2006/01/01 ダルデンヌ兄弟監督の『ある子供』

年も押し詰まった昨日、私はかねてから見たいと思っていた映画を見てきました。現在、東京の恵比寿ガーデンシネマ(恵比寿ガーデンプレイス)ほかで先行ロードショー中の『ある子供』2005年ベルギー/フランス 95分)です。

監督は、ジャン=ピエール(兄)とリュック(弟)のダルデンヌ兄弟です。ベルギーの監督で、作品の舞台となったのもベルギーの町・セランです。なお、この町はダルデンヌ兄弟監督が育った町でもあるそうです。

映画は、女主人公のソニア(デボラ・フランソワ)が生まれたばかりの赤ん坊を抱えて、自分のアパートへ戻ってくるところから始まります。愛するダーリンであるブリュノ(ジェレミー・レニエ)が自分の帰りを待ってくれているはずです。

ところがなんと! ドアの向こうには見知らぬ男女がいるではありませんか。おまけに、ソニアを邪魔者扱いします。パニック状態のソニアは、自分を守るため、そして何より生まれたばかりの赤ん坊を守るため、必死に中に入れてくれるように頼みます。しかし、頑として拒否された彼女は、若きダーリンの行方を捜しにアパートをあとにします。

2006/01/07 「いい男」でなければ結婚できない?

本日は、朝日新聞に掲載されている対談「どうする少子化」に着目して少しばかり書いてみることにします。

本日の豆雑学
ゴミ問題の改革に急ぐ横浜市の対応を紹介する新聞記事で知ったのだと記憶していますが、横浜一市だけでニュージーランド一国の人口に相当するそうです。

といって、私が「どうすれば少子化を解決できるか?」といったようなことを論ずるつもりはまったくありません。第一、私は未婚で目下のところ結婚の予定がないため、それを大上段から論じられる立場にもありません(´Д`;)

そんな私に許される立場があるとするなら、社会の底辺から上流社会を見上げ、ちゃちを入れるぐらいが関の山です。

今回のテキストとなる対談をされているのは、漫画家の倉田真由美さんと通販会社「ピーチ・ジョン」社長の野口美佳さんのお二人で、倉田さんは1男、野口さんは3男1女のママさんでもあるそうです。

私は「勝ち組・負け組み」といういい方は嫌いで普段は全く使いませんが、ここで敢えて使わせてもらえば、「少子化」についての対談という場では、お子さんの数がより多い野口さんの方が“勝ち組”ということになりそうです。だからでしょうか、紙面に掲載されているお二人の写真を見比べてみても、野口さんの方に精神的な余裕が感じられます。

また、対談の内容にしても、倉田さんは余裕を失っています。

2007/12/02 ステレオで聴くiPod

携帯音楽(+動画+その他)プレーヤーiPodを使い始めてほぼ1カ月が経ちました。この間、事あるごとに、この新しい道具について書いてきました。

最後に残った大問題であった登録曲の再登録作業もようやく終了しました。

この再登録作業については、iPodを使ったことのない人のために説明が必要かもしれませんね。

本コーナーで何度となく書いていますが、私はこれまで、「ウォークマン」に始まった携帯音楽プレーヤーの類は一切持った事がありませんでした。それが1カ月前、音楽を楽しむというよりも、iPodの小型液晶で動画を楽しんでみたいという、いささか邪道な考えで、初めての携帯プレーヤーにiPodを選んだのでした。

2007/07/04 朝日の暗躍と久間防衛相の辞任

本日は、久間章生前防衛相を巡る報道でも馬脚を露している朝日新聞が持つ恐ろしさについて書いてみます。

ここへ来て、安倍首相も朝日への対決姿勢を隠さなくなりました。朝日などが持つ権力者以上の権力の暴走ぶりにこれ以上手をこまねいているわけにはいかない、との思いを強くしているからです。

先頭に立った朝日などマスメディアの都合で、真意を勝手に曲解され、権力の座にあった閣僚を辞任させざるを得なくなりました。権力者の上に立つ権力の横暴。これほど恐ろしいものはありません。

そもそも、新聞であれテレビであれ、報道が担う役割は何でしょうか。そのひとつには、真実を報道するということです。間違いがあるのであれば、それをただした上で読者や視聴者に届ける義務があります。

それでは、今回の久間前防衛相の発言における「真実」の扱いはどうだったでしょうか。

2007/07/02 久間防衛相の「しょうがない」発言σ(^_^)私の検証

事実上の参院選入りとなった昨日、朝日新聞など新聞各紙、テレビは、先月30日、千葉県内の私立大学で講演会を行った久間章生防衛相による、米軍が日本に原爆を投下したのは「しょうがない」と発言をした、と重大問題視する報道をブチ上げました。

反自民を標榜する朝日としては、これを絶好の追い風に、未だ民主党絶対有利の情勢に持ち込めていない現状を打破する格好の好材料にしたい構えです。

そこで、この発言が真に自民攻撃の材料になるのか、30日の発言を冷静に見ていこうと思います。

何はともあれ、「しょうがない」の部分にだけ焦点が当たりがちですので、発言全体の要旨を、昨日の朝日新聞から転載させてもらおうと思います。

2007/04/14 夫婦の営み

本日は、その立場にない私が、ある意味傍観者的な目線で考えさせられたことを書いてみたいと思います。

今回私が考えさせられたのは、「夫婦の営み」です。

きっかけは、今日の朝日新聞に載っていた「(人生)相談室」です。このコーナーでは、読者から寄せられた相談事に、各界の著名人が交代で答える、というスタイルを採っています。今回、コーナーの回答役を務められるのは、作家の室井佑月さんです。

で、その室井相談員に持ちかけられた相談事というのは、古くて新しい問題、「夫婦生活」です。

2007/03/13 川内康範と水原弘と『君こそわが命』

話題としてここで取り上げるのには、少々古くなっている気がしないでもありませんが、自分にとってはちょうどいい頃合いです。この問題についての理解が、自分なりには深まったからです。

その問題とは、脚本家・政治評論家の肩書きもお持ちで、そしてそして、作詞家として名高い川内康範氏が作詞し、森進一の歌唱によってヒットした『おふくろさん』を巡る騒動です。

1971年に誕生して以来、森には欠かせない持ち歌となり、昨年末の「紅白歌合戦」でもこの歌が披露された、ようです。

生憎、私はこの番組を見る習慣がありません。ですので、その場面も見ていません。また、森が歌うこの歌についても、元々の歌詞にはなかった“語り”が加えられていたことも知らずにいました。

ともあれ、歌が誕生して30年以上経った2006年12月31日の夜に熱唱されたのが直接の引き金になったのかどうかは別にして、年が明けてから騒動が勃発しました。

引き金を引いたのは作詞家の川内氏です。

2007/02/28 ちあきなおみという歌い手

本日は、希有な歌い手について書くことにします。

本来であれば、「歌手」と書くべきところを、敢えて「歌い手」という書き方にしてみました。「歌手」も「歌い手」も意味に違いはなく、どちらでもいいようなものですが、彼女について書こうと思ったとき、この表現が私の中でひらめいたのでした。

「彼女」というからには、その歌い手は女でなければなりません。芸名をちあきなおみというその歌い手に、私は心底驚かされました。

これまで長いこと、ちあきなおみといいますと、タレントのコロッケさんの物まねによって染められた“色”に邪魔をされ、特別注目に値する歌い手ではない、ように私は誤解してきました。

これは明らかな誤解、とんでもない誤解であったことを思い知りました。

2006/11/18 著作権問題→その後

本日は、昨日の本コーナーで書いたことの顛末を書いておきます。

昨日起きたことを振り返ります。

私のサイトを掲載させていただいていますサーバ担当者から立て続けにメールが届いたことで事は始まりました。メールには、私のサイトに載せているNHK関連の動画・音声のファイルのいずれもが「著作権侵害」に抵触しているため、削除して欲しい旨の連絡がNHKから入った、と書かれていました。

そこで、すぐさま問題のファイルの削除に移ればよかったのですが、私は自分が納得した上でないと実際の行動に移れない人間です(^_^;

そのため、結果的にはサーバ担当者には余計な手間をかけさせてしまったことになりますが、NHKの関係者と直接交渉をさせて欲しい旨の返信をしました。

ややあって、サーバ担当者から返事が届き、NHKで著作権を専門に扱う部署(「NHKオンライン>放送番組と著作権」)の担当者の電話番号を知らせるメールが届きました。

2006/11/17 NHKを侵害した私σ(^_^)

本日、予期せぬメールが届きました。本サイトを掲載させていただいていますサーバ担当者からです。

立て続けに3通(実質2通)届き、いずれも、NHKサイドからのクレームで、「早急に対応を採って欲しい」旨の内容でした。が、どちらのメールにも私から確認のメールを差し上げたところですので、未だ対応の段階には入っていません。

私は、自分で充分に納得できないと、動くに動けない性質の人間なのですf(^_^)

クレームの1点目は、「著作権侵害」の問題です。