2007/06/01 父と子・松岡さんの場合

昨日の続きで、故・松岡利勝前農水相について書いてみることにします。

私は今、松岡さんが自分で命を絶たれる前日、5月27日の産経新聞に載った記事の切り抜きを持ち出してきました。これは、その日の1面と29面に載ったもので、その1面の見出しには「緑機構談合 農水相支援者 調整か」と大きな活字が踊っています。

世事に疎い私は、そもそも前提となる「緑資源機構」という組織はどのような性格を持ち、また、どんな仕事をしているところかもまったく理解できていません。

産経の記事のリード部分は、以下のようになっています。

日本の教育制度を転換しよう

私の結論から先に書きます。 入学試験 は必要ないと考えます。

おそらくは明治時代になってからだと思いますが、日本で入学試験というものが導入されました。以来、年々この傾向が強まっていったものと思います。

中学校までは地元の公立へ進んだとしても、高校から上の学校へ進むためには、自分の志望する学校の入学試験に合格しないといけない仕組みです。

学校で一学年の生徒数には限りがあり、志望者が多すぎてはいけませんので、それで、志望者に試験を課し、合格した者だけに入学を認めるという考え方があり、これが正しいと一般的には考えられているでしょう。

ただ、ここでも私は疑問を持ったりします。

日本全国にある高校を全て公立校にし、それぞれの自治体の人口に比例する学校数と生徒数を用意したらどうでしょう。基本的には生まれた土地で生活し、公立中学で3年間学んで卒業した生徒は、そのまま、地元の高校へ全員、無試験で進むようにするのです。

高校までは義務教育とし、基礎的な学習を全国一律で行うのです。

「写真AC」のイメージ画像

今では大学への進学率が高まり、それへ向けての受験競争が激しくなっていますが、個人的には無意味なことだと考えます。

栃木の少女監禁事件の報道が急に消滅

私はテレビのニュースはほとんど見ません。例外的に、本サイトの“天気コーナー”的「天気の話」を毎日更新するため、午後6時台の関東ローカルニュース「首都圏ネットワーク」を見るだけです。

民放のニュースやワイドショーの類いは、頼まれても見る気にはまったくなりません。

ですので、民放の主に夕方のニュースやワイドショーでどんな話題を取り上げているのかは、新聞のテレビ欄で確認できる範囲でしかわかりません。

私は毎日、早い夕食を摂りながら、それらを確認する習慣があります。そうすることを繰り返すことで、マスメディアがときどきの話題を恣意的に選んでいるのが見えてきます。