クロマキー合成の”追試”

三回前の本コーナーで、デジタル技術を使ったクロマキー合成を試しました。

その時の素材は、外で撮影した動画です。庭の片隅で撮影したもので、切り取った以外の映像には、自然の庭の一画が写っています。

これまでのクロマキー合成では、背景は緑色が使われるのが一般的です。その前で俳優が演技し、俳優以外の緑に映る部分を抜き取り、別の背景を合成させるといった使い方がされます。

このような撮影にどうして緑色が使われるかといえば、人間の肌とは対極の色になり、重なることがないからでしょう。もっとも、演技をする俳優が緑色の衣装を着けてしまったら、衣装部分が抜けてしまいますが。

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このクロマキー合成が、私も使うBlack Magic Designの動画編集ソフト DaVince Resolve Studioのマジックマスクを使うことで、緑色の背景ではないところもデジタルの技術で抜くことができることを知り、三回前の本コーナーで取り上げました。