おかしいことには「おかしい」といおう

東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の会長・森喜朗氏(1937~)の発言が問題視されています。

これをはじめに報じたのは、今発売中の『週刊文春』です。

5日の朝日新聞の記事をもとに、問題とされた発言を振り返っておきます。

その発言があったのは、今月3日にあった日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会です。

マスメディアの報道では、森氏の発言を要約し、おおよそ次のように報じることが多いでしょう。

女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる

女性っていうのは競争意識が強い

照ノ富士の復活Vに思う

この日曜日(2日)、大相撲7月場所が幕を閉じました。私は、結果だけを翌日の新聞で知るだけでしたが、照ノ富士春雄関には密かに注目していました。

その照ノ富士関が千秋楽に勝ち、優勝決定戦を待たずに優勝に輝きました。

翌日の新聞各紙は、照ノ富士関の優勝を「復活V」といった形で報じています。

家では朝日新聞ほか、日経、産経、地方紙の4紙をとっていますが、同様に報じる紙面を流し読みし、本質に迫れない新聞の限界を感じました。

2006/08/25 オシムからのメッセージ

本日は、新生サッカー日本代表を任されたイビチャ・オシム監督について書いてみることにします。

これを書く気になったのは、昨夜、NHK総合で放送になった「クローズアップ現代 ~オシムからのメッセージ~」を見たからです。

これは本コーナーでも事あるたびに白状していますが、私はまったくといっていいほど、サッカーには関心がありません(^_^; それでも、オシム監督の名前ぐらいは知っています。そして、同監督の発する言葉には関心を持っていました。

日本代表の監督になったあと、オシム監督は日本の報道陣に囲まれた記者会見で、「日本の報道姿勢は40年何も変わっていない」云々の発言をしたことを新聞記事で知りました。その発言がどのような背景から発せられたのかは知りませんが、今まで、代表監督がその種の発言をしたことをあまり聞かなかった印象があり、私には新鮮に感じられました。そして、好ましくも思えました。

2002/02/25 ブラッドバリーの名言

【本日の名言】

「帰りの飛行機をラスベガス経由に変えようかと思った」

今回の「名言」の主は、冬季オリンピックソルトレイクシティ大会「男子ショートトラック」の選手・スティーブン・ブラッドバリー選手(2002年時点28歳/オーストラリア)です。

ショートトラック・スピードスケートという競技は狭いリンクを滑るため、転倒や失格が実に頻繁に発生する競技です。そのため、不可解な判定で失格になったり、あるいは転倒に巻き込まれるなどの不運とは常に隣り合わせの状態にあるわけですが、彼ブラッドバリー選手にとっては、それらが逆の意味で全て幸運に働きました。

だめだめ2020東京五輪‟白紅”公式服

2020東京五輪の開幕までちょうど半年になったことを、昨日の午後6時台に放送された関東ローカルニュース「首都圏ネットワーク」で伝えていました。

日本という国はどうしてこうも杓子定規なことが好きなのでしょう。五輪会場となる東京のお台場に、五輪の輪の巨大なモニュメントを設置し、それに初めて点灯する記念式典を「首都圏_」で生中継していました。

開催都市の知事である小池百合子氏やJOC山下泰裕会長らが、「10、9、8、7」のカウントダウンのあと、大きなスイッチを一緒に押し、モニュメントにライトが点灯する段取りです。

こんなことにどんな意味があるのでしょうか。また、これをわざわざ生中継するのもどうかしています。

それを見せられた視聴者が、「五輪がいよいよ迫って来た!」とわくわくするとでも勘違いしているのでしょう。

高校野球にもアスリートファーストを

私は、国の支配階級が民衆を操るために行うのであろうスポーツ・イベントには背を向けることにしています。

昨日、マスメディアは、「新語・流行語大賞」の今年の年間大賞に”ONE TEAM”が選ばれたと伝えています。これは、日本で行われたラグビーワールドカップで、日本チームが一つになって戦う心意気から生まれたものでしょう。

昨日の関東ローカルニュース「首都圏ネットワーク」でもこの話題を取り上げていました。日本代表が初のベスト8進出を果たしたことなどで、日本中が熱狂したと伝えていましたが、私はその輪に加わることはしませんでした。

支配階級によって作られたブームに熱狂する人々を、私は輪の外から冷ややかな目で眺めたものです。

こんな私のような人間を、輪に加わる人間は、なんてへそ曲がりなヤツだ、と思うでしょう。

私は一事が万事このような態度を採ります。が、例外があります。これも支配階級が作り上げた熱狂舞台に違いない高校野球だけは、輪に入って楽しむことをしています。

サッカー日本代表の新ユニフォーム

私は作られたブームというのが嫌いです。

少し前にあったのは「韓流ブーム」です。韓国で制作されたドラマ『冬のソナタ』をNHKが放送し、反響が大きかったとかで、一時は日本のテレビ局がこぞって韓流ドラマを放送しました。

結局は作られたブームで、今は下火になっています。

このブームにもならなかったブームどもきの騒動のときも、私はそれに嫌悪感を募らせていました。

別に、韓国のドラマが好きな人を否定したいわけではありません。大手広告会社の電通がおそらくは仕切り、テレビ局が従う構造が嫌だったのです。当時は、新聞各紙もカギカッコ付きの韓流ブームを特集しています。

ちなみに、このブームもどきが起きた頃に電通のトップにいた成田豊氏は韓国生まれ(現在の天安市出身)です。そうした境遇が韓国びいきに動いたことが窺われます。また、日本のテレビ局も新聞社も電通には頭が上がらず、主従関係の従であることを知っておくべきです。

ここまでは、作られたブームが嫌いであることを書くための前置きのようなものです。

作られたブームが嫌いであるため、繰り返し催されるスポーツイベントも嫌いです。その集大成のようなオリンピックは見たくもありません。この流れで、私はサッカーというものにも興味を持ちません。

2008/8/25 みんなと一緒が安心?

昨日でようやく終わってくれ、清々しています。中国で行われていた「北京オリンピック」です。

私は、みんながワーワー騒ぐようなものは嫌いです。ですから、サッカーのワールドカップ(FIFAワールドカップ)も嫌いです。そして、オリンピックも嫌いです。2016年のオリンピック開催地を東京に誘致しようとしていますが、私は反対です。

他国で開催されるオリンピックでさえ、NHKをはじめとする日本のマスメディアが大会期間中、気が触れたかのように騒いでいます。そのオリンピックが東京で開催されることにでも決まれば、それを金儲けに結びつけようという人たちを中心に、猛烈な騒動になることは目に見えています。

そんなドンチャン騒ぎは迷惑なだけです。断固お断りします。

知る人ぞ知る画家に高島野十郎がいます。

2012/08/02 日本選手団の故意かもしれない退場誘導問題( ・`ω・´)

ロンドン・オリンピックが始まってからというもの、国内の新聞、テレビはオリンピック一色に染まっています。

私はといいますと、本コーナーでも何度か書いていますように、この手の“バカ騒ぎ”には関心がありません。が、本コーナーの“天気コーナー”の更新の参考にするため、午後7時前に気象情報が放送されるNHK総合にチャンネルを合わせる習慣があります。

“みなさまのNHK”は、国民から広く徴収した税金、、、? いや、受信料をこの“バカ騒ぎ”に惜しみなく注ぎ込み、狂ったようにオリンピック中継をしています。そのあおりで、私が見たい気象情報の時間が削られてしまっています。まったく腹立たしい“バカ騒ぎ”です(´・ω・`)

2000/09/16 「今世紀最後のオリンピック!」

いよいよシドニーオリンピックが始まりましたね。それにしても、テレビを見ても、新聞を広げても、

「今世紀最後のオリンピック!」

の表現が目立ちすぎます。この調子でいくと、次のアテネ大会(アテネオリンピック)の際は、「21世紀最初のオリンピック!」とでもいうのでしょう。ソレって陳腐、、、かも。一番大騒ぎしているのは他でもない、マスメディア自身だったりして。