時が移ると、昔は手に入った物が手に入らなくなることがあります。私は昔、油絵具でそれを経験しました。
油絵具を使う人は、それぞれで、必要な絵具の色は違うでしょう。

私は肌の色を作るのに使う、土が原料のある絵具を昔使っていました。それは、フランスの画材メーカー、ルフラン&ブルジョアの「フレッシュ・オーカー」という赤系統の絵具です。
この絵具が、作られなくなったのか、日本に入って来なくなりました。
私はその絵具を使って肌色を作っていたため、とても困りました。
その後、それに代わる絵具を見つけました。こちらも外国の画材メーカー、オランダのターレンスが作る絵具です。今はその絵具を好んで使っています。
「フレッシュ・オーカー」のことがあったので、ときどき、ネットの画材店を覗き、なくなっていないか確認します。
先ほども確認し、十分確保できそうなので安心したところです。
油絵具の色ということでは、使う色が、再びもとに戻りました。
先月ぐらいは、それまであまり使ったことがなかった、彩度の高い色を使ってみたりました。その後、自分なりに「研究」し、その結果、長年使い慣れた色に落ち着きました。
ただ、単純に元に戻ったのではありません。使う絵具の色は元に戻っても、絵具の扱い方は少しは「進歩」しました。その「進歩」により、同じような色を使っても、発色が良くなったように感じます。
