予期せぬ英国の至宝との出会い

見るつもりもなくある映画を見ました。『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』です。

この作品はご存知ですか? 私は知りませんでした。日本で公開されたのは2015年ですから、6年前になります。作品の撮影が行われたのは10年ほど前の2011年から2012年頃にかけてと思われます。

この作品に接したのはAmazonです。時間が空いたのでAmazonのPrime Videoのコーナーを訪れ、偶然出会った形です。

私はAmazonの有料会員であるため、追加料金なしで見ることができました。

この作品のことは知りませんでしたが、英国のロンドンにあるナショナル・ギャラリーのことはよく知っています。世界的に有名な美術館ですが、所蔵作品数は多くなく、2,300点以上と聞きます。

昨年、東京・上野にある国立西洋美術館『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』が催されました。

男と女 昔、そして今

この日曜日、音楽配信サービスのSpotifyで、それと知らずにある映画のサウンドトラック盤を再生しました。聴いたことがあると感じ、確認すると、『男と女 人生最良の日々』2019)というフランス映画でした。

それについて本コーナーの投稿をしたあと、作品をAmaonのPrime Videoのレンタル(399円)を利用して見ました。一度再生させると48時間でレンタル権利がなくなるため、昨日、もう一度見ました。

そのあと、本作の基になった世界的なヒット作『男と女』1966)を見ました。

男と女 髪の匂い

少し前の投稿で、音楽配信サービスのSpotifyを久しぶりに使いだしたことを書きました。

私はまだ無料のフリープランを使っています。日本では、1カ月に15時間までしかサービスを利用できないと聞きます。私が使い出したのは先々週の金曜日だったと思います。かれこれ15時間以上は優に聴いたはずですが、今朝も普通に利用できます。日本にだけ設定されているらしい15時間縛りが撤廃された(?)のなら歓迎ですが。

本日の豆報告
日本独自のフリープラン15時間縛りですが、私の場合は、使い始めて11日目の午前10時過ぎ、それまで再生されていた音楽がいきなり止まりました。その後は、再生を試みても、「これはプレミアムプランの機能です」と表示され、操作を受け付けてくれません。ということで、フリープランを維持する限り、12月20日前後まではSpotifyで音楽を楽しむことができない状態に移行となりました。

前回Spotifyについて書いたときは、提案されたプレイリストの”Fresh Folk”が気に入ったことを書きました。その後、提案されるほかのプレイリストやアルバムを努めて聴くようにしています。

昨日の夕方、聴いたことがなかったアルバムを聴きました。

ウディ・アレンの過去に恋した男の話

映画を見る楽しみ、そして作る楽しみのひとつは、現実を超越できることでしょう。

人それぞれで強弱はありますが、基本的に人間というものは夢見がちです。その傾向が強い人は何かを作る仕事を選び、それが失敗に終わったとしても、人生を謳歌します。

映画監督はピンからキリまでで、超現実的な映画を作る監督がいるかと思えば、あり得ない世界を描くことに喜びを感じる人がいます。昨日見た映画の監督は、後者の監督です。

これから書くのは、ウディ・アレンが脚本を書き、監督した『ミッドナイト・イン・パリ』という映画のことです。今週の火曜日25日にNHKBSプレミアムで放送されたのを録画し、昨日見ました。

バーグマンのサスペンス映画

『ガス燈』という映画を見たことがありますか? 古い映画ですから、知らない人もいるかもしれません。

私はそんな作品があることは知っていましたが、少し前に初めて見ました。先週の木曜日(20日)にNHKBSプレミアムで放送され、録画して見ました。

主演女優がイングリッド・バーグマンであったため、題名からも、メロドラマのように勘違いし、見逃していました。実際には、サスペンス映画です。

元々は舞台劇で、二度ほど映画化されたようですが、バーグマンが主演した1944年版が有名のようです。

戦争美化の映画を拒絶した大林宣彦

数日前、録画してあった番組を見ましたので、それについて書いておきます。

今月5日の午後7時から50分間、「BS1スペシャル」枠で放送された「映画で未来をかえようよ・大林宣彦から4人の監督へのメッセージ」です。

大林といいますと、16年前に東京・東池袋にある映画館、新文芸坐で「大林ワールド・ベストセレクション」(7月10日~7月16日)が催されたとき、会場へ足を運び、上映の合間にあったトークショーを含めて、本コーナーで書きました。

大林のことは昔から知っていますが、初期の代表的な作品しか見ておらず、最近はどんな作品を撮ったのかも知らずにいました。

遺作となった『海辺の映画館 キネマの玉手箱』は、死を覚悟された大林が、映画人として生きたご自身の集大成のようなつもりで撮った作品になりましょうか。

ハリウッド映画とユダヤ人

本コーナーで前回取り上げた広瀬隆氏の『億万長者はハリウッドを殺す』(上巻)の続きの話です。

前回分で、俗に「軍産複合体」と呼ばれるものの正体らしきことを書きました。端的にいえば、米国の巨大財閥の2大巨頭であるモルガン家(J・P・モルガン)とロックフェラー家が、20世紀の米国をあらゆる面で支配したことを、本書によって知りました。

本のタイトルにある「ハリウッド」はいわずと知れた映画の都です。米国の西部が開拓される前は、今のハリウッドがある辺りは、見渡す限りの荒野であった(?)でしょう。

限界を超える映画『飢餓の海峡』

大抵のものは、今のものが昔のものより優れています。ところが、芸術の世界では、この方程式が成り立つことがむしろ少ないです。

古今東西の絵画作品を見ても、昔の作品より優れた現代の作品は極めて限られます。

映画を総合芸術として見れば同じことがいえます。

本コーナーでは最近だけでも2回、旧い映画を取り上げました。今回は日本の旧い映画を取り上げますが、この出来も、今の時代に制作されるどの作品よりも力を持つように感じます。

昨日の午後、NHKBSプレミアムで『飢餓海峡』が放送になりました。これまでに何度も放送されていますが、私ははじめから終わりまで腰を据えて見ました。

犯行の告白を描くワイルダー作品

「深夜の告白」と聞いたらどんなことをイメージするでしょう。もしかしたら、男女の話を連想するかもしれません。

昨日の午後、映画『深夜の告白』をNHKBSプレミアムで見ました。監督は、前々回に本コーナーで取り上げた『七年目の浮気』を監督したビリー・ワイルダーです。

米国では1944年に公開されていますから、昭和にすれば19年。米国も日本も戦争状態にあり、翌年には広島と長崎に米国が原爆を投下(日本への原子爆弾投下)し、日本に戦闘を放棄させています。

そんな大戦のさなかに、戦争の影をみじんも感じさせない本作が米国で作られ、終戦前年に公開されたとき、映画館に多くの市民が集まったりしたのでしょうか。

古いのに新しい”七年目のかゆみ”

私は未婚で、願望はあっても結婚の予定もありませんのでわかりませんが、大恋愛の末に結ばれて結婚した夫婦も、中には、7年目には浮気の虫が騒ぎ出したりするものでしょうか。

別に深い意味を込めてこんな書き出しにしたわけではありません。昨日の午後にNHKBSプレミアムで、『七年目の浮気』が放送され、またしても楽しく見てしまったからです。

1955年の作品ですから、随分と昔の作品になります。私は過去に、東池袋にある新文芸坐でリバイバル上映されたとき、大きなスクリーンでも見たことがあります。

監督は、私がおそらく最も好きなビリー・ワイルダーです。