2001/12/14 ああ、紅白歌合戦

今年も「NHK紅白歌合戦」が近づき、昨日は出場歌手が歌う曲目が発表になりました。それにしても今さらですが、どうなんですか? 紅白。

私は昨年の紅白についても書きましたが、個人的には「勘弁して欲しい(-_-;)」です。

誰も私に「何が何でも紅白を見ろ」とはいわないでしょうが、万が一そう頼まれても見る気にはならないですね。私の場合、それは拷問に近いです。

出場を打診されて断ったアーティストの気持ちは非常によく理解できます。

だって出場歌手を見てください。演歌低迷が叫ばれているというのに、何と演歌の多いことか。それも知らない曲か、遙か昔の曲ばかりです。とても現在の音楽状況を反映しているとは思えません。

これでは、NHKで毎週放送している「歌謡コンサート」(だったかな? 見たことないのでタイトルさえもあやふや)の拡大版みたいじゃないですか。

2015/12/31 流されるのに慣らされた日本人は「紅白歌合戦」がお好き?

今年も大晦日です。のっけからナンですが、社会一般では、大晦日と新年というのをどの程度特別視するものでしょうか。私個人はといいますと、これは事あるごとに書いていますが、まったく意識することはありません。

大晦日も新年も365分の1日、閏年であれば366分の1日でしかありません。ま、感じ方は千差万別で、私のような人間もきっといるであろう一方、この時期をことさら特別視する人というのもいるでしょう。根拠はありませんが、後者の人が世の大半であるかもしれません。

そういえばずいぶん昔に何かで見るか聞くかしましたが、一家団欒が強調される年末年始に、水商売(みずしょうばい)で働く女性の自殺が増えるという話でした。

私がそれを見聞きしてから時代が変わりましたから、今もこの話のようなことが通用するかどうかはわかりません。でも、何となくわかる気がします。

さて、大晦日といいますと、相も変わらずあの番組が決まって放送されます。「NHK紅白歌合戦」です。今回で66回だそうです。今年は戦後70年ですから、終戦後4年目から続いていることになります。

2014/12/31 時代錯誤も甚だしい「紅白歌合戦」

今日は大晦日。本コーナーは午後4時半過ぎに更新を始めてみましたが、今の時点から約7時半後には2014年から2015年に替わります。

一年が終わり、新しい年が始まるからといって、私は特別な感慨もありませんで、今日もほかの日とまったく変わりない日常です。このあとも、午後7時前の気象情報を参考にして、本コーナーの“天気コーナー”「空模様でボ・ソ・リ」(現在、本コーナーはありません)の更新をし、それが終わった約1時間半後の午後8時半前には眠ってしまいます。

昔ほどは見なくなったとはいえ、大晦日の今夜はあの「紅白歌合戦」を楽しむという人もいるでしょう。私はこの手の番組が大嫌いで、頼まれても見る気には到底なりません。

第1回の放送があったのは昭和26(1951)年。ちなみに、その頃は大晦日ではなく、1月3日にNHKのスタジオで行われたそうです。隔世の感がありますね。

2003/11/28 紅白歌合戦は双方向放送のお手本?

地上デジタル放送の放送開始を間近(12月1日放送開始)に控え、ここ数日、新聞各紙のそれについての報道が急に増えてきました。

ただ、マスメディアの無理矢理な盛り上げぶりを余所(よそ)に、視聴者である一般国民の関心は決して高いとはいえないようです。

それは、放送開始当初から同放送を受信できる地域が限定されていることが原因しているようで、今日の産経新聞の記事によれば、NHK総合の受信エリアは東京・名古屋・大阪の一部地域に限られ、世帯数は1200万世帯だそうです。ただ、意外だったのは、主要三都市のごく限られた地域だけで全国の総世帯数の4分の1をカバーできるという事実です。

現代は核家族化が進んでいるため、世帯数がそのまま人口に正比例しないのかもしれませんが、それにしても、日本の人口がいかに大都市に集中しているのかを意外なところで知らされた気になりました。

ということで、その対象世帯が全てデジタル放送用受信機を備えたなら、開始当初からそれ相当の視聴者数になりそうですが、現実的にはそうならず、そのうち、実際に受信機を備えた世帯は30万世帯に留まっているようです。何しろプラズマ式にしろ液晶式にしろ決して安くはないですからね、目新しさがあってもすぐすぐには手が出ず、致し方ありません。

2000/12/31 定番? 紅白歌合戦

いよいよ今年も大晦日です。

大晦日といえば、『NHK紅白歌合戦』(区切りの2000年の『紅白_』は19:20~11:45の放送)が定番です。が、このところ、視聴率の方は芳しくないようです。かくいう私も、とんとチャンネルを合わせなくなったり、です。

今年の場合は、ほぼ同じ時間帯に放送される『ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?』(テレビ朝日系列 /21:00~23:30)を見ることになりそうな予感。

▽「UFO・心霊・超能力独占スクープ初公開・・・宇宙人解剖フィルムはヤラセだった?」

▽「聖者サイババの奇跡に疑惑 丸秘トリック決定的瞬間」

▽「ねつ造発覚・・・雪男ネッシー

▽「ユリ・ゲラー引退宣言」などなど、、、。

存在しないウイルスが血栓をつくる?

新コロ騒動とそれに続く新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)の登場により、その分野を専門とする界隈がおかしなことになっています。

本日、Yahoo!ニュースで次の記事を見て、その感を強くしました。

未だに新コロウイルスが本当に存在すると信じ、それを極めて恐れる人には朗報となる記事でしょう。

記事が伝えるのは、新コロウイルスに感染することで、全身の血管に血栓ができやすくなり、多臓器不全につながることが知られるとし、それを防ぐための抗体製剤を開発したことです。

新コロ騒動と似非ワクチンには疑いの眼しか持たない私には、あり得ない話です。

「偽情報」を拡散しているのは誰だ?

本日の朝日新聞に「『コロナ後の世界』課題議論」と題された記事があります。

9日から12日まで、東京・有楽町朝日ホールで行われる国際シンポジウム「朝日地球会議2023」の開幕を伝える記事です。

私はそれが始まった翌日に紙面で紹介されたのかと思いましたが、2日前の開幕を本日の紙面で紹介しているわけですね。

会議は本日で3日目で、残すところは明日(12日)1日だけです。

同会議の今年のメインテーマは「対話でひらく コロナ後の世界」で、人工知能(AI)が人類に及ぼす影響や天候変動問題、ロシアが英米によって引きずり込まれたウクライナ騒動によって起こされる世界の分断、宇宙開発の未来、和食の可能性、半導体開発の最前線など、幅広い課題について、国内外の100人以上の識者が議論をする、と記事にあります。

マスメディアの態度は同じ 五輪もジャニーズも新コロも

今月7日の朝日新聞に「五輪汚職の影 気運しぼむ」と題された記事が載っています。

予定より一年遅れて開かれた二度目の東京五輪は、招致の段階から裏で黒い金が動いたことがあとで暴かれ、国民が抱く五輪のイメージを大きく損ないました。

そんなことが起きたのに、今度は札幌で二度目の冬季五輪を開くのだといって、札幌市が候補地に名乗りを上げました。その札幌の五輪招致を、このほど、札幌市が断念したことを伝える記事です。

この記事に付随して、「JOC弱気 IOC冷淡」と題された記事が載っています。

これまで、利益を共有する日本オリンピック委員会(JOC)国際オリンピック委員会(IOC)は、極めて友好な関係にありました。それが、JOCが弱気になったことで、IOCの態度が冷淡になったことを伝えています。

客観的に書いているつもりかもしれませんが、これは今、マスメディアが矢面に立たされているジャニーズ事務所の問題と同じではありませんか?

あとで反省する振りだけされても困る

本日の朝日新聞・社会面に「性加害『ゴシップと軽く捉えた』 ジャニーズ事務所に『忖度』証言 日テレが検証放送」との見出しの記事があります。

ジャニーズ事務所を創業し、それを発展させることで、日本の芸能界、放送業界、広告業界に莫大な影響力を持ち続けたジャニー喜多川19312019)が、生前、事務所に所属する若手のタレントやタレント候補を中心に、自分の性的欲求を満たすため、性加害を病的に繰り返した怪物であったことが明るみに出されました。

ジャニー喜多川の悪行は、数十年前から噂されていました。しかし、ジャニーズ事務所所属の男性アイドルがテレビやラジオの制作現場には欠かせず、また、彼らを広告に使いたい日本の多くの企業も、ジャニー喜多川の悪行に半世紀ほど、目をつぶってきたというのが実情です。

反省すべきはマスメディアだけではありません。最近出てきた数字では、400人近い未成年がジャニー喜多川の魔の手にかかっていたことがわかりました。この数字は今後増えるかもしれません。

似非ワクチンの主成分を開発してノーベル賞?

朝日新聞が現在、どのような過程を経て「社説」を執筆しているのかは知りません。

十年以上、あるいはそれより前に知ったところでは、「社説」を担当する編集委員が集まり、何について「社説」にするか決め、内容も固めた上で執筆する、というようなことでした。

本日の「ノーベル賞 コロナ禍から命救った」の「社説」も同様の過程を経て執筆したのであれば、タイトルと書かれた中身が一致しないことを、担当の編集委員らは意識しなかったのでしょうか。

本「社説」が新聞の紙面では、活字が三段に印刷されています。その中で、今年の「ノーベル生理学・医学賞」を受賞することに決まったらしいドイツ、バイオンテック社カタリン・カリコ氏(1955~)と米国ペンシルべリア大学ドリュー・ワイスマン氏(1959~)が共同で開発したmRNAワクチンそのものについて書いているのは、一段目だけです。

「社説」の冒頭は次のように始めています。

コロナ禍に苦しむ世界で、この人たちの研究がどれほど多くの人の命を救い、生活や仕事に役立ったことだろう。

これは何かの非常に悪い冗談ですか? 私の判断で次のように書き直させてもらいます。