私は昔から映像好きということもあり、ネットの動画共有サイトYouBubeに自分のチャンネルを持っています。
私は気が向いたときに動画を作る程度です。
YouTubeで見る動画は、海外のチャンネルの動画が多いです。数日前、次の動画がお勧めに上がっていたので見ました。
何気ない気持ちで見始めましたが、途中から感心して見ました。
動画に登場している女性の写真家はAlys Tomlinson(1975~)という英国人で、イタリアのナポリで活動する様子が写し撮られています。
彼女は大判カメラを使い、フィルムに被写体を定着していますね。
モデルになってくれた人物にあたっている光量を計測し、レンズの露光量を決めます。
そのあと、冠布を頭からかぶり、ピントグラスで慎重にフォーカスを合わせます。
彼女が撮る人物は、ナポリで暮らしている庶民のようです。人物が立つ位置を彼女が指定し、意思疎通をはかりながら、丁寧にシャッターを切っています。
デジタルのカメラが一般的になった今、彼女の創作活動を見ていると、考えさせることが多くあります。
撮って終わりではなく、おそらくは現像も彼女自身でしているのでしょう。出来上がったモノクロームの作品を持って、モデルのもとを訪ねる様子も写されています。
彼女には、これ見よがしのところがまるでありません。自然に振る舞っています。自立している女性を感じさせます。
海外のYouTube動画を見ていると、同じような感想を持たせる動画によく出会います。
それに比較して書いてしまえば、日本のYouTuberやVloggerに同じようなことを感じることはほとんどありません。この違いは何でしょうか?
日本のYouTuberやVloggerは、悪い意味で、テレビタレントに通じる軽薄さを感じます。彼らに足りないのは、気品のようなものです。
今回紹介した女性写真家は、それを濃厚に感じさせます。
しっかりとして目的をもって写真を制作しています。自分の創作への自信を窺わせます。それだから、接する人にも謙虚に振る舞えます。動画の作り自体も成熟した大人を感じさせます。
こうしたことから、本動画は、YouTubeで感銘を受けた動画を紹介する本サイトの「YouTube」に分類しました。
私も、おちゃらけない、品を感じさせるような動画を少しでも多く作っていきたいと考えています。
