乱歩の短編作品を読む

江戸川乱歩の短編小説『日記帳』を読みました。乱歩のことは知っていても、この短編を読んだ人はあまり多くない(?)かもしれません。私は初めて読んだような気がします。 乱歩については、Amazonの電子書籍版で、筆まめな乱歩が […]

乱歩のあの作品の逸話

職業作家で、新聞や雑誌に連載を持つ人は、締め切りに追われ、気の休まることがないでしょう。 それは昔の作家も同じです。 江戸川乱歩は多くの作品を残していますが、それらをすらすらと書けたわけではないのでした。 横溝正史の随筆 […]

誰も知らない自分の別の顔

人には寿命がありますが、それが病死も含めた自然死であれば、当人であっても自分の命が尽きる時期を正確に見通すことはできません。 徐々に体調が悪くなり、自分が長患いすることの予想がつけば、体が動くうちに、自分の持ち物で必要が […]

村上春樹、波と少年の話

作家の岡本綺堂は、怖い話を得意とします。そんな短編作品を集めたものに『青蛙堂鬼談(せいあどう きだん)』があります。 青蛙堂の主人が主催する会に、怪談好きの人々が参加し、一人つずつ自慢の鬼談や奇談を披露する形式を採ります […]

河童と化け狸を味方につけた武士の話

誰にも得手不得手があります。 私は昨年3月まで、時代物の小説や映画を不得手としていました。映画もテレビドラマも時代物は敬遠したため、人気ドラマの『水戸黄門』さえ、見たことがない有様です 外国物でも同じで、西部劇や歴史物は […]

”沈黙は金”は罪の場合あり

村上春樹の短編をひとつ読みました。 『沈黙』という作品です。 私はほとんどすべてをAmazonが提供する電子書籍のKindleを使って読書をしますが、何冊も端末に入れてあり、そのときの気分で、様々な作品に接するようにして […]

大ブームの中の横溝正史

昭和の時代、探偵小説の代表的な作家のひとりだった横溝正史の大ブームがありました。 角川書店から横溝作品が文庫本になって出ると売れに売れ、横溝本人が尻込みしても、文庫本化は加速度的に進み、40作品ぐらいが文庫本になりました […]