BIOSの起動設定でひと苦労

このほど私が実施した自作PCの「更新」について、前回は、オペレーティングシステム(OS)の起動までたどり着けず、BIOS(バイオス)の画面が表示され、そこから先へ進めない事態に陥ってしまったことを書きました。

それが表示されては強制終了することを何度か繰り返しました。それを何度しても、何かが改善される気配がありません。これが延々と続くのかと思い、暗い気持になりました。

それでも、自分の判断で自作PCの「更新」を始めたのですから、自分で何とか乗り越えなければなりません。それができなければ、使えるPCがなくなるということですから。

途中であと戻りする「保険」のため、元のマザーボードCPUは、元のPCケースに残してありました。しかし、そのケースの中は、メモリなどを抜き取ったりしたことで、それまで使っていたのが信じられないほど「荒れ果てた」状態です。

もう、あとには戻れません。自分で退路を焼き払った状態です。

OSが起動できないのは、起動できるドライブをBIOSが認識できないからです。それだったら、BIOSに起動すべきドライブを認識させる必要があります。

起動に問題があるということです。そこで、BIOSで起動の項目を、わからないなりに、確認しました。

すると、〔起動セキュアブートメニュー〕に〔OSタイプ〕という項目があるのがわかりました。

そこでは、次のふたつからひとつが選べるようになっています。

  • UEFIモード
  • 非UEFIモード
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起動できない状態でそれを確認したときは、〔非UEFIモード〕に設定されていました。それを、〔UEFIモード〕に変更してみました。

そのあと、同じ〔起動セキュアブートメニュー〕にあった項目だったと思いますが、〔CSMの起動〕が、はじめは〔無効〕だったのを、〔有効〕に変更しました。

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このあと、〔TPMデバイスの選択〕を、〔ファームウェアTMP〕から〔ディスクリートTMP〕に、〔CSMの起動〕を〔有効〕から〔無効〕へ、〔OSタイプUEFIモード〕を〔非UEFIモード〕に戻したりしています。

これらの変更をしたり、元にもどしたりを繰り返すうち、PCモニタに、私が使うOS、Windowsのロゴマークが表示されたのでした。

ともあれ、なんとか、OSの起動が始まる気配が感じられるようになりました。しかし、すぐに通常の画面に切り替わることはありませんでした。

そのあと、画面に現れた「PCを初期状態へ戻す」といった選択をしています。これをした場合、「アプリと設定を失う」と表示されます。

私は今回、自分がインストールしたアプリケーションソフトウェア(アプリ)を一からインストールし直す面倒を省きたい一心で、ストレージのクローンを作り、それでPCを起動させる道を選びました。

この方法でうまくいった人もいるでしょう。しかし、私の環境ではうまくいきませんでした。OSのクリーンインストールより、苦労の多い選択でした。

次に私がPCの「更新」をするときは、面倒でも、クリーンインストールを選ぶだろうと思います。

それでも、クローンをしたことで、Windows 10からWindows 11にアップグレードしたOSがそのまま使えることになりました。直近に行った最新バージョンの24H2もそのままです。

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その代わり、私がインストールしたアプリはすべて使えない状態でした。

ただ、Windowsバックアップをしてあったことで、私が利用するサイトへログインするためのパスワードがそのまま保存されていたり、ウェブブラウザのお気に入りなども、保存された状態になっていました。

OSは使える状態になっていたものの、「ライセンス認証」が必要な状態でした。そこで、こんなときのために使おうと思って購入してあった、新規OSで、まだ使っていなかったライセンス認証を入力してみました。

しかし、それが使えないことがわかりました。

この問題が解決したのは、途中まで使えなかったネット接続が利用できるようになってからです。パスワードを一律管理するアプリをネット経由で手に入れ、Windows 10のライセンス認証を入れると、それが通り、ライセンス認証の問題が解決しました。

あとから注文した光学ドライブも届き、搭載したドライブのCD-ROMからインストールするアプリのインストールもほぼ終わり、元の環境に完全に戻りつつあります。

決して高価なCPUではありませんが、それ以前のそれに比べて性能は明らかに高いです。だから、たとえば、写真のRAW画像の「現像」にしても、今までいかに遅かったわかるほど速くなりました。

これを知ると、さらに性能を向上させるため、一、二年でパーツの「更新」をしてしまうかもしれません。

今回のことで懲りたので、次は、Windowsバックアップで設定を保存し、あとは、クリーンインストールの道を選ぶことになるでしょう。