動画編集ソフトのDavinci Resolve Studioを使い、疑似夜景を作るため、Fusionページで作業をしました。
私はこのところ動画をスチル撮影の合間に撮ることはしても、撮った動画を編集することはなかったので、Davinicに触れる機会があまりありませんでした。
その間にも、Davinicがアップデートされたことを知ると、そのたびに、適用してはいました。
ただ、Davinicに触れる機会が減ったので、アップデートで新たに実装された機能はほとんど知りませんでした。
久しぶりに使い、魅力的な機能が多数追加されていることがわかりました。
Fusionページにも、Davinci Resolve 18.5にアップデートされたとき、非常に有効な新機能が追加されました。
動画の編集をしない人や、Davinciで動画の編集をする人も、凝ったことをしなければ、Fusionページを使うことは少ないかもしれません。
私も、凝ったことはしてこなかったので、Fusionページを使うことはほとんどありませんでした。
疑似夜景の動画を作るため、Fusionページに触れる時間を長く持ちました。
Fusionページでは、メディアにさまざまな効果を加えることができます。映像にタイトルやテロップをつけるのも映像効果のひとつです。ただ、それだけなら、Fusionページを使わなくてもできます。
動きのある文字を自分で作ろうとすれば、Fusionページでの作業が必要です。
YouTubeには、Fusionの基本的な使い方を教えてくれる動画があります。私も、下に埋め込んだ動画を見て、Fusionの基本的な仕組みを理解しました。
本動画を見ることで、Fusionページが、次の三つの種類のツールをどう使うかにかかっていると語られています。
| メディア | マージ | エフェクト |
「メディア」は、素材として使う動画や色面のことです。「エフェクト」は、メディアに付け加える効果を指します。三つの中で馴染がないのは「マージ」になりましょう。
Fusionページでうまく作業ができない原因のひとつにマージの存在がありそうです。
メディアは出力するためのツールで、入力できるのはエフェクトだけです。つまり、メディア同士を直接結び付けることはできません。
その橋渡しをするのがマージです。
マージには入力と出力があります。しかも、「フォアグラウンド」と「バックグラウンド」の2種類の入り口があります。
それは階層構造のようなものです。フォアグラウンドから入ったメディアが上の階層、バックグラウンドが下の階層のイメージです。
不透明な背景を上の階に設定すると、下の階に入れた動画の映像は、不透明な層により見えなくなるイメージです。
Davinci Resolve 18.5にアップデートされたタイミングで、これまでのマージに加え、画期的な「マルチマージ」が追加されています。
私も、おとといに作業したときに、マルチマージがあることは気がつきました。しかし、使い方がまだわかりませんでした。
ネットで調べると、有効に使えそうなことがわかりました。
まだ、私の理解は足りないと思いますが、とりあえず使ってみました。
これまではマージをいくつも使わなければならないところで、マルチマージがひとつあるだけで、ある程度のことができます。
おそらくは、Fusionページにアレルギーを持つ人が少ないことを知り、改善するため、マルチマージを導入したのでしょう。
前回作った疑似夜景用の素材を流用し、マルチマージで作り直してみました。その際に作ったノードツリーを画像にして紹介します。

手間が省け多分、すっきりした配列になっているように感じます。三日ほどFusionページで過ごす時間を持ったことで、Fusionページの扱いに少し慣れた気がします。
今回は、元の映像と疑似夜景を模した映像をふたつ並べる画面を作っています。
別々の映像を並べるだけであれば、同じ素材に明度と色温度の変化をつける必要がないため、難しいことはありません。
疑似夜景の動画では、同じ素材で、加工前と加工後を同じ画面の中で表示させています。そのため、カラーページで作業することはできません。
カラーページでは、動画がふたつ並んだ画面そのもののカラーを編集することになってしまうからです。
そこで、Fusionページにある「明度コントラスト」と「カラーコレクター」のツールを使いました。もっと適したツールがあるのかもしれません。
このふたつのツールの使い方には注意が必要です。
「明度コントラスト」は、いくつもある調整項目の中で「ガンマ」しか使えません。ほかの項目は、元の動画や、背景を含めた画面全体に影響が出てしまうので使えません。
「カラーコレクター」も、使えるのは色味を変えることだけです。明度やコントラスト、明るさなどは、同じように、画面全体に影響が及んでしまいます。
わからないながら、自分でいろいろと試すことで、わかることが少しずつ増えました。
今後もDavinciのFusionページに触れる機会を作り、使いこなせるようにしたいと考えています。
