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大ブームの中の横溝正史

昭和の時代、探偵小説の代表的な作家のひとりだった横溝正史の大ブームがありました。

角川書店から横溝作品が文庫本になって出ると売れに売れ、横溝本人が尻込みしても、文庫本化は加速度的に進み、40作品ぐらいが文庫本になりました。

私はそのブームの前まで横溝正史を知らずにいましたが、手に取った本が面白く、発売された文庫本のほとんどを読んだはずです。

このブームが角川書店の角川春樹氏を勢いづかせ、角川春樹事務所を立ち上げ、映画の製作にまで乗り出しました。同事務所の第一回作品が、横溝の『犬神家の一族』です。

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村上春樹の世界に招かれて

火曜日の夕方、熱っぽい感じがしました。

”平時”であれば、風邪かな? と考えたりするところですが、異常事態宣言が解除されたとはいえ、未だ”平時”とはいえない今は、もしかしたらもしかするかもしれない、といらぬ心配をしがちです。

そのため、その日は、本サイト内の”天気コーナー”「天気」を更新し、すぐに眠ってしまいました。

また、昨日も、いつものように午前3時半頃に起きたものの、熱っぽさが残っていたため、一日布団の上で過ごそうと考え、そのように過ごしました。

私は新型コロナウイルスCOVID-19)騒動が始まった1月末から家の外に出ていません。もっとも、私の場合は、COVID-19に感染するのを恐れて自粛するというのではなく、そんな騒動がなくても、自主的に”自粛”するような生活ぶりをするため、特別なことではありませんが。

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非常駐車帯の出来事

私は車を運転しないのでわかりませんが、自動車専用道路には、故障車や緊急車両、道路管理車両のための駐車スペースとして使うことを目的とした「非常駐車帯」というのが設けられているそうですね。

【本日の豆補足】私は自動車の運転免許は持っていた時期があり、実際に運転もしていました。当時、私が憧れたのは「いすゞ117クーペ」という車です。ヨーロピアンスタイルの車で、本当に格好いいと思いました。中古でもいいから欲しいと思いましたが、夢はかないませんでした。

人には向き不向きがあり、私に車の運転は向いていませんでした。精神が安定せず、事故でも起こしたら大変だと思い、運転免許の更新を自らせず、資格を失効して今に至っています。

1977年までの直近で2月14日が水曜日だったのはいつか調べると1973年であることがわかりました。ですので、その年の2月14日午後10時ちょっと過ぎ頃になるでしょう。

30代前半の男が助手席に若い女性を乗せ、首都高速4号新宿線を西へ走っていました。恋人同士ですから、女性は男性がどこか最適な場所へ車を走らせると思っていたでしょう。

ところが、何もないと思われたところで男が急に左へハンドルを切ったため、女性は驚きます。後続の車も前の車が急に進路を替えたため、警告のクラクションを鳴らして走り去ります。

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正体がわかっても怖い『くろん坊』

誰しも、正体がわからないものには恐怖を覚えます。今は、新型コロナウイルスCOVID-19)に、程度の差はあるでしょうが、人々はおしなべて恐怖しています。

そんな今の状況に似合いそうな話を読みました。岡本綺堂の『くろん坊』です。初出は1925年7月の『文藝倶楽部』です。

昨年、私は綺堂のおもしろさに目覚め、Amazonの電子書籍で続けて読み、6月に、綺堂の作品242作品が収められた『岡本綺堂全集』を手に入れました。本作はその中に収められた一作です。

本作に付けられた『くろん坊』ですが、現代では表題として扱いにくい状況に置かれています。かつては当たり前に読まれていた『ちびくろサンボ』も、ずいぶん昔に黒人差別を助長すると指摘され、表舞台から姿を消しました。

綺堂が書いた頃は、良い悪いは別にして、今よりはギスギスしてはいなかった証拠となりましょう。

綺堂がこの話を書くきっかけとなった話があります。それは、江戸後期に書かれた『享和雑記』という随筆で、その巻二に『濃州徳山黒ん坊』があり、それに触発された綺堂が、自分の叔父から若い頃に聞いた話をまとめた怪談話にしたというわけです。

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NHKの改悪ドラマ『証言』

この土曜日、松本清張の短編作品をドラマ化した番組が放送されました。私は録画し、昨日の午後に見ました。

あとで知りましたが、この作品は、撮影が決まった頃から報じられていたようで、内容に過激が部分があるため、放送前から一部では話題になっていたでしょうか。

私は、普段は日本のドラマは見ませんが、清張の原作だったため、今回も付き合って見ました。

NHKBSプレミアムで午後9時から『黒い画集~証言~』です。

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2009年版ドラマ『顔』は××?

新型コロナウイルスCOVID-19)騒動により、自粛要請が出ています。先月8日、政府は緊急事態宣言を出し、大型連休中の今月6日まで、全国で自粛要請が強まりました。

欧米に比べると感染する人や重傷者の数は桁違いに少ないですが、ここで気を抜くことで感染する人の数が急増するかもしれないとして、今月末まで緊急事態宣言の効力を伸ばすことを決め、今夕に安倍晋三首相が記者会見で説明するとしています。

ま、説明といっても、今回も首相秘書官をする佐伯耕三氏にでも原稿を書かせ、それをプロンプターに映し、首を左右に振りながら音読するだけで終わりそうですが。

せっかくの連休が台無しとなり、家で過ごす人が多くなりました。時間を持て余す人は、めいめいで時間の過ごし方を工夫し、読書や映像作品の鑑賞に時間を費やす人もいるでしょう。

そんな人に向けてか、ここへ来て、松本清張のドラマを放送することが増えてきました。清張作品はとっつきやすく、映像化された作品も多いため、ニーズに応えるのには打ってつけといえます。

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逃げられない恐怖 清張の『神と野獣の日』

昔、子供向けの雑誌に載っていた話を思い出します。詳細は憶えていませんが、地球上の空気が一斉に数分間なくなるという話です。

普通の人は、呼吸を止めている時間はせいぜい1分間程度でしょう。個人差はありますが、高齢者や幼児はもっと短いかもしれません。

そんな人類にお構いなしに、2分間か3分間、あるいはそれ以上、呼吸ができない事態が目前に迫っていることを知り、人々がパニックに陥る話であったように記憶します。

これを思い出したのは、松本清張にしては珍しいSF的作品を読んだことによってです。

『神と野獣の日』という作品です。1973年に発表された作品のようです。

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断魚荘に十六島 清張の『数の風景』

松本清張の自宅の書庫は、夥しい蔵書で埋まっていたそうです。しかも、それらは常に新陳代謝を起こし、書き終えた作品のために使用した資料の本は処分される一方、次に書く作品のための資料が加わったと聞きます。

多方面に関心が向き、ひとたびある方面に関心が向かうと集中してその分野の本を資料として集め、確かめることをしていたのでしょう。

清張はサービス精神が旺盛だったのか、自分が得た知識を自分だけで楽しむことをせず、自作で読者に提供するのを好んだように感じます。

時にはそれが過剰となり、あらすじの展開に必要でないと思われるほど、さまざまな事柄を活字にします。

私は今回も、Amazonの電子書籍サービスのKindle Unlimitedを利用し、追加料金なしで清張の作品に接しました。

私が選んだのは、『数の風景』という長編です。

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しっくりこない清張の『山峡の章』

このところは松本清張の作品を読むことが多く、気になる作品に出会うたび、本コーナーで取り上げています。

いずれも、Amazonの電子書籍で読んでいますが、おととい、昨日でまた一冊読み終えました。これも、Kindle Unlimitedの対象の一冊で、追加料金なしで読みました。

清張はデビューが遅かった作家ですが、その割には多くの作品を残しています。名が知られるようになってからは、同時並行でいくつもの作品を連載したりしたでしょう。

片手間仕事で執筆することはなかったと思いますが、これから紹介する作品は、やや粗い作品の印象を持ちました。

その作品は『山峡の章』という長編です。月刊誌の『主婦の友』に、1960年6月号から1961年12月号まで、1年半にわたって連載されています。当時の題は『氷の燈火』であったようです。

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トランクを持ち込んだ当人がトランクの中で死体に?

Amazonの電子書籍は、安売りキャンペーンをたびたびします。年初にもあり、それを利用して3冊購入したことは、本コーナーで書いたとおりです。

この時に獲得したポイントが昨日還元されているのに気がつきました。このタイミングに合わせるように、再び同じキャンペーンが始まりました。先月31日から4日(午後11時59分)までの期間に、該当する電子書籍を2冊で10%、3冊で15%、5冊以上で20%分のポイントが還元されるキャンペーンです。

私は今回もこのキャンペーンを利用し、松本清張の作品を3冊購入しました。

そのうちの1冊は、『松本清張地図帖』という小々凝った1冊です。清張の作品集で、以下のように、長編の代表作が10作品収められています。