熱いコーヒーとパスワードの取り扱い方

米国は日本に比べて裁判に訴えることが多く、訴訟社会のイメージがあります。過去にそれを象徴するような裁判があり、当時、日本でも話題になりました。

私は聞きかじりであったため、随分身勝手な訴訟人もいたものだ、と考えました。

私がイメージしたのは、車を運転してドライブスルーへ行き、熱い紙カップに入ったコーヒーを買い、それを両ひざで挟んで運転中、カップのコーヒーがこぼれ、火傷をしたとして、コーヒーを売った相手を裁判に訴えた、というようなことです。

私の勝手なイメージと事実は違い、ネットの事典ウィキペディアには次のように記述されています。

穴倉のような書斎を志向した乱歩

人それぞれで、百人いれば百通りの生き方があります。

住まいひとつとっても、同じ家に住み続ける人がいるかと思えば、次々と住む家を替える人がいます。私は自分が生まれた家に住み続け、一度も住宅環境が替わったことがありません。

人生の折り返し点はとうに過ぎていますが、この先、もしも住む家が替わることがあるとすれば、それは、可能性が極めて低い、結婚を機に新居に移ることぐらいです。

今回は、私のような人間の対極となる人物の話をします。本コーナーにはすでに何度か登場している江戸川乱歩です。

私のように住居を一度も替えない人の割合がどの程度かわかりませんが、乱歩ほどの引っ越し魔も割合は極めて少ないと思われます。生涯に47度引っ越しをした乱歩です。