消失した自衛隊ヘリ2分間の謎

陸上自衛隊のヘリコプターの機影が突如レーダーから消え、その後の捜索で、消息を絶った海域で同機のものとみられる機体の一部が回収されています。

消息を絶った機は、熊本県の高遊原(たかゆうばる)分屯地に駐在する陸上自衛隊第8師団第8飛行隊所属の“UH60JA”という多用途のヘリコプターだといいます。

要人輸送,LZ制圧,コンバットレスキューと何でもお任せなブラックホークを大迫力で録るなら木更津! / Sikorsky_MHI UH-60JA in Action.

同機は、熊本の分屯地基地を今月4日に発(た)ち、沖縄の航空自衛隊那覇基地を経由し、6日に宮古島分屯基地に到着したばかりでした。

日本は性的奴隷を許す国か?

世界のマスメディアに呆れられています。日本のマスメディアをはじめとする、社会に影響力のある人は大丈夫ですか?

今何も行動を起こさなかったら、日本という国は、金と力を持つ人であれば、自分の好みの人間を「性的奴隷」にしても何のお咎めもない国なのだと海外で認識されてしまいます。

『週刊文春』が先週と今週の二週続けて特集を組みました。日本のマスメディアで大きな影響力を持つ芸能事務所「ジャニーズ事務所」1975~)の経営者だったジャニー喜多川氏(19312019)が生前に行った数々の悪事が、当事国の日本ではなく、英国のジャーナリストによって暴かれ、英国のBBCがそれを扱った番組を放送したことを伝えています。

流氷と野生動物と羅臼と事件

私には、火曜日になると必ず録画するテレビ番組があります。毎週火曜日の午後6時10分から、NHK BSプレミアムで放送される過去に放送された「NHK特集」です。

私は昔からNHKのドキュメンタリー番組が好きで、アナログのビデオデッキを使っていた頃も、NHKのドキュメンタリー番組は録画対象の筆頭でした。

今もNHKではドキュメンタリー番組を放送しますが、今のドキュメンタリー番組はほとんど見ません。昔の番組と性格が大きく変わったように感じるからです。

先週の火曜日だった2月28日に放送された「NHK特集」は、「流氷が連れてきた動物たち 厳冬・知床の海」が放送されました。この番組が初めて放送されたのは1986年です。

怖い狼の一面を持つ弁護士

ネットで「送り狼」について確認しようとすると、「送り犬」がはじめにあって、そこから「送り狼」といういい方が生まれたことを知りました。

ネットの事典ウィキペディアにある「送り犬」を確認すると、これは妖怪の一種で、東北から九州にかけて、さまざまに形を変えて語られたようです。

基本形としては、夜中にひとりで山道を歩く者のうしろを犬がぴたりとついて来ることです。

そのあとが、地方によって分かれています。

先を歩く人間が転ぶと、犬が人間に襲いかかり、食い殺すというのが最も凶暴な犬です。その一方で、無事に山道を抜けることができ、犬に「お見送りありがとう」と声をかけると、あとをついてこなくなる、といった犬もあるようです。

関東から近畿、高知県の一部は犬が狼に変わり、「送り狼」というのが一般的になるようです。

伊豆半島や埼玉の戸田(とだ)市では、鼬(いたち)になり、「送り鼬」の伝承になるそうです。

籠池夫妻の不運を思う

人は皆、運命に翻弄されるように生きています。自分の運命であれば、自分の努力で動かせそうに感じます。しかし、それが運命である以上、努力で良い運命に動かすことはできないように感じます。

安倍晋三氏(19542022)によって、運命を揺さぶられた夫婦がいます。その夫婦に、昨日下された判断を、私は気の毒に感じました。

今日の朝日新聞もそれを伝えています。記事の見出しは「籠池夫妻 実刑確定へ」「最高裁 補助金不正 上告を棄却」です。この見出しを見るだけで、学校法人「森友学園」の理事長を今もされているのかわかりませんが、籠池泰典被告(1953~)と妻の諄子被告(1956~)が味わっている不幸な運命を私が気の毒に感じていることがわかるでしょう。

結果的に、詐欺罪の罪人とされることになった籠池氏が関わった事件は、それが発覚した時から興味を持ち、本コーナーで、動きがあれば取り上げました。

意識を欠いた移動物体の恐怖

車が日常的な移動手段として使われている今は、毎日、全国のどこかで車の事故が起こり、死亡したり怪我をする人が絶えません。

車が出はじめの頃は、車そのものが物珍しかったでしょうから、少しの事故でも新聞が取り上げた(?)かもしれません。車が当たり前の今は、車が事故を起こしても、特別に人の目を引くようなものでなければ、新聞やテレビを賑わすことはありません。

22日午前10時15分頃に名古屋市で起きたバスの事故は、例外的に大きく報じられ、人々の関心を呼んでいます

その事故があったのは、名古屋高速11号小牧線の下り線で、事故を起こしたバスは左側面を下にして横倒しとなり、出火したことで、骨組みだけが残るという悲惨さです。

2007/05/07 赤報隊事件で考える・その1

本来であれば、「憲法記念日」であった3日に、20年前のちょうどその日に起こった「あの事件」について書こうと思いました。が、今日にずれ込みました。

その「あの事件」とは、「朝日新聞阪神支局襲撃事件」です。

この事件を取り巻く状況は、非常に多岐にわたっています。私の手に負えるか甚だ自信がありません。そこで、この事件を取材してまとめられた、一橋文哉氏(1954~)の『赤報隊の正体』(新潮社)を足がかりにしようと、今読み直している最中です。

で、全て読み終わってから自分の考えなりを書けばいいのでしょうが、私はせっかちな性格のため、読み進めながら、そのときどきで考えたことを書いていこうと思います。そのため、この事件については、今後、何度となく書くことになるかもしれません。

事件が発生したのは、1987年5月3日。場所は、兵庫県西宮市にある朝日新聞阪神支局2階の編集室。

朝日と安倍と統一教会を結ぶもの

連日マスメディアで報じられているカルト宗教の統一教会に関することで、興味深い記事がありましたので、それを紹介しながら、自分の推理を働かせます。

本日の豆お断り
マスメディアは団体名が変更されたことで「旧 統一教会」としていますが、実体は変更名と何も変わらずに凶悪ですので、本サイトでは同団体を「統一教会」として紹介します。

1987年から1990年にかけて、「赤報隊(せきほうたい)」を名乗る犯人(犯人グループ?)が起こした一連の事件があったことを、当時を知る人であれば、記憶しているでしょう。

事件の一番の被害を受けたのが朝日新聞です。近い時期に起きた事件を同じ犯人、あるいは、犯人グループが起こしたと考えていますが、朝日新聞に直接関係があるものは、1987年と1989年に起きた4件だけです。

安倍狙撃犯は別にいる_わけがない

早いもので、安倍晋三元首相(19542022)が射殺されて40日以上が経ちました。しかし、事が事だけに、事件そのものが未だに取りざたされています。

その中で奇妙なのは、安倍氏を撃った人間が、逮捕された容疑者以外にもいて、容疑者は、真の狙撃者に利用されただけではないのか、と真面目に考える(?)人がいることです。

私にも断言することはできませんが、ほぼ間違いなく、今回の狙撃犯は、容疑者以外にはいないと考えます。

その容疑者が、統一教会にやむにやまれない強烈な恨みを持つことと、統一教会と自民党清和会が強く結びついていることが明らかになったことが原因して、容疑者以外の狙撃犯がいると信じたい人々がおり、その人たちを中心に、容疑者以外の狙撃犯を吹聴する発言が、ネットの動画共有サイトのYouTubeや、SNSが見られるようです。

英雄になれなかった殺人鬼の話

レコーダーに録画したままになっていた米国の古い映画を順に見ています。

本コーナーでは、喜劇王、チャールズ・チャップリン18891977)の長編4作品を取り上げました。

今回もチャップリンの長編作品ですが、いわゆるチャップリン的な作品とは趣を異にする作品です。

作品名は『殺人狂時代』で、米国では1947年に公開されています。日本の年号でいえば昭和22年で、先の対戦で日本が敗戦して2年目の年です。そうしたこともあり、本作が日本で公開されたのは1952年です。

舞台をフランスに設定しているため、原題は”Monsieur Verdoux”というフランス語で、日本語に訳すと「ヴェルドゥ氏」となり、チャップリンがアンリ・ヴェルドゥという中年男を演じています。