見えた色に撮りたい

私は昔から写真を撮るのを趣味にしています。今は、キヤノンのデジタル一眼カメラ EOS RPが私の使用するカメラです。

EOS RPにプラナー50mm 富士フイルムのNDフィルター【ND-0.9】

今気に入って使っているレンズは、フィルム一眼レフ時代から使うヤシカコンタックスカール・ツァイス プラナー50ミリ F1.4です。

ヤシカ・コンタックス用カール・ツァイス プラナー50mm F1.4

フィルムの時代からデジタルに移り、私がフィルム時代に愛用したプラナー50ミリを使うことはもうないのかと思っていました。しかし、デジタルのレンズ交換式カメラにマウントアダプタを介することで使えることがわかったときは嬉しかったです。

以来、カメラのマウントが変わるたびに、対応するマウントアダプタを購入し、使い続けているというわけです。

私は50ミリの焦点距離が大好きです。50ミリのレンズが1本あれば、どんなものでも撮れる感覚です。

フィルム時代のオールドレンズですから、今のレンズのように、手軽に使うことはできません。私はEOS RPで、フルマニュアル露出によって使っています。

フォーカスも、電子ビューファインダーを覗いて、一枚ごと合わせて撮っています。

そのファインダーから見える画像について、昨日の夕方、気になることがありました。

太陽が沈む直前の時間で、庭の木々が夕陽に照らされ、とても美しく見えました。それを写真に撮ろうと思ったわけですが、ファインダーから見える画像の色と、実際の色がかなり違っているのに気がつきました。

所詮は写真で、実際の情景をそのまま記録できないのはわかっています。しかし、少しでも現実の色に近づけたいと考えました。

写真の色再現の基となるホワイトバランスを、私はオートホワイトバランスにしています。そこで、ホワイトバランスをプリセットの中から選び、換えることで得られる色を確認しました。

どれを選んでも、そのままの色には見えません。最後は妥協して、「太陽光」にしました。

次に、ピクチャースタイルの健闘を始めました。

私はそれを変更するまでは、ピクチャースタイルの「オート」を選び、なおかつ、シャープネス、しきい値、コントラスト、色の濃さ、色合いを自分なりに微調整し、それをユーザー1に登録してありました。

それで満足していました。しかし、昨日の夕方、夕陽に照らされた情景を撮ろうとしたときに、現実の色と違うので、見直しました。

ピクチャースタイルを換えて確認し、結果的に「ニュートラル」を選びました。その上で、より現実の色に見えるよう、上に書いた項目を微調整しました。それをユーザー1に上書きして保存しました。

フィルムの時代は、自分が使うフィルムをカメラに装填した時点で、発色の特徴が決まりました。私はポジフィルム(リバーサルフィルム)を使ったので、それがダイレクトに現れました。

コダックのポジフィルム「コダクローム64」
Simon & GarfunkelKodachrome / Mabellene (from The Concert in Central Park)

デジタルカメラは、上で書いたようなことをすることで、自分好みの発色をするフィルムが選べるようなものです。これは、デジタルならではです。

本更新は夜明け前にしています。夜が明けてあたりが明るくなったら、庭に出て、夜明け間近の光で照らされた被写体の色を、どの程度正確に定着できるか試してみましょう。

こんなことをしていると、どれだけ時間が経っても、カメラの楽しみは広がります。

日の出時刻が近づいてきました。本日の日の出時刻は、東京が午前6時4分です。日の出が最も遅いのは、東京が午前6時51分ですので、あと47分は日の出が遅くなります。

朝の習慣である、自転車で自宅周辺を30分程度走ったあと、庭で写真を撮ってみました。

朝のその時間、ファインダーで見える色と実際の色がやっぱり違います。たとえば、草の色が違って見えます。本当はもっと黄色味があるのに、ファインダーでは青緑のように見えるなどです。

朝の時間、関東南部の当地は雲が多い空模様です。予報では陽射しが届く予報なので、このあと、晴れてくるのでしょうか。

そういえば、今夜の月は十三夜です。栗名月とも呼ばれるそうです。

そこで、ピクチャースタイルをスタンダードに換えてみました。各項目はプリセットのままで、調整は加えていません。

そして、ホワイトバランスを、色温度の5500ケルビン(K)にしてみました。実は、前回、色味の調節を自分なりに微調整するまでは、ホワイトバランスは色温度の5500Kにしていたので、元に戻した形です。

このふたつを変更したことで、現実の色に近づいたように感じます。あとは、いろいろな条件で試し、色の再現性を確認することにします。