日: 2024年12月22日
疑心暗鬼な悪人に付き合わされる清張『連環』
私は読書に、Amaonの電子書籍端末Kindleを使います。これであれば、読み終えた本が溜まり、邪魔になることがなく、助かっています。
昨日も、それである作品を読んでいました。いよいよクライマックスに近づいたとき、Kindleの画面がいきなり真っ白になりました。そこで、スイッチを押したところ、Kindleで使用するフォントの更新が始まったとのことでした。
Kindleを使っていないときも、ときどき、画面に明かりがついては消えることが起きているのが確認できることがあります。そのときは、端末や端末を動かすプログラムなどの更新を自動でしているのでしょう。
昨日は、それがたまたま、それで作品を読んでいる最中に起きたというわけらしいです。2、3分程度で更新が終わるということでしたが、なかなか作品が表示されないので、別のKindle端末で続きを読みました。
以前使って、今は使っていないKindle端末が2台あります。そのひとつで続きを読みました。
昨日読み終えたのは、松本清張(1909~1992)の長編小説『連環』(1962)です。
清張の『点と線』(1958)がベストセラーとなったことで、清張のもとには執筆の依頼が殺到したのでしょう。本作が出版された1962年前後に、清張は非常に多くの作品を発表しています。