2013/06/03 因縁の対決「先崎学八段×行方尚史八段」解説は羽生善治三冠

何かの分野で秀で、誰からも「天才」といわれていた人が、あるときを境に「元天才」と扱われるようになったら、当人はどんな気分になるでしょうか。

たとえば、学校の成績がよく、常に学年で一番の成績だった人は、周りの友達や先生から「お前はやっぱり天才だよ」などと持ち上げられるかもしれません。いつもそういわれているうちに本人もその気になり、「ボクは天才だぁ(^○^)/」と思い込んでしまったりするかもしれません。

しかし、上の学校へ進学すると、井の中の蛙が広い世界を知って仰天するように、自分より遥かに学業に勝る人がこの世の中にはうじゃうじゃいることを知り、「ボクはやっぱり並みの人間だった・・・_| ̄|○・・・はうぅ・・・」とショックを受けることがままあるでしょう。そんなとき、“元天才”は、それまでの反動で、耐えきれないほどの敗北感に苛まれることになる、ものかもしれません。人生はときに残酷です。

そんな“残酷”を子供の頃に体験した人が、昨日、テレビに登場しました。私はこれまで、その人がそんな体験をしていたことも知らず、その人をテレビで見てきました。将棋「日本将棋連盟」)のプロ棋士・先崎学(せんざき・まなぶ)八段です。

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