犯人の心理で見れば嫌というほど苦しみが味わえるサスペンス作品 前々回の本コーナーでは、アルフレッド・ヒッチコック(1899~1980)監督の『見知らぬ乗客』(1951)について書きました。 交換殺人を持ち掛けられた男の話 それを見たことで気になることがありました。主演俳優のひとりが、同じヒッチコック作品に出ており、その作品は私も見たことがあるにも拘わらず、『見知らぬ_』でテニスプレーヤーを演じた俳優が、別のヒッチコック作品で演じていたことに気がつかなかったことです。 そこで、同じ俳優が出演していたヒッチコックの『ロープ』で確認しました。 続きを読む 犯人の心理で見れば嫌というほど苦しみが味わえるサスペンス作品