動物に共通する本能的な恐怖

どこにどんな災難が待っているかわかったものではありません。これは9月10日の夕方に書いていますが、今、私は災難に遭遇しています。昨日の朝の時点でも、ここまでの災難は予想できませんでした。

この災難をもたらしているのは台風15号です。日本列島に接近する前は「コンパクトな台風」という特徴が伝えられました。これは強さを表しているわけではなく、あくまでも暴風域がコンパクトというような意味でしょう。

しかし私は、強さもコンパクトであるかのように都合よく錯覚し、たとえ直撃されるようなことがあっても、それほど甚大な被害はなさそうと気を緩めてしまいました。今にして思えば、これはとんでもない油断でした。

事前の予報通り、この日曜日(8日)の明け方に関東へ上陸し、北東方向へ縦断する形で太平洋へ抜けるコースを採りました。

関東南部の当地もこの影響を猛烈に受けました。それでも、上陸する前は、それほどとは考えていませんでした。台風の位置が気になり、未明にNHKの台風情報を見たりしました。その時間、当地周辺は特別荒れた様子もなく、その後の天候の急変も軽く見ていました。