2012/09/05 尖閣3島を国が購入報道の反応

少し前のニュースになりますが、福島第一原子力発電所事故により、長期間自宅に戻れそうにない地域の土地を個人が転売することを国が制限する旨の報道がありました。私有地であれば、自分の財産ですので、転売は個人の自由のはずです。が、この制限の裏には暴力団の動きがあるらしいことがわかり、納得しました。

暴力団は、少しでもカネになりそうな獲物を見つけると、ハイエナのように集まる習性を持ちます。そうして、ひとしきり獲物を漁り、それを平らげると別の獲物探しを始めます。

そんなハイエナ暴力団が今目をつけているのが、原発事故で国に買い上げられるかもしれない福島の私有地です。それらの土地の権利をあらかじめ手に入れておくことで、あとで国が買い上げるときに高くつり上げて利益を得ようという魂胆があるのでしょう。それを察知した国が先回りし、私有地の転売を防ごうということらしいです。

国が買い入れる私有地として今注目されているのは尖閣諸島の小島です。この島につきましては、本コーナーでも取り上げています。

原発M&Dマネー

原子力発電所がある自治体に、原発を稼働させてもらっている電力会社がお礼の意味を込めて金を渡す話なら昔から聞きますが、立場が逆になり、原発がある自治体の側から電力会社の幹部連中に礼金を渡していたことが発覚しています。

それを伝える朝日新聞が、昨日の紙面で「原発と関電マネー(上)原発誘致 得た『特別待遇』 『Mさん』と呼ばれた元助役」の見出しで伝えています。

この問題の舞台は、日本海に面した大飯郡高浜町にある高浜発電所です。その原発を持つのは関西電力です。

現在は、1号機から4号機まで4基の原子炉があります。1号機の設置許可が下りたのは1969年12月で、1974年11月に営業運転を開始しています。

その後、10年足らずの間に2号機、3号機、4号機と着実に原子炉を増やし、現在に至っているというわけです。現在は、1号機と2号機は定期点検中にあり、3号機と4号機の2基が稼働中ということです。

高浜発電所
高浜発電所(Google Earth Proで取得した画像)

今回の問題で一躍クローズアップされた人物が「Mさん」と呼ばれた人です。森山栄治という人物が「M」と呼ばれた人で、今年の3月、90歳で亡くなっています。

京アニ放火事件と生長の家から見える風景

昨日、ネットの動画共有サイトYouTubeで気になる動画を見ました。少し前からお勧めの動画として表示されていましたが、昨日まで見るのを先延ばししていました。

先延ばしした理由には、台風15号の影響を受け、私の家でも約55時間停電したこともあります。電気が来ないのですから、ネットで動画を見るどころではありません。

今年の7月18日、京都にある「京都アニメーション」のスタジオが放火され、35人が死亡する痛ましい事件が起きました。

私はアニメへの関心が強くないため、事件が起きたことでそのようなアニメスタジオがあったことを初めて知りました。そんなわけですから、その会社がどんな作品が手掛けたのかも知りませんでした。

放火の犯人はすぐに特定されましたが、放火の際に大やけどを負ったとかで、一時は生命も危ぶまれました。今も取り調べができる状態にまで回復していないようで、動機や事件の全容解明はお預けの状態です。

2008/10/20 麻生太郎首相と“川筋者”

思惑が思惑を呼ぶ臨時国会が開会中ですが、始まって間もない7日の衆議院予算委員会でのことです。

その日の最後に質問に立ったのは国民新党の亀井静香代表代行でした。亀井さんが質問の冒頭で次のようなことをいいしました。

麻生太郎)総理ね、株価と一緒に、ドンドンね、(内閣)支持率が下がっていくという(今の)状況。しかしね。総理ね、そんなことで、自分よりも選挙に強い人に代わってなんて考えちゃダメですよ。あなたはきっちりと、ここで勝負をされる。それが、川筋者の気概じゃありませんか。

私はこのときの中継をPCで録画してありまして、それを再生させながら、亀井さんの発言をできるだけ忠実に書き起こしてみました。で、これを聞いたときから気になっていたのは、最後に飛び出す「川筋者(かわすじもの)」といういい方です。これはどのような者たちを指すのか知っていますか?

2006/01/17 ホリエモン・ショック

本日の株式市場は、ホリエモンこと堀江貴文社長一人に引っ掻き回された形となりました。終わってみれば、前日比【462円08銭安】の【15,805円95銭】です。

数年後には、「ライブドア・ショック(あるいは「ホリエモン・ショック」)」として語られることになるかもしれません。

2007/07/04 朝日の暗躍と久間防衛相の辞任

本日は、久間章生前防衛相を巡る報道でも馬脚を露している朝日新聞が持つ恐ろしさについて書いてみます。

ここへ来て、安倍首相も朝日への対決姿勢を隠さなくなりました。朝日などが持つ権力者以上の権力の暴走ぶりにこれ以上手をこまねいているわけにはいかない、との思いを強くしているからです。

先頭に立った朝日などマスメディアの都合で、真意を勝手に曲解され、権力の座にあった閣僚を辞任させざるを得なくなりました。権力者の上に立つ権力の横暴。これほど恐ろしいものはありません。

そもそも、新聞であれテレビであれ、報道が担う役割は何でしょうか。そのひとつには、真実を報道するということです。間違いがあるのであれば、それをただした上で読者や視聴者に届ける義務があります。

それでは、今回の久間前防衛相の発言における「真実」の扱いはどうだったでしょうか。

2007/07/02 久間防衛相の「しょうがない」発言σ(^_^)私の検証

事実上の参院選入りとなった昨日、朝日新聞など新聞各紙、テレビは、先月30日、千葉県内の私立大学で講演会を行った久間章生防衛相による、米軍が日本に原爆を投下したのは「しょうがない」と発言をした、と重大問題視する報道をブチ上げました。

反自民を標榜する朝日としては、これを絶好の追い風に、未だ民主党絶対有利の情勢に持ち込めていない現状を打破する格好の好材料にしたい構えです。

そこで、この発言が真に自民攻撃の材料になるのか、30日の発言を冷静に見ていこうと思います。

何はともあれ、「しょうがない」の部分にだけ焦点が当たりがちですので、発言全体の要旨を、昨日の朝日新聞から転載させてもらおうと思います。

2004/05/27 カネボウ株、歴史的なストップ安

いやー、それにしてもビックリさせられました。何にかといえば、「カネボウ株」にです。

その銘柄は、買ったその日に売って値幅の利益を稼ぐデイトレード用に購入したつもりでしたが、結局は購入後に値が下がってしまったため、売るに売れず、おととい【4,000株】昨日【3,000株】それぞれ損切り(損を覚悟で売ること)し、合計で【18,000円】の損失となってしまいました。

問題は、「カネボウ株」のその後です。

私は損切りしたあとの株価の値動きが気になり、朝方の寄付き前の売買注文状況を確認したのですが、それを目にした瞬間、心底驚きました。何と、前日比【50円安】、下落率にして【-38.75%】の状態となっていたからです。