グローバルな悪党であり、似非慈善活動家としても知られるビル・ゲイツ。しかし、その活動の実態を深く掘り下げると、単なる『善意の慈善事業』とは言い切れない問題が浮かび上がってきます。

2012/06/01 桂子師匠に教わる「いき」

「野暮」の反対は何ですか?

それは「いき」です。漢字では「粋」と書くと思ったら、実はこれは誤用なのだそうですね。正しくは、平仮名で「いき」と書くか、漢字であれば「意気」だそうです。

こんな話を始めたのは、昨日までの3日間、産経新聞にある人へのインタビュー記事が連載されたのを読んだことです。

そのインタビュー記事は、長年にわたり好江さんとふたりで漫才をし、今はピン芸人として活動される内海桂子さん(19222020)です。

桂子さんといえば、24歳年下の男性と結婚したことでも話題を集めました。桂子さんは今年の9月で90歳になられるそうです。

桂子さんにインタビューした連載1日目のタイトルは「粋な人がいなくなっちゃったねぇ」です。

答えを先延ばしする生き方は好きになれない

今、村上春樹1949~)のエッセイ集『職業としての小説家』2015)を読んでいるのではなく、耳で聴いています。

私は本エッセイをAmazonの電子書籍版で読み、本コーナーで取り上げたことがあったと思います。

それを今、Amazonが提供するオーディオブックのAudibleで聴いているというわけです。本サービスは月額1500円です。それを、月額99円で利用できる権利を得て利用しているのです。

小説は文字で読むほうが頭に入るように感じ、村上のエッセイを愉しんでいます。

村上が書くエッセイは、小説と違い、彼の素直な気持ちがそのまま表現されているように感じ、読みやすく、聴きやすいです。

ただ、今回は、それを朗読する人の癖が加わっているからか、自慢話が多いように感じることが少なくありません。

なお、本作品を朗読しているのは小澤征悦1974~)です。私は小沢が出演する映画やドラマを見たことがありません。それだから、声を聴いていても、彼の姿とは結び付きません。

村上は、小説という世界は、ほかの表現分野の人に比べ、寛容であるとしています。すでに小説家になっている人も、新しい人が小説を書くといえば、拒むようなことはせず、どうぞどうぞと喜んで招き入れると書きます。

USAIDはCIAの企業舎弟のようなもの?

今は新聞を購読する人が減り続けています。最盛期に比べると半分程度になったという話もあります。若い世代は、新聞を全く読まない人が少なくないでしょう。

新聞に縁のない人は、本日が新聞休刊日であることにまったく気がつかないかもしれません。

私は新聞を読むのが苦痛ですが、家では昔から新聞を数紙取る習慣があります。今も朝日・日経・産経・地方紙と4紙が毎朝配達されます。

私の行動は毎日決まっています。

起きるのは午前2時半頃で、起きたあとは同じようなことを順にします。今朝は新聞が配達されないので、夜明けとともに自転車で走り出すまで時間があるので、本コーナーの更新を始めました。

本日の日の出時刻は東京が午前6時33分です。今年の元日に、一年で最も遅い日の出時刻である午前6時51分になりました。それが13日まで続いたあと、少しずつ夜の明ける時刻が早くなっています。

新聞休刊日前の昨日の朝日「天声人語」は、その二日前に持たれた日米首脳の初顔合わせを題材としています。

「失礼な例えになるだろうか」と断ったうえで、石破茂首相(1957~)を下請け会社の社長にたとえ、「変わり者の新任社長」に見立てたドナルド・トランプ大統領(1946~)に恐る恐る近づくような様子に描いています。