昔々のインフルエンザ

昨日の本コーナーでは、お染(そめ)という名の娘が登場する悲恋話について書きました。

同じ名の「お染」が出てくる話を書きます。こちらも、岡本綺堂(1872~1939)の本にあった話で、短い随筆に出てきます。

今は、新コロの茶番劇が繰り広げられていますが、131年前の明治23年(1890)の冬に日本である病が流行り出した、と綺堂は書いています。