてみます。
それらの音に違いがあると感じた場合、80Hz以下をカットしたことが、どのようなことに影響を与えたのかは、素人の私にはわかりません。
