2006/11/18 著作権問題→その後

本日は、昨日の本コーナーで書いたことの顛末を書いておきます。

昨日起きたことを振り返ります。

私のサイトを掲載させていただいていますサーバ担当者から立て続けにメールが届いたことで事は始まりました。メールには、私のサイトに載せているNHK関連の動画・音声のファイルのいずれもが「著作権侵害」に抵触しているため、削除して欲しい旨の連絡がNHKから入った、と書かれていました。

そこで、すぐさま問題のファイルの削除に移ればよかったのですが、私は自分が納得した上でないと実際の行動に移れない人間です(^_^;

そのため、結果的にはサーバ担当者には余計な手間をかけさせてしまったことになりますが、NHKの関係者と直接交渉をさせて欲しい旨の返信をしました。

ややあって、サーバ担当者から返事が届き、NHKで著作権を専門に扱う部署(「NHKオンライン>放送番組と著作権」)の担当者の電話番号を知らせるメールが届きました。

2006/11/17 NHKを侵害した私σ(^_^)

本日、予期せぬメールが届きました。本サイトを掲載させていただいていますサーバ担当者からです。

立て続けに3通(実質2通)届き、いずれも、NHKサイドからのクレームで、「早急に対応を採って欲しい」旨の内容でした。が、どちらのメールにも私から確認のメールを差し上げたところですので、未だ対応の段階には入っていません。

私は、自分で充分に納得できないと、動くに動けない性質の人間なのですf(^_^)

クレームの1点目は、「著作権侵害」の問題です。

2つの稚拙な詐欺メール

騙してでも金が欲しい人が世の中にはいます。そんな人間が、私に詐欺メールを送ってきました。今回は、2種類の詐欺メールを紹介します。

まず一つ目はこれです。

最近、ゆうちょ銀行はお客様の口座資金のセキュリティを高めるために、全面的にシステムのバージョンアップを行いました。すぐに口座の更新をお願いします。 

こちらのURLをクリックしてください。
 
☆ここに犯罪者が作成した詐欺URL
 
なお、本メールの内容はゆうちょ銀行Webサイト「フィッシングメールによる詐欺被害にご注意ください」のページにも掲載しています。

2006/07/31 『ラス・メニーナス』と鏡

本日は、ちょっとばかり絵について書いてみようと思います。

で、何から書き始めようかと考えたわけですが、本日のキーワードが「鏡」になりそうということで、本ページの中ほどで、動画をひとつ見ていただきます。

その動画は、1991年10月27日にNHK教育で放送になり、ビデオ録画してあった「日曜美術館」を動画化したものです。

ベラスケスの回を含む「日曜美術館」の録画ビデオ

この日は「名画への旅 ベラスケス ラス・メニーナス」と題し、映画監督の吉田喜重さんが、ベラスケスの代表作、「ラス・メニーナス(宮廷の侍女 たち)」について、独自の解釈を披露されています。

この「ラス・メニーナス」は、大変に有名な作品ですので、おそらくはご存じの方が多いとは思います。が、念のため、ここでおさらいをしておくことにします。

この絵が完成したのは1656年といいますから、ベラスケスが亡くなる4年前になります。この作品は、1666年の蔵品目録には「家族の肖像」あるいは「王室一家」と記されていたそうです。現在の名称になったのは19世紀になってからで、「メニーナス」という言葉はポルトガル語の起源で、「宮廷の侍女」を意味します。

2005/12/12 トラヴィスそして郷田三郎

昨日の続きで、映画『タクシー・ドライバー』について書いていこうと思います。

作品の内容については、本コーナーで以前に書いたものやネットの関連サイトを参照していただくことにしまして、本日は、昨日仕上げたDVDの中で監督のマーティン・スコセッシが語る制作の裏側に話の焦点を絞ることにします。

自作DVDレーベル「アクターズ・スタジオ インタビュー マーティン・スコセッシ」
自作DVDレーベル「アクターズ・スタジオ インタビュー マーティン・スコセッシ」

この作品の脚本を担当したのはポール・シュレイダーです。といって、初めに監督のスコセッシに作品のイメージがあり、それをシュレイダーに脚本を頼んだのではありません。逆です。

思い込みで息子を惨殺した熊澤英昭を称賛する神経を疑う

ここ最近の日本は、本当に民主国家なのか疑問に感じることが増えました。

安倍晋三首相周辺で刑事事件に相当する事象が起きても、警察、検察は首相の顔色を見て働かず、野放し状態です。それが問題だと市民が訴え、やっとのことで裁判を起こしても、司法は「違法性なし」として問うべき罪を問うことを放棄します。

でたらめさが目に余ります。が、一応は独裁国家ではないため、「ひょっとしたら将来重大事件を起こすかもしれない」と一方的に決めつけ、裁判もせずに死刑にするようなことはしません。

そんなあり得ないことが、今年の6月初めに起きたことはまだ記憶されているでしょう。

農林水産省の事務次官を務めた経歴を持つ熊澤英昭(以下「英昭」)による息子・英一郎氏(以下「英一郎」氏)の“私刑”事件です。

警察に連行される熊沢英昭被告