自衛隊員の難聴事例

「音響外傷」という外傷に聞き覚えのある人は少数かもしれません。

私は2022年9月、自分がその外傷を負うまでは、そんな外傷があることも知りませんでした。もっとも、私の場合はそのことで医院へ行っていません。ですので、医師によって私の外傷がそれだと診断されたわけではありません。

私の場合は、庭でゴミを燃した際、ゴミの中に切った竹があり、その節が破裂した際の大きな音がその症状を引き起こしました。

そのとき、私の耳が影響を受け、すぐに聴こえにくくなりました。

私の場合は、それまで通常に聴こえていた音の聴こえ方が変わりました。たとえば、救急車のサイレンの音が、通常よりも甲高い音に聴こえました。

人の話す声も聴こえにくくなったように記憶します。

殺人を扱った喜劇作品

新しい年を迎えたのに合わせたように、私はAmazonの有料会員向けに提供されているPrime Videoで、毎日のように、古い映画を愉しんでいます。

昨日もそんな一本を見ました。見たのは『帽子から飛び出した死』(1939)です。原題は”Miracles for Sale”で、直訳すると『販売のための奇蹟』です。どちらにしても、ちょっと変わった題名ではありませんか?

阿刀田高1935~)がつけそうな題名です。

変わっているのは題名だけではありません。中身も変わっています。

本作を見始めると、字幕は表示されるのに、俳優が台詞をしゃべりません。代わりに、音楽のようなものが聴こえたと思います。

本作は86年前の作品で、もしかしたら、サイレント映画なのかと思いました。